立山登山 登山編

前回は、立山登山の準備から前日の移動までを書きました。
alasixosaka.hatenablog.com

装備のところで、1日目にはいた靴下が今一でマメができたと書きましたが、その記事を書いた後にYouTubeを見ていると、ヤマレコのチャンネルで、靴擦れと黒爪の防止に関する動画を見つけました。

www.youtube.com
その中で靴下の2重履きが有効というのを見て、やっぱりそういうことかと納得しました。2日目は2重履きだったので、だいぶ楽でした。(まあ、劔に登らずただ下山しただけというのもありましたが)

さて、今回はいよいよ登山のことを書きます。

1日目

室堂まで

前回も書きましたが、ホテルは立山のテトラリゾートというところに泊まりました。朝食なしのプランだったので、朝食はコンビニで買って来たパンを部屋で食べ、ホテルのバスで立山駅に向かう。
立山駅に着いたのは7時過ぎ。既に大勢の観光客でにぎわっていた。ただ、アルペンルートの当日券売り場はそれほど行列というほどでもなかった。剣山荘で泊まり合わせた人に聞いたところでは、その人は7時半に立山駅に来て並んで切符を買ったそうだが、ケーブルの時間は9時半といわれたそうだ。つまり、もっと朝からいっぱい並んで切符を買った人たちがたむろしていたということのようだ。
私は、7時半の室堂直行バスに乗るので、WEB切符を券売機で発券し、駅前のバス乗り場に並んだ。バスは、ほぼ満席だったが、ポツポツ空席もあり、自分の隣の席も空いていた。悪天候でキャンセルしたのか、当日売りが売れ残ったのかよくわからないが。
アルペンルートならケーブルで一気に美女平まで行くところを、バスなので、九十九折れの道を延々と上がっていく。途中、称名の滝が見えるところを通り、バスがスピードをとしてゆっくりと見せてくれた。

称名の滝

室堂に着いたのは8時半頃。こちらも当然ながら大勢の人でにぎわっていた。台風が近づきつつあるが、今のところはいい天気。

室堂。立山連峰が良く見える

すぐ前にある、立山玉殿の湧水で水を汲んでおく。今回は2Lのハイドレーションを持参。立山だけなら、途中で補充ができるし、そんなにいらないと思うのだが、劔のアタックは長時間、給水ができないので2Lくらいは必要かと思いこちらにした。結果的にこの日は500mlくらいしか消費しなかった。ちょっと少ないと思って、山小屋で水を多めに飲んでおいた。標高が高いので水を飲んでおかないと高山病の危険もある。

立山三山

さて、いよいよ立山に登る。まずは雄山から。ある程度予想されたこととはいえ、人が多い。室堂からの登山道は、コンクリートで埋められた石段で、登山道という感じは一切ない。登っている人も、かなり軽装の人もいてハイキングみたいな感じ。
しばらく行ったところにチングルマがいっぱい咲いていた。

チングルマ

人が多くて、とにかく列をなして登っていくという感じ。こんなに大勢でぞろぞろと登るのは、若いころに登った富士山以来だ。

延々と人が列をなしている。奥の左手が立山

途中で、雪渓の脇を通過した。

登山道わきの雪渓

この辺りは豪雪地帯で、夏でも結構あちこちに雪が残っている。アルペンルートといえば、ゴールデンウィークの頃の雪の壁が有名だし。
しばらく登って、振り返ると大日岳(たぶん)が見える。

しばらく登って振り返った景色。向こうに見えるのは大日岳?

いきなり2500mくらいまでバスで登ってきているので、空気が薄く感じて、結構体が重い。一の越手前の急登は結構きつかった。
一の越には9時20分頃到着。

一の越到着。

一の越から東側を見ると結構遠くまで山が見える。

一の越から東側を見る。

一の越を過ぎると、やや登山道っぽくなるが、皆さん雄山を目指しているので、相変わらず、渋滞状態で列をなして登っていく。傾斜がきつくなると特に遅い人が出てくるので渋滞がひどくなる。
それでも予定よりやや早く10時10分頃に雄山に到着。

雄山到着

雄山では、夏の間、神主の方が常駐していて、祈祷をしてくださる。入口でお金を払って、山頂まで登って祈祷をしていただく。祈祷料は¥700。祈祷後はみんなで万歳三唱。

雄山山頂にて

雄山から東を見ると富士山が見えた。

遠くに富士山が見える。

また、北の方には剱岳が見える。

雄山から劔方面を見る。

また、南を見ると、登ってきた室堂、みくりが池が見える。

室堂、みくりが池方面

ここからは、大汝山、真砂岳、別山と縦走していくが、雄山で引き返す人も多いので、かなり人は少なくなって、やっと本来の登山らしくなってきた。
大汝山には、10時50分頃到着。雄山の祈祷で順番待ちをして結構時間を食ったので、予定よりも15分くらい遅れてしまっている。まあ、あまり気にしなくても、この日は剣山荘にたどり着けばいいので問題ない。
大汝山は標高3015mで、今回の登山での最高点。

大汝山

大汝山の直下には休憩所があって、水や食料も補充できるが、特に必要ないので、外のベンチで買って来たおにぎりを食べる。
東を見ると黒部ダムが良く見える。

黒部ダム

大汝山を過ぎるとさらにひとが少なくなって、普通に登山する人しかいなくなった。
真砂岳には、11時40分到着。なぜか遅れが広がっている。そんなに長く休憩したつもりもないのに。
次は別山だが、真砂岳から見ると延々と荒涼とした稜線が連なっている。

真砂岳から別山方面を見る

ここのアップダウンは結構きつかった。特に別山への最後の登りはしんどい。
別山には、12時20分頃到着。ここの区間でほぼ予定通り(コースタイムの80%)。あまり早くない。

別山到着。

別山には祠があったので、参拝しておいた。
別山からも劔が良く見える。ただ、雲が少し出てきた。やはり天気は下り坂のようだ。

別山から劔方面を見る
剣山荘へ

最初は、別山から劔澤に降りてそこから剣山荘を目指すルートを考えていたが、剣御前小屋で、お昼を食べようと思って、剣御前小屋のルートに変更していた。ただ、ちょっと予定よりも遅れていて、小屋の昼食営業が13時までなので、お昼の時間に間に合うか心配になってきた。
劔澤への分岐のあたりで、御前小屋が見えて何とか間に合いそうだと思ってホッとする。

剣御前小屋が見えてきた

また、劔澤方面を見ると、剱岳がかなり大きく見えるようになってきた。

劔澤の向こうに、剱岳がそびえている。

劔御前小屋到着は12時40分頃。30分の遅れが取り戻せない。3000m近い高所で、岩ゴロゴロの足場の悪い道では、コースタイムの80%くらいでしか進めないらしい。
とりあえず、営業時間内には到着したので、ここでラーメンをいただく。
あとは、剣山荘までもう一息。ここからも劔澤に降りてから行くルートと、ほぼまっすぐ行くルートがあるが、まっすぐ行くルートを選択。ただ、帰りは劔澤を通って帰ったが、劔澤経由の方が距離がちょっと伸びるが道は全然歩きやすい。直線ルートは、雪渓を渡る部分が3か所もあった上に、雪渓がなくとも、大きな岩がゴロゴロしている小さな沢を何度もわたる必要があるので、時間がかかるし、体力も削られる。
どの雪渓もそれほど歩きにくいわけでもないし、距離も短いので、一応チェーンスパイクは持ってきていたが、使うまでもないところではあった。劒澤ルートも、剣山荘から劔澤に降りるところで1ヵ所雪渓を渡るが、劔澤に降りてしまえばあとは、比較的歩きやすいので、断然こっちのほうがいいと思った。

途中で渡った雪渓。

結局剣山荘には13時55分頃到着。予定よりも40分遅れ。さいごの岩ゴロゴロと雪渓でずいぶん時間を食ってしまったので、この区間は予定よりも大幅に時間がかかってしまった。
剣山荘は、劔岳アタックの拠点でイメージは劔の麓にある小屋で、槍ヶ岳山荘や奥穂高山荘みたいなイメージを勝手に抱いていたが、ちょっと下った沢みたいなところにあって、水は豊富。小屋の前に、流れっぱなしの水がどんどん流れているし、小屋の中もたぶん同じ水だと思うが、飲める水が蛇口をひねると出てくる。おまけに、温水シャワーもあって、山小屋としては至れり尽くせりの小屋。
この日、途中で休憩しているところで(たぶん剣御前小屋だったと思うが)、女の人たちが、北アルプスはセレブな山と言っていたのを思い出し。まさに、お金さえ出せば、水も食べ物を手に入るし、槍ヶ岳山荘なんか午後はスイーツの営業もやっていたし。
チェックインを済ませて、さっそくシャワーを浴びる。さすがに、石鹸、シャンプーは使っちゃダメと書いてあったが、山小屋で思いっきり汗を流せるのは本当にありがたい。
夕食までまだ時間があったので、売店で手ぬぐいとクリームパンを買って、小屋の外のベンチでクリームパンを食べる。この頃からさらに天気が悪くなってきて、あたり一面ガスがかかり、ポツポツと雨も降りだした。
夕食は17時半から。

