生駒トレイルを走ってきました。

関東の方は台風が来て大変みたいですが、関西はようやく秋の長雨もひと段落というところです。
毎日毎日雨で、外で練習するのも、天気予報とにらめっこして、雨のやみ間に走りに行ったりという感じだったので、ちょっとホッとしています。
今日9/21はシルバーウィーク真っ最中、世間では5連休ということですが、私は、サラリーマンを退職してから、休み時々仕事という感じなので、ありがたみはほとんどありません。
山に行くことも考えたんですが、トレイルの練習もしないといけないし、先週は北海道に遠征してたので、今週は近場でトレイル練習して、あとはのんびり過ごすことにしました。
さて、じゃあどこで走るかということなんですが、9月のこの時期は、スズメバチに注意しないといけない時期です。ハチが冬支度を始める時期で、結構気が立っていて、ちょっとの刺激で攻撃してきたりします。これは、スズメバチに限らないのですが、スズメバチの毒は強烈なので、下手をすると死に至る場合があるので要注意です。
なので、本格的なトレイルというよりは、もう少し開けたルートが安全かと思い、候補としては、今回は走った生駒の縦走か、前回走った六甲縦走路で宝塚から摩耶山まで走ったので、残りの走ってない部分を走るかと思ったのですが、連休中なので、六甲は人が多そうということで、生駒にしました。
コースは、基本的には生駒トレイルのレースと同じコースにしました。レースの時は、スタート地点が、大阪公立大植物園近くの水辺プラザというところなのですが、私市の駅前からスタートしました。
それ以外は同じルートを走ることにしました。
ルートは、いくつかある府民の森を、ほしだ園地、くさか園地、ぬかた園地、なるかわ園地と繋いでいくような感じのルートで、それぞれの間がロードだったり、本格的なトレイルだったりという感じのコースです。
ですが、途中で通行止めが3ヵ所あったり、道間違いをしたりと、思ったコースが走れず、距離がちょっと伸びて32㎞になってしまいました。どうも、8月の大雨でトレイルもあちこち通れなくなっているようです。
ただ、猛暑、酷暑から比べるとだいぶ涼しくなってきていて(それでも汗はたっぷりかきましたが)、標高500mくらいのところを走ったのですが、当日が曇りで直射日光がなかったというのもあって、思ったよりも涼しく、結構走りやすかったです。

自宅から私市までは、JRないし、阪急の高槻駅から枚方市駅行きのバスに乗って、そこから京阪交野線で行くのが最も便利です。というか、淀川を渡る方法が、バスを使うか、南茨木まで出てモノレールを使うかしかありません。私市行きの電車は枚方市駅からですので、バスを使うのが最も便利です。今回はJRの高槻駅からバスに乗りました。
私市の駅には9時前に到着。途中の河内森で大半の人が降りて、私市で降りたのは3人くらいでした。いつも思うのですが、この交野線はなぜ私市まで行っているのかなあと、実はもっと伸ばして奈良の方まで行く計画とかあったのかもしれませんが、なんか中途半端なところに終点があります。
駅前のちょっとした広場で、準備とストレッチをしてスタート。水辺プラザから、ほしだ園地を目指しますが、ここで、いきなり通行止めにあいました。

いきなり、通行止めの表示

なんでも8月の豪雨であちこちで道が通れなくなって今復旧の最中とのこと、いつもはトレイルを通ってほしだ園地に行くのですが、その道が崩落してしまって通れないとのこと。ちょっと試しに行ってみたのですが、先に行くとがっちり冊がしてあってトレイルの入ることができませんでした。仕方ないので、戻って、舗装路を行くことに。戻ってきたところで、たぶん次の列車に乗ってきた親子連れが写真の看板を見ているので出会いました。この先は通れないので、舗装路を行くしかないと伝えて、舗装路を走って、ほしだ園地の駐車場に向かいました。連休で、交通量が多く、ちょっと怖かったですが仕方ありません。それにしても、大阪から奈良側に行く車は遊びに行くのだとわかるのですが、奈良側からも結構な量の車がやってきて、いったいどこからきてどこに向かっているのかちょっと謎でした。
ロードを走ってようやく駐車場に到着。連休中だし、雨の心配もないということでほぼ満車の状態でした。ここから、ほしだ園地に入っていきます。ほしだ園地は星のブランコが有名です。ブランコといってもいわゆる遊園地にあるようなブランコではなく、ただのつり橋なんですが、これを大きなブランコに見立てているということなんでしょう。ブランコの下を通って、ひたすら登ります。コースの中で一番登りが多い部分です。ここから、飯盛霊園の方に抜けるのですが、幸い、ルート上は他の通行止めはなく、無事に通ることができました。
ただ、ルート上でいたるところで、下のような通行止めの表示を見ました。