剣山荘の夕食。

夕食の時に隣になった人と少し話したが、兵庫から来られた方とのこと。この日に劔に登ってこられたとのことで、3度目の挑戦でようやく劔に登れたとのこと。この方も、アルペンルートのWEB切符の購入に苦労されたみたいで、結局、扇沢から登ってきて、明日、扇沢に降りて帰るとのことだった。劒岳の渋滞はそれほどでもなく、カニの横這いは一人で通過してかえって心細かったと言っておられた。
山小屋では、最近AUがStarLinkのサービスをやっていて、AUの正規ユーザーなら無料で山小屋WiFiが使える。私は、Povoにしか入っていないので、使う場合は、2時間で¥300のコースか24時間で¥600のコースを選ぶことになる。とりあえず、明日の天気を知りたかったので2時間コースで使ってみた。結局、翌朝も天気を調べたので、また、¥300払ってしまったので、24時間コースでもよかったと思った。
調べたところ、台風の進路はまた変わっていて、さらに南寄りのコースを通って、直撃は避けられそうだが、速度が遅くなっていて、明日はずっと台風の影響を受けそうな感じ。台風の話は食事の時もいろいろしていたが、とにかくその時になってみないとわからないので、登る準備だけしておいて、朝起きてから判断することにして寝た。

2日目

結局、劔は断念。

8/12、登山2日目。小屋の朝食は5時半からだが、前日にお弁当をもらっておいて、4時半頃出発の予定をしていたので、4時前に起床。3時ごろから、ごそごそと起きだしている人もいたので、3時以降はあまり寝れなかったが、医者にもらった睡眠薬を飲んで8時過ぎには本格的に寝る体制に入っていたので、結構寝ることができた。あんまりしょっちゅう薬に頼りたくないが、しっかり寝るには、この薬は役に立つ。
食堂に行くと、既にたくさん人がいて、お弁当を食べている。小屋の人が、カップスープの素とお湯、お茶を用意してくれていたので、ありがたく頂戴する。
小屋の窓は、完全に覆われているし、まだ暗いので外の様子は全然わからないが、雨粒が窓ガラスにどんどんかかってくるので、結構雨が降っているのが分かった。
天気予報をチェックするまでもなく、この感じでは劔登頂は断念せざるを得ない。技術があれば、ある程度雨が降っていても登れなくもないかもしれないが、昔、大峰山で雨の日に登って、何度か滑って危ない目にあったので、自分には無理だと思っているし、雨より厄介なのは、風のほう。台風15号はもともと暴風圏はない台風だったが、それでも台風の近くでは強風が吹くし、山では稜線に出れば風がかなり強いことが予想されるので、風の強いなか、足元も滑るし、登るのは危険と判断した。
今すぐ下山してもしょうがないので、とりあえず、寝床に戻って、横になっていることにした。山小屋のチェックアウトは7時。そのくらいに小屋を出ても、降りるだけならまだまだ時間は十分にあるので、7時くらいにお天気を判断して出発時刻を決めることにした。
朝食が終わって6時半頃に、清掃を始めるので、残っている人は部屋から出てくださいとアナウンスがあったので、食堂に移動。まだ、10人以上の人が残っていたが、それ以外の人たちは出発したらしい。劒に登ったのか、そもそも今日は別の目的地があってそちらに向かったのか?
食堂でもう一度山小屋Wifiにつないで、天気予報を見ると、この先10時くらいに大きな雲の塊がやってくるらしいので、もう、降りてしまおうと、出発することにした。

出発~室堂まで

7時15分頃、雨具を装着して出発。雨がしっかり降っているので、スパッツもつけておいた。また、足元が滑ることも考えられるので(昨日、滑って転んだし)、念のためヘルメットをかぶっていくことにした。ただ、ヘルメットをかぶるとレインウェアのフードがかぶれないことに気づいた。まあ、本格的な登山用ではないし、トレラン用に買った軽量レインウェアだから仕方がない。
ルートは劒澤に一旦降りるルートを通ることにした。昨日の道はちょっと通りたくない。
最初に真砂沢に向かう分岐があった。昨日は来るときも通ったはずだが、ここの分岐には気づいていなかったので、間違ってこっちに行きそうになったが、昨日見た分岐は、劔澤とちゃんと書いてあったので、ヤマレコアプリで位置を確認して、違う分岐ということに気づいて、次の劔澤への分岐を左に折れた。
劔澤へは降りるといっても、ほぼ等高線に沿って行く感じ(オリエンテーリングで言うところの、コンタリング)で、道もまずまず歩きやすい。ただ、ガスがかかっていて景色は全くダメ。

ガスの中を劔澤に向かう

途中で雪渓を一度わたる。

雪渓を渡るところ

雨は小降りで、風もそれほど強くない。
ただ、見通しが悪いせいで、道を間違えた。沢底まで降りずに、その手前で右に折れたほうが近道なのだが、分岐をやり過ごしてヤマレコアプリから警告が来て気づいた。アプリで地図を見るとこのまま沢の反対の道を進んでも結局合流するのでそのまま進むことにした。
キャンプ場の中を通る。この雨風では、キャンプの人たちは結構大変だろうと気の毒に思う。

劔澤キャンプ場の中を通る。ガスで良く見えないが、遠くにテントが見える。

しばらく沢底を進み、そこから、やや左手の斜面にとりついて、そこからひたすら登って、剣御前小屋を目指す。途中で、立派なひげを蓄えたおじいさんを抜かして、少しお話したが、この方は一の越山荘まで行かれるとのこと。本来は、私が昨日通った、稜線を伝って、立山連峰を縦走する計画だったみたいだが、山小屋の人に相談してやめた方がいいと言われたので、雷鳥沢の方に降りるとのことだった。
たしかに、御前小屋に近づくにつれ風が強くなり、やはり稜線上は結構な風が吹いている。
御前小屋で少し休憩。ソイジョイを食べる。なにせ、朝食は朝の4時に食べたから。ちょっとお腹に入れておかないと血糖値が下がってしまいそう。
御前小屋まではほぼ1時間。ルートが当初の予定と違うが、ほぼ予定通り。
ここからは雷鳥沢を通って、キャンプ場までひたすら降りる。沢から吹き上げの風が吹いて結構風が強い。
しばらく行くと、お天気が回復してきて、自分のいるあたりはまだ少し雨が降っているが、晴れてるところもあって、前方に虹が見えた。

虹が見えた。

最後まで降りきって、雷鳥沢キャンプ場に着くころには雨はすっかり止んで、日も差してきた。
雷鳥沢のキャンプ場は広大で、大勢の人がキャンプをしているが、外国人(アジア系)の人も目立つ。山小屋に泊まるとお金がかかるのでキャンプにして節約しているのかもしれない。

天気は回復。浄土沢の橋を渡る。

ここから、みくりが池まですり鉢の底から登り返すことになる。道は、もう登山道でなく、コンクリートの石段で、雄山に行くときとおんなじ感じで、ハイカーもたくさんいる。なんか、俗世間に戻ってきたという感じ。
登りきると、エンマ台というところがあって、下に地獄谷がある。荒涼としていて、不気味な感じ。火山ガスが結構噴出しているらしく、冊の中に入らないように注意書きが書かれていた。かなり硫黄臭がする。

地獄谷

その先には、血の池というのもあった。

血の池

地獄は、針山地獄の劔岳だけかと思っていたが、室堂周辺にも結構あった。
9時50分頃、みくりが池に到着。コースタイムの80%でほぼ予定通り。雨の下りで慎重に歩いたので、まあ予定通りだが、いつものようには速度が出てない。

みくりが池

バスは14時半出発なのでまだまだ時間がある。キャンセルして、アルペンルートで下るという方法もあるが、当日のキャンセルは100%のキャンセル料を取られるので、もったいないので、とりあえず、みくりが池荘で温泉に入ることにした。元々は、富山まで降りて市内のお風呂に入る予定だったが、4時間以上は時間を持て余しすぎるので、ここでお風呂に入ることにした。山荘の外のベンチで、レインウェアを脱いでザックにしまい、ヘルメットも外してしまってしまった。
お風呂は、山荘の食堂の奥にあり、大きな荷物は食堂の窓側に置くように指示された。さっき地獄谷があったように、硫黄泉の温泉で、かなりの硫黄臭のするお風呂だった。ちょっとこじんまりしたお風呂で、露天風呂もない。ただ、温泉の成分はたっぷりでいかにも効果がありそうな温泉。
ただ、硫黄臭が結構きつく、家に帰るまで、硫黄のにおいが体についていた。
ゆっくりお風呂につかって、着替えてから、荷物を整理する。それにしても、劔に登らなかったので、水も食料もたっぷり余ってしまった。水はお風呂の洗面台に捨てて身軽になる。山荘の昼食が11時から始まるということで、あと10分くらいでオープンするので、結構行列ができていた。ここで食べようかとも思ったが、まあ、室堂まで行ってしまおうと思って、山荘を出る。
外に出ると、また、お天気が悪くなっていて、ちょっと吹き降りの天気になっている。ただ、室堂まではもう10分くらいなので、レインウェア出すのも面倒なので、そのまま強行突破で室堂のターミナルに到着。

室堂~富山経由で帰宅

とりあえず、お腹がすいたので、レストランに行って食事をすることにした。まだ、11時過ぎなので、めちゃ混みというほどではないが、入るのに順番待ちになっていた。カツカレーの大盛りを注文。さすが、セレブな山だけあってお値段は¥2500。山荘のレストランに並ぶ理由もわかる気がする。
食事が終わってもまだ12時前。まだまだ、時間があるのでティーラウンジに行って、ケーキと紅茶をいただく。こっちももちろんセレブ価格。まあ、この山の上で、こんないいものいただけるので贅沢は言ってられないか。というか、セレブ価格で注文している時点で贅沢か。
時間の関係なのか、席はそれほど混んでいなかった。ゆったりとした席だったので、ここで、登山靴も脱いで、サンダルに履き替える。2時間ほど粘ったが、さすがにあんまり長いをすると悪いと思って、会計に行ったら、大勢並んで待っていた。結構迷惑な客になっていた。まだ、時間があるので、土産物屋を冷やかしたが、ここで買うと荷物が増えるし、それほど興味をひくものもなかったので、冷やかすだけで出て、バスの乗り場をチェックしに行った。あと30分位で出発で、10分前には集合ということだったが、まだだれも来ていないので、ターミナルのベンチに座って時間をつぶす。20分前に行ってみると、既に並んでいる人がいるので、後ろに並んだ。席は決まっているので並んでも仕方ないのだけれど、することもないし。脇に、アルペンルートの美女平行きのバスの列があった。さすがに台風が接近ということで、予想よりも少ない感じがする。お天気が良ければ、14時頃といえば、きっと大行列になっていたのではないかと思う。
14時半にバスで一気に富山まで向かう。予約時にほぼ満席だったはずだが、空席が目立つ。乗車率は2/3くらいといったところか。悪天候でキャンセルした人が多かったのだろう。出発したときは雨はやんでいたが、途中でまた降ってきた。富山駅前には17時過ぎに到着。新幹線は19時39分発なので、富山でもたっぷり時間がある。あとで、時刻表を見て気づいたのだが、19時36分発の「かがやき」があって、こっちにしておけば敦賀には20分以上早く着く。早くついても、どうせサンダーバードに乗り換えて同じ列車になるのだが、準備のところで書いたように、「つるぎ」でサンダーバードに乗り換えると乗り換え時間がめちゃくちゃ短いので気がせく。なのに、JR西の予約サイトでは一番最初に「つるぎ」に乗る経路が出てくるので何も考えないとこっちを選んでしまう。あまり親切とは言えない。
なんにせよ時間がある。お風呂に入る予定をしていたので当然なんだけれど。予約の変更もできるが、早割の切符を買っているので、変更すると差額を取られるので、予定通りの列車で帰ることにした。
とりあえず、JRのエキナカ(とやマルシェ)のレストランに行ってみたが、すごい行列で並んでいる。時間があるから並んでもいいけど、そこまでするほどおいしいのかという疑問もあるので、富山地鉄の駅の方に行ってみた。とやマリエの1Fにフードコートがあって、ここで海鮮丼をいただいた。こっちの方は、観光客はあまり来ないみたいで、地元の高校生っぽい人たちが食事をしながらだべっているという感じだった。
食事を済ませて、駅前のローソンに向かう。実は、2日前にここで1日目の朝食と昼食(行動食といった方が正しいか)を調達したときに、おにぎりを2個買っていて、ドリンク1本サービスのクーポンをもらっていたので、帰りの電車の中で飲むようにドリンクをもらうために行った。
ローソンの隣にCICというビルがあって、その1Fに地元の特産品を売っているお店があったので、ここでお土産を購入した。駅のお土産物屋と違って、すいていてゆっくりと買い物することができた。
帰りは、特にトラブルもなく無事に家に帰りついた。
それにしても、昨年といい、今年といい、また登り損ねた山ができてしまった。奥穂高岳もそのうち登りたいし、劒は体力のあるうちでしか登れないし、困ったもんだ。
とりあえず、劔に関しては次は、早月尾根からチャレンジしようかとも思っている。

立山登山  準備~前日

今回の記事は長くなったので2回に分けています。
今年のお盆休みはどこに行こうかと考えて、立山、劔を登ろうと計画しました。なぜ、劔がタイトルにないかというと、台風の影響で劔岳には登れなかった(登らなかった)からです。そのあたりの詳細は後の方に書きます。

準備

まず、立山、劔に決めるまでですが、昨年登れなかった北穂、奥穂に行こうかとも思ったのですが、お盆の上高地は凄まじく混むので、以前から登ってみたかったし、あんまり年取ると難しくなる劔岳にチャレンジすることにしました。

ルートについて

まず、どういうルートで登るかということですが、劔岳は一日では無理で、どうしても山小屋泊になります。先に劔に登るか、立山に登るかですが、本当は劔に先に登る方が体力的にはいいのかもしれませんが、先に劔に登るとなると、どこに泊まるかが問題になります。腰があんまりよくないので、山小屋のかいこ棚で寝るのは極力避けるようにしているので、劔で1日、立山で1日という感じ、劔を先にすると、ホテルを出発して劔に登って山小屋に泊まって翌日立山に登って下山というルートになりますが、その場合は室堂で泊まるしか時間的に難しい。室堂にはホテル立山というホテルがあるのですが、ものすごく高いし、混む時期は一人では泊めてくれないので無理。ホテル立山は8月いっぱいで営業を終了することになっているので本当は泊って見たかったのですが。
その他、室堂周辺には、みくりが池山荘、室堂山荘、雷鳥荘などの宿泊施設はあるものの、どれも基本的には山小屋で、ベッドで寝るという感じのホテルではない。普通の山小屋よりも設備はいいですが。特にみくりが池山荘と雷鳥荘は温泉付きですし。
そうすると、先に立山に登って、山小屋泊、翌日劔に登って下山というルートになる。基本線はそういうことに決めて、じゃあどこに泊まるかということになる。劔に登るなら、剣山荘か劔澤小屋に泊まるのが一般的らしい。どちらもいい小屋で、水は豊富でシャワーもあるという山小屋としては天国のような小屋。どちらにするか迷ったが、劔岳もお盆は結構混んで渋滞するらしいので、それならなるべく近い剣山荘にしようと決めた。計画を決めたときは、剣山荘の予約がもう始まっていて、まだお盆も全然予約できる状態だったので、今度は何日に登るかというのを決めて予約しないといけない。今年は、山の日が火曜日になっていて、サラリーマンは8-16まで9連休という人も多いという。なら、真ん中変ならまだましかなと思って、山の日に立山に登って、剣山荘に登ろうと8/11を予約した。

ホテルと交通について

じゃあ前日はどこに泊まろうかということで、室堂まではアルペンルートを使っていくことになるので、富山側なら富山市内か立山駅周辺、長野側なら信濃大町周辺ということになる。便利なのは富山側からなので、結局立山駅周辺のホテルということで、テトラリゾートというホテルにした。ここは登山者のために夕食のみで朝食なしのプランが設定されているので、ここに決めた。
そうすると、立山駅までは富山地方鉄道で富山から行くことになる。富山まではサンダーバードと北陸新幹線を乗り継いでいけば良い。立山駅から室堂はアルペンルートを使うことになる。アルペンルートは最近WEB切符というのを発売していて、行きだけだが、あらかじめ乗る時間を指定して乗ることができる。これなら計画が立てやすい。立山を登って、剣山荘まで行くには、遅くとも10時には室堂を出発しておきたい。立山駅から室堂までは1時間半くらいなので、ゆっくり朝ご飯を食べる時間もあるにはあるが、まあ、早く出るに越したことはない。
アルペンルートのWEB切符はいろいろ種類があるが、立山から室堂に行って戻ってくる場合は、スタンダードWEB切符という商品になる。こいつは乗車する日の大体1か月前に販売になる。8/11の分は7/10の15時に発売開始となっていた。そこで、その時間にアクセスする。7時台の切符を選んで買おうとすると、ダメっと言われる。おかしいと思って戻って選択しなおそうとするとすでに7時台は売り切れ。8時台を選んで同じようにするが、もたもたしている間に売り切れてしまうようでまた同じことになる。そうこうしているうちにあっという間に午前中の分が売り切れてしまって買うことができなかった。ならば、帰りは扇沢経由にするという手もあると思って見に行ったが当然ながらこちらも売り切れ。ただ、逆ルートの扇沢から立山に抜けるルートはまだ朝のチケットが買えたのでとりあえずこれを押さえることにした。実は山小屋で少し話した人も立山側から登ろうと思ってWEB切符を買いに行ったら買えずに扇沢から来たという人もいた。
ただ、8/11は立山から室堂までの直行バスが運行されているようで、それが7/27日に発売になるので、こちらに賭けることにした。
7/27の発売当日。今度は朝の10時に発売開始。前回は簡単に買えるだろうと思ってなめていたので、タブレットでアクセスしたが、今度は有線LAN接続で、CPUスピードも速いパソコンでアクセスすることにした。出発地点を立山駅でなく、立山駅前にしないといけないのがわからなかったので、出発を立山駅で選択して商品が出てこなくて、何度もアクセスしなおしてようやくたどり着いたが、まだ7時台の切符が残っていたので無事に買うことができた。よく見ると直行バスの案内に出発地点を立山駅前にして買うようにちゃんと書いてあった。まあ、とりあえず行きに関してはこれで席が確保できたので一安心。問題は帰りということになる。帰りは時刻指定ができないので、順番に並ぶしかないらしい。室堂でバス待ち、美女平でケーブルカー待ちが発生して早めに並ばないと下山できない。できても予約している新幹線に乗れないという事態もありうる。まあ、その辺は行ってみないとわからないし、計画では13時過ぎには降りてこれる予定になっている(劔での渋滞を多少は考慮しても)ので待っていれば降りれるだろうと考えることにした。

富山駅までの直行バスを発見

とは言え、帰りの時間は気になるところなので、アルペンルートの時刻表やら、富山地鉄の時刻表を見ていたら、富山地鉄のサイトに室堂~富山駅間の直行バスのバナーを発見した。アルペンルートは立山黒部貫光という会社がやっているので、富山地鉄とは別会社。アルペンルートのサイトばっかり見ていて全然気が付かなかった。たぶん、知らない人も多いのではないかと思う。結構直前に発見して、見に行ったらまだ席が空いていたので予約した。予約は発車オーライネットで行う。8/6に購入したがまだ席が3つ空いていた。ちなみに、1日一便だけで、室堂発は14:30、富山着が17:00。トラブルがあったり、劔の渋滞がひどかったりしたら乗り遅れる可能性もあるが、その時は素直にアルペンルートに並んで乗ることにしてとりあえず席を確保しておいた。
ちなみに、富山発は6:30で室堂着は9:00になっている。