通行止めの表示

飯盛霊園に出たところで、またちょっとしたトラブル。今回は、コースのGPXファイルを自作のアプリと、Garminウォッチの両方に入れておいて、基本的にはウォッチを見て走り、細かいところで分かりにくいところは地図アプリを見て走るということをしたのですが(というかいつもたいていそうしているのですが)、どうも、アプリとウォッチに入れたGPXファイルが違っていたみたいで、飯盛霊園のなかのルートが違っていた。どっちを通ってもゴールには行けるのだが、どっちを通っていいかちょっと迷った。最初はアプリのルートを行こうとしたが、どうも、記憶にある生駒トレイルのコースと違うみたいなので、戻ってウォッチのルートを行くことにした。大した違いはないのだが、アプリのルートは霊園の中の舗装路を行くというもので、ウォッチのルートはトレイルを行くようになっていた。ただ、ここのトレイルは人がほとんど通らないらしく蜘蛛の巣だらけで、素直に舗装路を行けばよかったと後悔した。
霊園を出て田原台という住宅地に出る。ここは厳密には大阪府なのだが、奈良交通のバスが走っている。田原台をしばらく走って、西に折れて、トレイルに入って堂尾池にでる。

堂尾池

ため池なので堰堤があって、それを下から登ったのでここの登りは地味につらい。
しばらく行くと、運動公園に出る。なにやら気合の入った声が聞こえてきたが、行ってみると、野球部の人たちがアップをしているみたいだった。後で地図を見ると、太成学院大付属高校のグラウンドがあるので、そこの生徒か、練習試合に来てた対戦相手の学校かもしれない。それにしても、みんなすごくいい体格をしていた。
このあたりからむろいけ園地に入る。むろいけ園地に入ったところで休憩所があった。ここには自販機もあるということ。まだ、水はたっぷりあるのでスルーした。実は、どこで水が補給できるかわからなかったので、今回は水を2Lほど持ってきていた。途中で補充ができるなら、そんなにたくさん持って来なくてもよいのだが。

むろいけ園地の休憩所

しばらく行くと室池を渡る。

室池の中堤

むろいけ園地を出ると、阪奈道路を歩道橋で渡る。ここはかつては有料道路だったが、償却が終わって無料化されている。そのせいか、かつては高速道路のような感じだったのが、今では信号があったりして普通の道になっている。
ここにも奈良交通のバス停がある。

奈良交通のバス停

たしか、ここは昔バス旅の番組で登場していたと思う。大阪から奈良方面に抜けるのにここを通っていたように思う。
阪奈道路を越えると、また、登りが始まる。ここの登りが傾斜はきつくはないが、ダラダラと登るし、結構延々と登るので、結構走れてしまって、そして足が削られていく。このあたりから、ルートは基本信貴生駒スカイラインに沿って走る。ゴルフ場の脇を抜けて、しばらく行くとゲートがあって、ここがおそらくくさか園地の入り口。
ベンチがあったのでここで休憩して、おにぎりを一つ食べる。
休憩してさて、行こうかと思ったら、ここでもまた倒木により通行止めの表示。ここからトレイルに入る予定だったが、舗装路の管理道路を通って迂回する羽目になった。