装備について

持ち物、服装についてですが、室堂あたりは標高が約2500m、立山の大汝山で3015m、劔岳で2999m。なので室堂から山頂までで大きく気温が変わるわけでもない。初日は行動は基本日中なので、まあ薄手の長袖で十分かなという感じ。ただ、2日目は早朝に劔にアタックする予定なので、ちょっと寒いことが予測される。剣山荘あたりの最低気温予測は5-10℃くらいになっていたので、真冬の日中くらいの覚悟は必要。
なので、ズボンは春秋用の中手のもの、念のためにタイツを用意。シャツは、初日用はモンベルの薄手の半そでTシャツに、ウィックロンの長袖シャツ。2日目用は、ファイントラックのメリノスピン長袖に、モンベルのトレイルランナー。防寒用に薄手のフリースを用意。寒ければ、いろいろ持っているものを重ね着することでしのぐことにして荷物を極力減らすようにした。移動用には、半袖のTシャツに半袖のシャツ。ズボンは薄手の長ズボン。
靴はスポルティーバのTX4。この人ために買ったといってもいいくらいの靴。
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霊仙山に登った時に左足のくるぶしあたりが擦れていたかったが、中敷きを変更して、近所を散歩して特に問題なさそうだったのでこれにした。
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靴下は、初日が厚手の足袋状のやつ。2日目がファイントラックの薄手5本指と厚手の2枚履き。初日の靴下はあまりよくなかった。両足の親指の裏にマメができてちょっと痛かった。
後は、雨具。雨は山でも平地でも会う可能性が高いので、レインウェアの上下にスパッツと傘も用意した。
後は、劔に登るのでヘルメットも必須。初日と移動時用に普通の帽子も用意。
あとは岩場を登るように手袋を用意。ホームセンターで買った安物の薄手のゴム手袋。これは、石舞台100の時に買ったもの。田口さんのお勧めだったが、冬のトレランではあまり使わなかったが、岩場を登るときはグリップが良さそうなのでこれにした。

行動食は、ソイジョイが1日2個の計算で4つ。エナジージェルが1日1個で、計2つ。アミノバイタルのジェルが1日、青と赤一つずつで計4個。ミックスナッツ1袋、柿の種2袋。えいようかん1個、M&Msのチョコを一袋を用意した。基本的にお金さえ出せば山小屋でいろいろ購入できるし、お昼を食べれるところもあったりするが、一日動くと結構カロリーを消費するので念のために多めに持っていくことにした。もっとも、結局ソイジョイを1日1個しか消費しなかったが。(2日目は劔に登らずに下山したというのもあるが)

それ以外に、ヘッドライト、モバイルバッテリー、ポイズンリムーバー、エマージェンシーヴィーヴィーなどの救急用品。また、靴擦れもちょっと心配だったので、ウルトラウォークの時にもらった靴擦れ防止の綿を持参することにした。また、霊仙山のときにこけてケガをしたので、カット綿とテーピングテープを持っていく予定だったが、カット綿を忘れてしまっていた。初日にこけてちょっと手を擦りむいたので、いざ出そうと思ったらなかったので仕方ないのでティッシュペーパーで代用した。
あとは、膝に貼るニューハレVテープも2日分、合計4つ用意した。

登山前日、立山まで

8/10立山に向けて自宅を出る。台風15号が接近中、しかも何故か東からやってくるという変な台風で、予報では、山小屋に泊まる11日の夜にほぼ直撃コースになっている。あんまりいい予感はしないが、台風なのでまだ進路が変わることもあるし、とりあえず、室堂までは行ってみようということで出発した。
しかし、JRの琵琶湖線で人身事故があり、列車が遅れている。台風といい、列車の遅れといい最初からなんだか不穏なムードが漂う。サンダーバードに乗れなかったらシャレにならないので早めに家を出る。普通列車は時間通りに動いていたが、高槻で乗る予定だった新快速は大幅遅延で、快速(高槻からは普通)に乗るようにアナウンスがあった。案の定というか、やってきた快速はめちゃ混み。新快速一本分の乗客がプラスされているので当然か。通勤列車並みの混雑に耐えながらなんとか京都駅に到着。10分近く遅れて到着。それでもサンダーバードの時間までには少し余裕があった。お弁当を購入し、ホームで待っているとこちらは時間通りに入線。ところが、湖西線でもダイヤが乱れているらしく、サンダーバードも3分くらい遅れて敦賀に到着。ここで北陸新幹線のつるぎに乗り換えの予定。いつも思うのだが、つるぎとサンダーバードの乗換ってもう少し時間に余裕を持たせられないのかな。ほとんどトイレにも行く時間がない乗換時間の設定になっている。一応サンダーバードが遅れたらつるぎは待つことになっているが、たいてい乗り継ぎ時間が10分ない。せいぜい15分とか20分くらいあけておけばいいのにと思う。

スマホを忘れて大慌て

この日もつるぎは待つというアナウンスが入ったが、早めに降りたほうが無難と思ったのがまずかった。サンダーバードの中にスマホを忘れてしまっていた。気が付いたのは新幹線の改札を通ってから。慌てて戻って駅員さんに事情を話して改札を通してもらってサンダーバードに戻る。すでに清掃が始まっていて、列車の扉が閉まっていた。なかの清掃員に話をすると、指であっちに行けと指示された。よくわからんが行ってみるとまた別の清掃員が中にいるので同じことをするとまた同じ応答。どうも列車の端に行って車掌に話をしろということらしい。端っこまで行って車掌さんに事情を説明して、号車を話して探してもらって、無事にスマホは回収。また、大急ぎで新幹線の改札に戻ったがつるぎはすでに出発した後。改札の駅員に事情を話すと、次のはくたかの自由席に乗ってくれということなので、つるぎの1本あとのはくたかに乗ることになった。まあ、新幹線は敦賀が始発なので自由席でも全然問題ないし、この日はホテルに行くだけで、時間に余裕を持っていたからホテルに着くのが多少遅れる程度で大した問題にならないのが不幸中の幸い。それにしても、東海道新幹線みたいに全車指定になっていたらどうなっていたのだろうか? 最悪は切符の買い直しになっていたかもしれない。まあ、とにかくスマホは手元に戻ったし、追加で料金も発生せず、目的地に向かうことができたのでほっと一息。時間を調べてみると予定よりもホテルの着くのが1時間ほど遅れるみたい。
ちなみに、新幹線の自由席はガラガラだった。アナウンスでは指定は満席ということだったが、福井や金沢で少し乗ってきたが、結局富山までガラガラのまま。北陸新幹線の自由席は意外に穴場だということを知った。

富山地鉄はローカル

富山で降りて富山地鉄に乗り換えるのだが、その前に明日の朝食と昼食を購入しないといけない。幸い時間は30分ほどあるので、駅前のコンビニでパンとおにぎりを購入。富山地鉄の乗り場に向かう。富山地鉄はICカードが使えない。正確に書くと、専用のICカードは使えるが、全国共通のICOCAやSUICAが使えない。なので、現金で切符を購入。列車は2両編成。電車はいかにも古く、中は少しかび臭い。富山地鉄はあいの風富山鉄道(旧JR北陸線)と並行した区間について営業終了を検討するとアナウンスしているが、経営はかなり苦しいのだろう。この時期はアルペンルートに行くお客さんがいて、立山線はいいのかもしれないが、本線は新幹線の駅(黒部宇奈月温泉駅)ができたので富山から宇奈月方面に乗る人がかなり減っているのだろう。アルペンルートも立山駅に車で行ってそこからケーブルカーに乗る人も多いみたいで、帰りのバスから見てると駐車場に車があふれかえっていた。個人的には、何でもかんでも車というのはいかがなものかと思っていて、特にアルペンルートなんか、自家用車乗り入れ禁止なのに、途中まででも車で行こうという人が多いのはなぜだろうと思ってしまう。まあ、車は確かに便利だが、お盆は渋滞も考えないといけないし、運転するとそれだけで体力も使うし、鉄道があるなら鉄道使った方が地球のためにも優しいと思うのだが。
まあ、いかにもローカル線という富山地鉄に乗って旅するのは個人的には悪くないと思っている。そういえば、鉄道写真家の中井精也さんも最近富山地鉄に乗って、写真を撮っていたみたいで、NHKで放送されていた。午後ということもあって、アルペンルートに向かうという感じのお客さんは少なく、地元の高校生が結構乗っている。すれ違いで富山に向かう列車は逆にアルペンルートから下りてきたという感じのお客さんがいっぱい乗っていた。途中、岩峅寺というところで、不二越・上滝線に接続。こちらからも富山駅には行ける。

途中の岩峅寺駅。

立山駅に近づいたところでずっと右岸を走ってきたが、鉄橋を渡って左岸になる。ここで、列車が速度を落として、川にかかる橋と、砂防堰堤のアナウンスがあった。

忠願寺川に架かる橋。奥にある立山連峰は見えない(残念)。

たしか、中井精也さんが写真を撮っていた当たりのはず。
立山駅には16時過ぎに到着。

立山駅のホーム

ホテルは駅から徒歩だと1時間くらいかかるところなので、電話して迎えに来てもらう。ホテルはいかにも観光ホテルという感じのところで、部屋は和洋室になっていて、ベッドが2つに、畳の部分がまた同じくらいの広さであるという、一人で泊まるには何とも贅沢な部屋だった。温泉の大浴場もあっていうことなし。夕食は宴会場みたいなところで食べた。

夕食の御膳。

肉に、焼き魚に、刺身に天ぷらにおまけにデザートまでついていて普段ならちょっと多いと思うくらいだが、翌日が登山なのでこのくらいでもいいかなという感じの夕食。
また、ロビーにはコーヒーサーバーがあって飲み放題。ロビーの壁にあった曼荼羅の絵を眺めながら食後のコーヒーをいただいた。この曼荼羅は、立山と劔を描いていて、右側が立山で極楽を表していて、左側が劔で、地獄を表している。江戸時代は立山は山岳信仰の盛んなところで多くの参拝客が登って行ったらしい。一方で、劔岳の方は、針山地獄にたとえられ、登る山ではないという認識だったらしい。剣岳に本格的に登るようになったのは明治以降のことらしい。

ロビーの壁にあった、立山、劔の曼荼羅

さて、翌日からいよいよ登山というところですが、長くなったので、一旦ここまでにします。

常念岳に登ってきました。

いよいよ夏山シーズン到来ということで、今回は、北アルプスの常念岳に登ってきました。
常念岳は槍ヶ岳の東、表銀座の南に位置する日本百名山の一つです。
夏季は土日限定ですが、穂高駅からバスで三股まで行けるので、バスを利用して日帰りで登ってきました。
例によって、杜撰な計画が露呈してしまって、帰りのバスの時間に間に合わないのではないかとヒヤヒヤしながら急いで下るという展開になってしまい、またまた反省の多い登山になってしまいました。
その辺は後程詳しく書くとして、まずはバスについてです。
バスは安曇野市が市内のタクシー会社に委託して実施している実証事業で、車が駐車場から溢れて路駐した車が通行の妨げになっているために、そのあたりを解消するために行っている事業のようです。
バスは予約制で、発車オーライネットからWEBで予約します。バスは、JR穂高駅を出発して、しゃくなげの湯、ほりでー湯を経由して三股まで行きます。今回は、穂高駅前のホテルが取れなかったので、しゃくなげの湯に近いペンションに泊まることにして、ほりでー湯から乗ることにしました。
登ったのは8/1で、前日、長野での仕事を終えて、松本経由でJR穂高駅に向かいました。問題は穂高駅からの移動手段で、安曇野エンジョイバスというコミュニティーバスが走ってはいるのですが、穂高駅に着いたときは最終便が出てしまった後なので乗れません。タクシーで行くという手もあるのですが、今回はレンタサイクルを使ってみました。HELLO CYCLEというレンタサイクルが安曇野市でも利用できて(高槻にもある)、こいつを使えばステーションのある所ならどこでも乗り捨てできるので、穂高駅前から借りて、しゃくなげの湯で乗り捨てにすることにしました。始めて使うので、いろいろと手間取って、しかも最初にレンタルした自転車が前輪の空気が抜けていたので借りなおすということもあって、結構時間がかかってしまいました。慣れればすぐに乗り始めることができると思います。
自転車は電動アシスト付きなのですが、しゃくなげの湯は、アルプスの麓の部分にあって、谷底の駅からは結構上るので、意外にしんどかったです。途中のコンビニで翌日の朝食と昼食を購入、しゃくなげの湯で自転車を返して、ペンションまでは徒歩で5分くらい。宿に着いたのは18時過ぎでした。今回宿泊したのは、メイプルリーフというおしゃれな名前のペンション。ちゃんと登山者のために、夕食のみで朝食なしのプランを用意してくれていて利用しやすかったです。また、夕食はフレンチで、量も丁度良く、何よりもすごくおいしかったです。ここにして正解でした。また、お風呂もちょっと変わっていて、大きな五右衛門風呂のような感じで、浴室に入るとでっかい桶がどーんと目の前に現れてちょっと驚きました。
翌日のバスが5:25ということで、食事をして、お風呂に入って、翌日の準備をしているとあっという間に10時くらいになってしまい、結構慌ただしく寝ることになりました。
翌日は、いよいよ登山の日です。4時半くらいに起きて、コンビニで買って来たパンを食べて、出発の準備をして5時10分頃に宿を出発。しゃくなげの湯に行ってみると、HPでバス停と指定されていた所と別のところに登山の格好をした集団がいたので、そっちに行ってみると、タクシーを待っている人でした。この人たちはバスがあることを知らなかったみたいで、そんなのあるのという返事が返ってきました。
改めてバス停のところに行くと、3人待っている人がいて、結局、ここからは5人乗ったが、既に穂高から乗ってきている人も多くほぼ満席状態。さらにほりでー湯から2人乗って、バスは満席。バス自体がコミュニティーバス仕様のワゴンタイプなので10人ちょっとしか乗れないというのもあるが。
30分ほどで三股の下のゲートに到着。すでに駐車場は満車で、下の第二駐車場から歩いている人が結構いた。
トイレを済ませて、6時過ぎに出発。最初は林道を三股まで沢に沿って行く。三股で入山時の簡単なチェックがあったが登山届を出しているかくらいしか聞かれなかった。入山料もなし。
ここで、蝶ヶ岳に向かう道と常念岳に向かう道に分かれて、本格的な登山道になる。初手から結構な登りだったが、こんなん序の口だった。登山道入り口の標高は1300mくらい。これでも関西に住んでる身としては結構高い標高だが、ここから一気に2200mくらいまで急登が続く。ただ、この辺りは普通のトレイルで登りが延々続くというだけなので、めちゃめちゃしんどいということもないし、まあ、3日前に登りのトレーニングをしたおかげで体がちょっと重かったし、標高が2000mに近づくあたりから空気の薄さもあってスピードが上がらなかったが。それでもこの辺までは予定よりもかなり早くこなすことができていた。
大体いつも、日帰りの登山の時はコースタイムの70%で予定を立てて、基本それより遅くなることはなく、だいたい帰ってみると60%くらいで登ってこれていることが多い。今回もここまでは順調だった。
ところが、樹林帯を抜けると、岩場の連続、簡単には登らせてくれない。はしごが一か所だけで、あとは鎖もロープもないし、とにかく技術で登っていくしかない感じ。途中に何か所もどこを登るんだという感じのところがあった。こりゃ、帰りはもっと大変かもと思ったが、下りの方が意外にも簡単に降りてこられた。慣れてきたせいもあるのかもしれないが。

樹林帯を抜けたところから振り返って松本方面を見る

なので、樹林帯を抜けた2200mあたりから、前常念岳までは極端にスピードが落ちてしまった。それでも、前常念岳には予定よりも30分早く着いたが。

前常念岳の山頂

前常念岳までくるとちょっと開けた場所があるので、結構休憩している人が多くいた。それにしても、あれだけ車が止まっていたのに、ここまでそれほど人に合わなかった。まあ、蝶ヶ岳に行く人もいるはずなので、分散しているせいもあるのかな。
山頂目指すなら、あまり余裕がないことがわかってきたので、ここは休憩を取らずに山頂まで一気に行くことにする。
しばらく登ると、蝶ヶ岳方面への稜線が見えてきた。

奥に蝶ヶ岳方面への稜線が見える。

ただ、足元は相変わらずの岩稜帯で、スピードはちっとも上がらない。おまけに空気が薄くて息がすぐに上がる。

行く手を阻む岩稜帯

ただ、ところどころ歩きやすいところもあったし、なによりも傾斜は緩くなった。しばらく行くと常念岳が見えてきた。

常念岳が遠くに見えてきた

右手を見るとアルプスの峰々が連なっている(どれがどの山かよくわからんが)。

北アルプスの峰々

やがて、主稜線が見えてきた。

主稜線に出たところ(下に常念小屋が見える)

主稜線まで出れば山頂はすぐ目の前。とは言え、結構そびえている。またまた、岩登り。10時丁度に山頂に到着。予定よりも20分早いが、前常念からここまででの区間だと予定よりも10分遅れている。

常念岳山頂に到着。

丁度山頂におられたおばさまに写真を撮ってもらった。この方は、前日は蝶ヶ岳ヒュッテにテント泊でここまで来られたそうな。
山頂はさすがににぎわっている。まあ、蝶ヶ岳から来る人もいるし、一の沢から登ってくる人もいることなので。
山頂直下で、前日に買ったおにぎりとバナナを食べる。
ただ、あまりのんびりしていられない。下りもどうせ時間がかかるだろうから。
今回は単純往復のピストンルート。蝶ヶ岳を回るルートも考えたが、かなり距離が延びるので、やめにした。やめておいて正解だった。コースタイムの計算上は最終のバスに間に合う計算だったが、この感じだと間に合わなかった可能性がある。体力的にも結構きついし。
案の定というか、当然だが、前常念岳に戻ってきたときは、予定時間丁度くらいになっていた。山頂で休憩して10分使って、山頂から前常念岳まで帰りも10分オーバーのタイムでここで、予定タイムに追い付かれてしまった。登ってくる人が結構いるので、結構待つ時間もあって下りも岩稜帯では速度は上がらない。しかし、こっちが広いところで待っているのに、途中で止まる人がいるのには閉口した。急げとは言わないが、泊ってスマホ見るのはどういう神経しているのかと言いたくなる。
ようやく岩稜帯を抜けるあたりで、休憩している人に声をかけられた。同じバスで来ていたのか、登りの時に出会った人なのか、もう山頂まで行ってきたのかという感じで話しかけられた。こちらは記憶にないのでどこであったかわからないか。同じくらいの年の人だった。これから蝶ヶ岳のヒュッテまで行って泊るそうだ。前回は一の沢から登って楽に登れたが、こっちのルートはきつくって大変というようなことを言っておられた。ただ、この先は岩稜帯で技術はいるが体力的にはたいしてきつくないので、頑張ってくださいと声をかけて別れた。
樹林帯に入ると、スピードがあげられるので、走れるところは走ることにして急ぐことにした。前常念岳から樹林帯までの岩稜帯で予定タイムをオーバーしていることが明白なので。一応予定タイム通りならそれでもバスの時間まで30分あるので、ゆとりの時間は30分あるにはあるが、乗り遅れたらシャレにならないので、急げるところは急ぐ。
結局、林道に出るまでは1㎞ごとのタイムが全然上がらずに焦ったが、林道区間が1.5㎞ほどあって、そこでタイムを稼ぐことができたので、ゲートに着いたのはほぼ予定した通りの時刻で収まって、バスの発車まで30分ほど余裕のある時間についた。
帰りもバスはしゃくなげの湯で降りてお風呂に入ってから帰ることにした。
帰りのバスの運転手さんは行きとは別の人だったが、良くしゃべる人で、バスが小型なのは、駐車場で展開するスペースがないからだそうで、駐車場の駐車エリアを制限して展開場を確保すれば大きいバスも使えるらしい。また、運行が週末だけなのはやはり運転手不足らしい。安曇野市の登山バスは、中房温泉へ行くバスが主力だそうで、こちらは、絶対に積み残さないように増便するのでそのための運転手も確保する必要があったりするので、三股行きに人を多く回せないし、予約制で1台だけで運行しているらしい。また、ほりでー湯から出る便もあるので、行きはほりでー湯から乗るのがおすすめとかいろいろしゃべってくださった。
しゃくなげの湯は、¥700で入ることができて、ここら辺のスーパー銭湯よりもずっとお得感が高い。お食事処も併設されていて食事もとれるのだが、エンジョイバスがお風呂から上がって15分後だったので、アイスだけ食べてバスで穂高駅に向かった。穂高から松本に出て、松本から名古屋経由で帰宅した。