通行止めの表示。これは、管理道路へ合流する出口側の表示

このあたり、生駒山の西側を巻きながら徐々に登るという感じでここが一番しんどかった。ここで足を使ってしまうと最後がきつくなるのはわかっていたが、今回はトレーニングなので、頑張って走ることにした。それにしても、この辺りは逆向きに走ってくる人が沢山いた。みなさんどこから走ってくるのだろうか?
くさか園地とぬかた園地はくっついている。ぬかた園地をぬけると道は本格的なトレイルになって、下りになり、暗峠に向かう。
一旦下りきって、舗装路に出る。ここにも、この先に自販機があるという表示があった。こういうところで補給をしながら行けば、水を少なくすることができて、かなり荷物を軽くすることができたはず。
ここからはまた登りになって、しばらく行くと暗峠に向かう国道308号線と交差する。ここは国道だけど道が狭くって、酷道として有名。峠まで行くと峠の茶屋があって休憩することができる。冬に生駒山に登った時は峠で休憩して奈良側に降りた。
alasixosaka.hatenablog.com
今回はまだ先があるのでスルーして先に進む。
すぐにゲートがあって、なるかわ園地に入る。
この辺も登りだが、ここまでくるとさすがに足が残ってなくて登りがつらい。一旦緩くなったところに休憩所があって、ここが生駒トレイルのレースの時の20㎞のゴール地点。ここで、2度目の休憩を取って、2個目のおにぎりを食べる。
ここから大原山にのぼるのだが、最初登りがきつすぎて足が全く動かない。ようやく登ったところで展望が開けた。

大原山からの大阪平野の風景

このルートはあまり景色の良いところがないのが難点で、おそらくここが一番展望が良いところだと思う。
ここで、また、ウォッチとアプリのルートが分かれていて、ウォッチのルートを行くと、また行き止まりだった。仕方がないので戻って、アプリの方のルートを行く。
こっちのルートには、森のレストハウスというのがあって、ここにも自販機があって飲み物が買える。ここがルート上で最後の自販機だと思われる。次はゴールの高安山までなかったと思う。

森のレストハウス。自販機あり

大原山を下りるとなるかわ園地を抜けて、後は基本的にスカイライン沿いを高安山を目指すことになる。ただ、ここは地味に小さなアップダウンが繰り返されて、足を使い切っていると本当につらい。
1回目に生駒トレイルに出たときも、途中で足が使い切ってしまっていたので、大したことない登りなのにめちゃめちゃしんどかった。今回もそれと同じくらいしんどかった。
ヘロヘロになりながら鐘の鳴る丘展望台にたどり着いて、ここで最後の休憩。レースでもここが最後のエイドになっている。ここで、アミノバイタルのジェルを2つ補充。一つは、普通のエナジージェルみたいな小ぶりのパッケージ、もう一つは、普通のスーパーとかドラッグストアにも売っているヴィーダーインゼリーやカロリーメイトのジェルタイプみたいなやつ。まあ、トレランで持っていくなら前者の方が、かさばらないので良いかなともう。味も、後者の方はちょっと薄くって、補給食としては好みではない。
さて、残りは4㎞くらい、地味なアップダウンは続くが、あとちょっとということと、少し休憩を取ったので、ほんのちょっとだけ力が出てきた。しばらく行くと、スカイラインを歩道橋で渡って、奈良側を進むことになる。少し行くと十三峠に出る。

十三峠

ここも、暗峠と同様に大阪と奈良を結ぶ道が通っていて、グーグルマップによると、峠の道沿いにトイレと水道が写っているので、ここでも水が汲めると思われる(行ってないので確証はないけど)。
また、少し大阪側に降りたところに水呑地蔵というのがあって、湧き水を組むことができるらしい。ただ、そこまで降りるともう登るのが嫌になるかもしれないけど。
まあ、ここからならゴールまであと3㎞しかないので、全く水がなくなってしまったときなどの緊急時以外は使うことはないのかもしれないけど。
十三峠から1㎞ほど行くと、スカイラインを今度はくぐってまた大阪側に戻る。ここまで来るとゴールまであと一息。ただし、高安山までは登り。ここはさすがに走れなかった。高安山の脇を過ぎると、道は平たんになりケーブルカーの高安山駅に到着。

ケーブルカーの高安山駅

タイムは5時間半。25年の冬のレースの時は4時間半で走っているので、1時間遅い。まあ、冬場のレースと夏に一人で走るのではだいぶ違うだろうし、今回はトレーニングということであえて途中ペースを落とさずに走ったお陰で最後ばててしまったし、道は間違えるし通行止めに阻まれるしまあ、こんなもんかもしれない。
あと、このコースを攻略するなら、くさか園地のところをしっかり走り切れるというのが一番だと思うので、ロードでの練習も重要かもしれない。まあ、その辺は何に重点を置くかで変わってくるとは思うけど。