今回は、タイムの見積もりがうまく行かず、結局予定したバスに乗れたものの、余裕で降りてこれるはずが、間に合わないかもという感じで焦って降りてくる感じになってしまったので、帰ってからもう一度コースタイムと自分のタイムを比較してみた。コースタイムは念のため、いつも使っているヤマレコ以外に、Yamapと山と高原地図のコースタイムも比較してみた。すると、それぞれでコースタイムが結構異なっていることが分かった。ちなみに、コースタイムはヤマレコが一番短くて9:48。次がYamapで10:55。これだけで1時間以上差があるが、山と高原地図ではなんと13:20となっていて、ヤマレコに比べて3時間半くらい長い。コースタイム13:20だと日帰りではギリギリのタイムという感じになる。ここまで違うと一体どれを信じたらよいのかという感じがする。
ただ、山と高原地図では、稜線(常念小屋からの)に出てから山頂までのタイムが登りも下りもどちらも5分となっていて、いくら何でも違うんじゃないのという気はした。自分の場合は登りが11分、下りが4分だった。なので登りは220%もかかってしまっている計算になる。ヤマレコはこの区間のコースタイムの設定がないが、Yamapは登りが15分、下りが10分という比較的妥当な設定になっている。
自分のタイムと比較すると、ヤマレコで70%、Yamapで63%、山と高原地図だと51%になる。じゃあ、これを他の山にも単純に適用していいのかというと多分そうでもないだろうと思われる。ただ、とくに今回のように乗るバスがピンポイントで決まってしまっている場合などでは事前に比較検討しておくのも有効なんじゃないかと思った。また、岩稜帯では思いの外時間がかかるというのも考慮に入れておく必要があるだろう。
いずれにしても、計画を組む場合の良い教訓にはなった。次回以降にいかしていきたいと思っている。
まあ、全体的には、北アルプスの百名山に登って、温泉も楽しめて満足な登山だった。

霧の霊仙山

3連休の中日に霊仙山に登ってきました。
現在、榑ヶ畑登山口からのルートが崩落のため通行止めになっており、公共交通機関を使って登れるのは柏原駅からのルートのみとなっています。
ヤマップの活動記録などを見ると、車を使って南側の今畑の方から登る方が多いようです。こちらの方が距離が半分くらいで済みますし、かなり楽に登れるようです。
私は、当然柏原から登りました。
柏原駅は東海道線ですが、JR東海の区間なので、JR西からだと、2社にまたがることになるのでICOCAを使っていくことができません。ですので、あらかじめ駅で切符を購入する必要があります。このあたり、地味にめんどくさい。JR各社はオンラインでの切符販売にどんどん力を入れていっているのですが、在来線を乗り継いでいくときくらい通しでICカードを使えるようにならないのかと思ってしまいます。
米原まではJR西の新快速で行き、そこから今度はJR東海の豊橋行きに乗り換え。JR西と東海は、比較的仲が良いので接続はスムーズですぐに発車。3連休とあって、列車は結構混んでいて、米原からは立ち乗りの状態。
9時丁度に柏原駅に到着。登山道にはトイレがないので、ここでトイレを済ませて、熊鈴なども準備して、出発。柏原駅は旧中山道に沿いということでちょっと風情のある感じになっている。

柏原駅

駅前には旧街道の案内板もある。

旧街道の案内板

国道21号、名神高速を越えて南に下る。名神を越えたところに、登山届のポストがあり、一応ここから登山道のよう。

登山口

ただ、しばらくは舗装路が続く。正面の山の方を見ると、ガスに覆われて何も見えない。一応3連休中では一番天気が良いという予報だったが、このままでは山頂からの眺望は期待できそうにない。
しばらく舗装路を行くと分岐があって、ここから林道に入る。

舗装路都の分岐。左手の林道が登山道。

しばらく林道を行く。昨日も雨が降ったのか(大阪は結構いい天気だったが)、地面に水か結構流れている。しばらく行くと一合目に到着。

一合目

この辺りはずっと沢沿いで、山から染み出した水が道を濡らしているところが多くある。活動記録を見るとヒルに噛まれたというのが結構あったが、なるほどこういうところならヒルが出ても不思議はないかもしれない。
やがて林道が終わり、いよいよ登山道らしくなり傾斜も少しずつ険しくなる。
沢を上り詰めたあたりが2合目で、2本杉がある。

2合目の2本杉

稜線に出ると風が少し通るようになって、ちょっと涼しい。
今回は、夏山登山のトレーニングを兼ねる意味合いもあって、ミドルカットの登山靴に、普段は使わない、レイウェイのザックを使った。コロナの前にキットで買って作ったものだが、結局1回くらいしか使っていない。容量がちょっと大きいのと、軽量の割に担ぎにくく思ったほど楽でないことなどが理由。あえて使った理由は、担ぐ練習という意味合い。ただ、一応パッドがあるものの、軽量化のために、形状がふにゃふにゃで方に荷重が全部かかる構造なので肩に来るのでしんどい。久々に担いだが、思った以上に担ぎにくく、二度と使わないと思った。最近のザックはその辺のところがうまくできていて、肩で担ぐというよりも腰で担ぐようにできているので重さの割に楽に担げる。重さよりも担ぎやすさだと改めて実感した。
alasixosaka.hatenablog.com
だんだん登りがきつくなってきたが、トレーニングなので、休むことなくかなりハイペースで登った。柏原から登る人は少ないのか、途中で全然人には会わなかったが、蜘蛛の巣に全然引っかからないので、だれか先に登っているのだろうと思った。そうすると、若い男女の4人組に出会った。どうも外国の方の様子。この後、何人か抜いたり、すれ違ったりしたが、柏原から登っているのは大半が外国人(東南アジア系と思われる)だった。
途中で、ヤマレコアプリからコース外れの警告が来た。そんな分岐があったかなと思って、アプリを開いてみると、少し手前に分岐があり、そこを右に巻道の方に行くのが正式な登山道のようだった。このまま進んでも元の道に合流しそうだったが、一応戻ることにした。分岐に戻ってみると、間違えた道の方が広く、正規のルートの方が細くって、おまけに標識も何もないので、そりゃ間違えるだろうという感じ。

間違えた分岐。右が正規ルート。左がバリエーションルート。

4合目に避難小屋があり、この辺りでまた外国人の団体さんを抜いた。全員が知り合いなのかよくわからないが、帰りにすれ違った人を含めると結構な人数だった。見た目はみな同じよう感じで同じ国の人のように見えたが実際のところどうなのかは話をしてないのでわからない。
7合目付近に継子穴というのがあった。危険と書いてあったのであえて近づかなかった。この辺りから霧が出始めて視界も悪く、下手に落ちたら命はないと思ったので。

継子穴

ここで、前からトレイルランナーの方が降りてきた。結構な斜度があるので、かなりきついトレーニングになりそう。
8合目を過ぎたあたりで、高い木がなくなり視界が開けたが、霧でほぼ何も見えない。

稜線は霧で良く見えない。

霊仙山の手前に経塚山があり、そこに高校生と思われる団体さんがいた。20人くらいいたかな。地元の高校生だろうか。山頂付近が占拠されているので、一旦スルーをして、霊仙山の山頂に向かう。

経塚山(写真は帰りに撮った)

この辺りは、霧雨状態で、左手から風がどんどん吹いてくる状態。始めは左目の眼鏡が曇ってきたが、だんだん右の方もダメになって、山頂に着くころには両方見えにくい状態になっていた。
とりあえず、お昼くらいに山頂に到着。

霊仙山山頂。

今畑から登ってくる人も経塚山からは同じルートなので、山頂付近はそれなりに人がいた。
視界はほとんどなく、眺望がまるでない状態だが、とりあえず、お昼を食べる。今日も、この間の四阿山と同じく、コンビニで買ったおにぎりを食べた。なぜか山頂で食べるおにぎりはおいしい。景色が良いということないのだが、まあおてんとうさまには逆らえないので仕方がない。
山頂は風があり、標高も1000mを越えているということで、下界の暑さが嘘のような涼しさだったが、景色も楽しめないので、早々に下山することにした。ただ、霧で視界が悪く、下山する方向が今一わからない。
他の人が登ってきたと思われる方向に行こうとしたが、ヤマレコの地図を見ると方角が違うので、地図を見ながら、下山道を探した。視界の悪い時は山頂から下山するときに迷いやすいというが、この日はまさにそんな感じだった。GPSと地図があるので完全に間違えてしまうことはないと思うが、気を付けないといけない。
帰りは、来た道をひたすら戻る。
途中、石がぬれていた所で足を滑らせてこけてしまった。思いっきり肘を打ったが、ぱっと見たところ切れてなさそうだったので、気にせずそのまま下山を続けたが、途中で手の指がねちゃつくので見てみたら、なんと血が指のあたりまで垂れてきていた。どうやら、出血は止まっている様子だったが、この日は低山の日帰りということで、ファーストエイドキットを何も持ってきていなかったので、そのまま放置して駅に行ってから手を洗った。いやー油断大敵。大事にならずに済んだからよかったが、絆創膏や消毒液、テーピングテープくらいは持ってきておくべきだったと反省している。
駅に着いたのは14時20分頃。駅のトイレで手を洗って、着替えを済ませて、14時半の電車に乗って帰った。行きと同様、東海道線は結構混んでいて、帰りも立つことになった。米原からは新快速。駅に着くと新快速はすでに止まっていて、結構お客さんが乗っていたが、こちらは長い編成だったので無事に座ることができた。
今回は、ザックはやはり新しくて機能の良いのが良いというのと、ファーストエイドキットは常に持ち歩きましょうというのが反省でした。
いやーそれにしても、霊仙山は涼しかったが、下界、特に大阪の暑いこと。帰ってきて電車を降りたとたんげんなりとした。

WMG/WMOCリハーサル大会(オリエンテーリング)に参加してきました

7/11-12の2日間で、WMG/WMOCリハーサル大会が開催されました。
WMGとはWorld Masters Games: ワールドマスターズゲームズの略で、WMOCとはWorld Masters Orientering Championsipの略(たぶん)です。
ワールドマスターズゲームズとは何かというと、オリンピックのように様々な競技が開催される国際大会で、オリンピックとの違いは、選ばれたアスリートだけでなく、30才以上ならだれでも参加できる競技会という違いがあります。
そもそも、ワールドマスターズゲームズは2021年に日本で開催される予定だったのですが新型コロナの影響で中止になり、2027年に改めて開催されることになっています。競技種目もオリンピックとは異なっていて、オリンピックに採用されていない、トレイルランニングやオリエンテーリングも開催種目に含まれているという違いもあります。
本番が来年ということで、そのリハーサル大会が今年に開催されました。
リハーサル大会は、2日間大会として開催され、1日目がスプリント競技、2日目がミドルディスタンス競技で開催され、私は、2日目のミドルのみに参加してきました。
例によって、大会の写真はありません。ですが、前日に豊岡郊外の玄武洞を観光してきたのでその写真を載せておきます。
大会の開催場所は、兵庫県のハチ高原。スキー場が有名で、関西の人なら名前くらいは聞いたことがあると思います。
大会会場へは、大会のオフィシャルバスで移動しました。八鹿駅を朝8時50分に出発するため、朝自宅から電車に乗っていくと間に合わないため、前日の7/11に宿泊することにしました。八鹿駅周辺にはホテルがないので、駅近にホテルのある豊岡に宿泊しました。豊岡までは、高速バスで移動。新大阪駅から乗車したが、新大阪から乗ったのは私一人。でも、車内は結構多くの人が乗っていた。バスの行き先が城崎温泉ということで、城崎温泉に向かう人が多かったみたい。
バスは、和田山で高速を降りて、そこからは地道を走っていくので、豊岡までは3時間くらいかかった。また、豊岡駅には行かず、市街地の東を抜けて城崎温泉に向かうルートになっている(駅は市街地の西にある)。
始めは、豊岡駅に一番近い、宵田町というところで降りようかと思っていたが、もう少し先に行ったところに玄武洞があるので、玄武洞で降りて観光することにした。
ただし、バス停は、JRの玄武洞駅のところにあり、実際の玄武洞は、円山川という川の対岸にある。対岸までは橋がないので、渡し船に乗っていくことになる。

渡し舟から見た玄武洞

着いたのが13時前だったので、まずは、玄武洞そのものではなく、博物館に併設されている、レストランで腹ごしらえ。但馬牛バーガーをいただいた。

但馬牛バーガー

お腹を満たしたところで、玄武洞へ。
玄武洞とは、柱状節理が露出して見えるところで、柱状節理の説明をし始めると長くなるので、簡単に書くと、溶岩が冷えて固まって玄武岩ができるときに、6角柱状の岩石が形成されることがあるが、その6角柱状の岩石のことを言う。NHKのブラタモリなどで、時々柱状節理が出てくるので、TVでは見たことがあるのだが、実際に見たのは(たぶん)初めて。とにかく、大きさが揃っていて、綺麗な6角柱をしているので、本当に不思議な感じ。

玄武洞

玄武洞のある玄武洞公園には、玄武洞以外にも、青龍洞、朱雀洞、白虎洞というのもある。

青龍洞
南朱雀洞
北朱雀洞
白虎洞

玄武、青龍、朱雀、白虎は中国の方位を司る四神で、玄武は北、朱雀は南、青龍は東、白虎は西を司るとされている。かつての平城京や平安京には都の南に朱雀門があったが、それもこの四神から名前が来ている。
現在、大相撲名古屋場所が開催されているが、お相撲の吊屋根にぶら下がっている房もこの四神からきている。房の色は、赤、青、白、黒で、それぞれ、朱雀、青龍、白虎、玄武を表しています。もっとも、房の位置は、屋根の角にあって、力士が土俵に上がる東西とは少し位置がずれているが。
玄武洞の各洞も、東西南北になっているわけでなく、南北に連なっていて、南から、朱雀洞、白虎洞、玄武洞、青龍洞の順に並んでいるので、あっているのは朱雀のみ。
この日は梅雨が明けて間がないということで、とにかく蒸し暑くって、四つの洞を見て回るだけで汗だくになってしまった。暑くて仕方ないので、早々に見学は切り上げて、冷房の効いている博物館の方に入った。
博物館は、いろいろな鉱石や化石が展示してあって、結構見どころがあった。
化石の中には、トリケラトプス、ティラノサウルス、ステゴドンなど大型動物の化石もあって面白かった。

トリケラトプスの頭
ティラノサウルス
ステゴドン

博物館の見学を終えて、バスで豊岡市内に向かった。ホテルにチェックインして、しばらく冷房の効いた部屋でほけっとしていた。
翌日は、朝8時20分発の福知山行きの列車で八鹿まで行き、そこからオフィシャルバスで会場へ向かった。

さて、肝心のレースの方ですが、今回は、年齢別のクラスに別れておらず、上級クラスはロングとショートの2クラスのみだったので、ロングの方にエントリーしました。長い距離はトレランで走りなれているのでいいのですが、ガンガン走る若者たちと一緒のクラスなので、成績はそれなりでした。まあ、トレランでもその状況は一緒なのですけどね。
会場のハチ高原は、豊岡と違ってまずまず涼しかったですが、それでも、やっぱり走ると暑かったですね。競技エリアは、スキー場の部分と、森の部分があったのですが、特にスキー場のエリアは、日差しが直接届くのでちょっときつかったです。今回は日差し対策として、普段はオリエンテーリングでは被らない帽子を被って走りました。
結果の方は、10-11のルートでルートミスをしてしまったのと、13番のチェックポイントでミスしてしまったので、そこだけが悔やまれるレースになりました。
10-11の方は、地図の縮尺が1:10000だったので、老眼には厳しくてちょっと細かいところが読み切れなかったですね。今回は虫眼鏡も持ってきてなかったので、それは失敗したなと思いました。
まあ、最近はミスも減ってきているので、この調子で続けていきたいと思っています。

って、レースの方はたったこれだけですか、という感じですが、今回はこれくらいにしたいと思います。

ポンポン山の東尾根を通って大原野へトレラン

関西地方は梅雨明けして急に暑さが増してきましたが、三好山、ポンポン山から大原野へ約20㎞トレーニングで走ってきました。
ちょっとまだ下りに不安があるので、下りの少ないコースにして、大原野の森の案内所から、中畑回転場へ行って、そこからバスに乗って帰るルートにしました。
まず、チャリで高槻駅へ、ちょっと家出るのが遅くなって、時間にゆとりがなかったのですが、コンビニでおにぎりを買って、予定通り9時過ぎのバスに乗りました。結構自分でおにぎりを作ったりするのですが、季節的に前の晩におにぎりを作って、一晩放置するのはちょっと怖いので、今回はコンビニで調達しました。セブンイレブンでは、今おにぎりを2こ買うとドリンク1本プレゼントというキャンペーンをやっていましたが、飲み物は、家から持ってきていたので、荷物が増えるので遠慮しておきました。ちなみに、水分としては、ハイドレーションで1.5Lとペットボトル500mLを用意しました。ハイドレーションは半分凍らせて、水を足して、ペットボトルは丸々全部凍らせて持っていきました。やっぱり暑かったので、ほぼ全部消費しました。
バスに乗って、摂津峡手前の塚脇に向かいました。ここから、すぐ目の前の三好山(芥川山城)へまず登ります。
バス停でこれから三好山に登る3人組の方に声をかけられました。これから三好山に登って摂津峡の方に向かうとのこと。
三好山は、今年の大河ドラマ「豊臣兄弟」にも登場した、三好三人衆のうちの一人、三好長慶の居城があったところです。
手軽に登れる山として、休日は結構ハイキングに来ている人がいますが、この日は平日ということで、山頂には他に一人しかいませんでした。

芥川山城の説明版
芥川山城からの眺め。ちょっと曇りがち

三好山を下りて、原の集落に出て、そこからポンポン山の登山口に向かいます。
ポンポン山も休日はにぎわう山ですが、平日とあって、人は少なめですが、それでも時々人と会うくらいの登山者はいました。神峰山寺でトイレ休憩。ここから本山寺まではほぼ舗装路ですが、本格的な登りが始まります。今日は登り切ったら終わりみたいなコースなので(本当は違ったのですが)、とにかく頑張って走れるだけ走ります。
ポンポン山までは約2時間で到着。

ポンポン山からの眺め。

山頂で、コンビニで買ったおにぎりを食べる。なんかいつもと違ってとってもおいしく感じた。気のせいかもしれないけれど。
ここからは、東尾根を通って大原野を目指します。
前回、大原野からポンポン山に登った時、天王山からポンポン山に登って大原野に出たときも西尾根コースを通ったので、今回は東尾根コースを通ってみようと思いました。
途中までは東海自然歩道で、天王山にも行けるルートなので何度か通ったことがある道ですが、途中で分岐を折れて東尾根コースに入ります。

東海自然歩道と東尾根コースの分岐

後は大原野に下るだけと思っていたのですが、そこは尾根道、結構アップダウンがあって思いの外トレーニングになりました。まあ、距離がそれほど長くなかったので、最後までほぼ走りきることができました。
さて、大原野の森の案内所について、一休み。ここで、ちょっとしたトラブル、高槻市の樫田地区は、以前路線バスが走っていたのですが、オンデマンドバスが試験導入されていて、事前に予約することになっています。
www.citybus.city.takatsuki.osaka.jp

予約の締め切りがバスの出発の40分前ということで、森の案内所から連絡すればよいと思っていたのですが、まさかの圏外。ここで、のんびり休憩していたら、締め切りに間に合わなくなるので、早々に出発。途中の外畑集落からなら連絡できるだろうということで、そこを目指すが、時間がギリギリ。集落が見えたところで、圏内になったが、すでに40分前を2分ほど過ぎていた。まあ、次のバス(約40分後)でもいいかと思ってサイトにアクセスすると、ちゃんと予約が取れてホッと一息。
バス停にはバスの出発時間の15分以上前に到着。汗だくで、服も汗びっしょりなので、ちょっと人目につかないところに移動してシャツと短パンを交換。シャワーやお風呂があればいうことないのだけれどさすがに山の中でそんな贅沢は望めないのでせめて着替えてすっきりと。
着替えてバス停に戻ってくると、既にバスが到着している。バスに乗ると冷房が効いていて気持ちいい。ここから乗るのは自分ひとりということで、バスは早めに出発。次に乗る人のいる樫田小学校前まで行ってそこで待機。その後も結構人が乗ってきて、小型のバス(ワゴン車)はほぼ満席に。平日の昼間なのに結構お客さんがいるのがすごい。原大橋で降りて、ここからは普通の市バスに乗り換えて高槻駅まで戻る。この路線も何度か乗ったことがあるが結構人が乗っている路線。案の定、平日の昼にもかかわらず、どんどん人が乗ってきてかなり込み合う状態になった。
高槻駅からチャリで自宅に帰った。ポンポン山や樫田地区は標高が結構あるので割と涼しかったが、やはり下界に降りると暑かった。14時半頃に家に帰って、冷たいシャワーを浴びて、冷たい飲み物を飲んでそのあとはホケーとしていた。
前回のトレランのトレーニングでは、距離が長くて、足の状態も悪く20㎞過ぎから苦しんだが、
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今回は、ちょっと距離は短めだったが、最後まで走り切れてまずまずのトレーニングになった。
これからますます暑くなるが、来年の弘法トレイルのリベンジに向けて、夏の間もトレーニングを欠かさず続けていきたい。

四阿山に登ってきました。

月1の長野出張の帰りに、今回は日本百名山の四阿山に登ってきました。
四阿山には何度か登ろうと計画したのですが、なかなか実行できず。先月は、乗り継ぎの計算ミスで登ることができず、結局冠着山に登ることになってしまい、
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今回ようやく登ることができました。
梅雨の真っ盛りということで、お天気が心配でしたが、無事に登ることができました。
写真は、この時期ということで、登山には関係ないですが、職場に向かう途中に咲いていた紫陽花です。

紫陽花が綺麗に咲いていました。

さて、今回は先月のミスは繰り返さないように、上田駅前のホテルに泊まりました。
8:15上田駅発のバスに乗って、菅平高原に向かいます。この路線は、昨年の秋のオリエンテーリング大会の時にも乗ったので、それ以来です。
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約1時間の乗車で、菅平のダボスに到着。登山口は、オリエンテーリング大会の時の会場になっていた、菅平牧場です。大会の時は専用バスで連れて行ってもらいましたが、今回はそういう手段が使えないので、歩いて向かいます。
菅平牧場までは直線でほぼ2㎞。途中明治大学の施設の中を通るのですが、登山者のために開放していただいてるようです。立派なラグビーのグランドがありました。強豪の明治大学ラグビー部は夏にはここで練習をするのでしょうね。ちなみに、帰りのバスに乗っていると、走っているランナーが沢山いました。恰好からして実業団の長距離の女子選手のような感じでした。確かに下界はかなり暑いので、涼しい菅平で練習するのでしょう。
さて、牧場の手前にゲートがあり、ここで入山料¥300を支払います。
牧場に入ってもまだまだ、直線に登っていきます。売店のところで、四阿山への道と根子岳への道の分岐になります。根子岳経由でも行けるのですが、根子岳は帰りに登ることにして、ここは分岐を右に折れて直接四阿山に向かう道に行きます。この辺りがオリエンテーリング大会の会場になっていた所で、なんとなく懐かしい。
牧場では牛さんたちがいっぱい。

菅平牧場の牛たち

牧場の端っこに登山道の入り口があり、ここから牧場沿いに登っていきます。

登山道の入り口

しばらく行くと、沢を越えて、尾根を巻いて、尾根にとりついたら本格的な登りが始まりました。
白樺と笹の尾根道を延々と登ります。
途中で開けたところでふり返ると、菅平高原が良く見えます。

ふり返って見る、菅平高原。

延々と登りが続き、結構きつい。
半分くらい登ったところで左手に根子岳が見えてきた。

左手に根子岳を望む

さらに登ると、根子岳からの道に合流。そこからしばらく平たんになって、その先に最後の登り。

四阿山への最後の登り。

この辺に来たときにかなりへばっていた。ちょっと飛ばしすぎたかなとも思ったが、トレランのトレーニングになると思って結構飛ばしたが、最後にへばってしまって、まだまだトレーニングが足らんと思った。
登りきったところに祠があって、ここが山頂かと思ったが、山頂はもう少し先だった。お天気が曇りなので、絶景とはいいがたいがそれでもいい景色が見えた。梅雨時なのでこれくらいなら御の字だろう。

山頂付近から南側を見る。田代湖が見える。

少し登ると、本当の山頂に到着。ここにも祠があった。

四阿山山頂。

もう少し先に三角点があるので、せっかくなのでそこまで行くことにした。山頂からすぐかと思ったが、なんと鎖場があって、一旦下って、その先だった。

三角点

山頂と三角点がわかれている理由が良くわからないが、とりあえず山頂に戻って、お昼を食べる。梅雨時の平日とあって、登っている人は少なかったが、それでもちらほらと人がいて、さすがに日本百名山だけのことがある。
帰りのバスの時間があるので、食べたら早々に下山開始。帰りは根子岳に寄ってから帰る。
先ほどの、根子岳への分岐に行くと、なんと鹿がいた。

根子岳への分岐に鹿がいた。

角がないので、雌のようだが、結構年を取っている。人を見ても平然としている。まるで、この山の主のおばあちゃんという感じ。鹿は、登ってきた登山道の方へ消えていった。私は、根子岳に向かうので、鹿の行った方と別の道へ行く。
一旦下って、開けたところに出て、そこから根子岳に登り返す。

根子岳への登り。

四阿山の登りで力を使ってしまって、大した登りではないが結構しんどい。
途中でふり返ると、四阿山が綺麗に見える。

根子岳の登りの途中から振り返って四阿山を望む。

山頂手前が結構きつい。根子岳は岩の多い山で、標高の割には本格的な登山という感じ。岩を登り切って、しばらく行くと山頂に到着。

根子岳山頂。

こっちのほうが立派な祠があった。
山頂でバナナを食べる。今回はコンビニでバナナを買って持参してみた。ちょっと重たいが、おいしいので、持ってきた甲斐があった。
根子岳は山頂付近に木がないので周囲が良く見えて、四阿山よりも見晴らしがいい。

根子岳山頂から菅平方面を望む。

根子岳からの下りは初めは景色が良いが、下が石ころだらけで歩きにくい。しかも、登山道が延々と石ころの道で快適さでは行きに登った道と比べると格段に劣り、足が痛くてつらい。
ようやく、菅平牧場近くの展望台に到着。北アルプスの峰々が良く見えた。

展望台から北アルプスの峰々を望む。

菅平牧場まで降りてきて、登山はほぼ終了。売店でソフトクリームをいただく。入山時に払った入山料のチケットに割引券がついていたみたいで、売店のお姉さんに教えてもらわないとわからなかった。
売店のところに普段見ない花が咲いていた。チャッピーに聞くとルピナスということだった。

菅平牧場の売店付近に咲いていたルピナス

ここからは来た道をまたバス停まで引き返す。
バス停には14:30頃到着。バスは15:10なのでまだしばらく時間がある。トイレでマイクロファイバーのタオルを濡らして体をふいて、着替える。少し時間があるので、すぐそこの喫茶に行って、アップルジュースをいただいた。さすがに信州だけあっておいしい。サービスでせんべいを出していただいた。
バスで上田駅まで戻って、新幹線で帰った。