帰りは、ケーブルカーで信貴山口まで降りて、そこから近鉄で俊徳道まで行って、JR東大阪線に乗り換えて、新大阪で東海道線に乗り換えて帰った。ただ、東大阪線って、淡路の辺を通って、そこから東淀川駅の脇を通過して(本当に並行して走っているが、東大阪線には駅がない)、新大阪まで行くのでちょっと戻る感じになる。JRからJRの乗換なのでこっちの方が便利かと思ってそうしたが、淡路で阪急に乗り換えたほうがロスが少ないかもしれないと思った。

高安山のケーブルカー

北海道大学大会(オリエンテーリング)に参加してきました。

9/12-13で行われた北海道大学大会に参加してきました。
北海道には、仕事やプライベートで何度か行ったことがあるのですが、オリエンテーリングの大会に参加したことがなかったので、ため込んだマイルを使って、初めての北海道での大会に参加してきました。
例によって、写真はかなり少ないです。

準備~出発

北海道に行く方法ですが、関西からだと、ほぼ飛行機の一択です。昔は夜行の寝台列車が走っていましたが、寝台列車はなくなっています。あとは船で行く方法もあります。日本海フェリーが、舞鶴や敦賀から北海道行きの航路を運航しています。舞鶴発は小樽着、敦賀発は苫小牧着で、今回は千歳の近郊が会場になっているのと、関西側の港へのアクセスを考えても敦賀発が便利は便利です。しかし、両方の航路とも夜に出発して、到着が翌日の夜ということで、ほぼ丸一日船に乗っている必要があり、かつ、レースの前日に千歳あたりで泊まる必要があるというあまりありがたくない時刻表になっています。
それなら、マイルを使って飛行機で飛べばということになります。
今回はマイルを使って行くということで、持っているマイルがUnited航空のマイルなので、日本だとANAに乗ることができます。予約はUnitedのサイトから行います。ただ、マイルで乗れる席は数が限られているので、かなり前に予約をしても自分の思ったような便を予約することができませんでした。ただ、今回学んだこととしては、空席があれば、結構直前でも予約の変更ができるので、何度かチェックしておくというのが大切だと思いました。実際に、行きも帰りも当初の予約から変更して乗っています。
まず、行きですが、大会は土日の2日間で、東京からだと土曜日のレースは朝一の便でも何とか間に合うスケジュールですが、大阪からだと前日入の必要があるので、必然的に金曜日の便ということになります。
最初は伊丹からの便が全然予約できなくて、結局名古屋から札幌の便を予約していました。ところが、出発の何日か前に名古屋で豪雨があって、新幹線も近鉄も止まってしまったことがあり、更に、翌日には新幹線がまた止まるというトラブルがあって、名古屋にたどり着けなかったらまずいと思い、2日前に、伊丹出発に変更しました。ただ、直行便は取れず、羽田経由の便なら取れたのでそちらを予約しました。乗換がめんどくさいし、時間もかかるんですけど、仕方がありません。
帰りに関しては、日曜の夕方の便が全く取れず(まあ、一番混みそうな便なので仕方ないですが)、当初は月曜の朝一の便を予約していました。これも、1週間ほど前に、もう一つ後の便に変更することができました。
さて、無事に伊丹出発に変更はできたのですが、出発した金曜日は本州は相変わらず全国的に雨模様の天気。一応自宅を出たときは雨は降っていなかったのですが、空港に行ってみると、天候が悪いせいで、乗る予定の飛行機の羽田からの到着が遅れたせいで、出発が10分遅れるというアナウンスが入っていました。あんまり遅れると、乗り継ぎに支障が出る可能性があるのでありがたくないのですが、まあ、10分程度なら問題ないはず。飛行機の出発は元々が12時丁度だったので、12時10分発。羽田では時間がないので、伊丹空港で昼食を食べる。伊丹は古い空港で狭く、あまりお店もないが、一応食べるところはそれなりにある。今回はさち福やというお店に入って煮魚の定食を食べた。
さて、羽田行きの機体はエアバスのA321という機体で、ちょっと小さ目の機体。写真のようなボーイングの機体を想像していたのでちょっと残念。

伊丹空港に止まっていた、ピカチュウ仕様の機体。これには乗ったのではありません。

各席のスクリーンもないし、ちょっとしょぼめ。そして、悪天候でめちゃめちゃ揺れた。ANAの国内線では飲み物サービスがあるのだが、ずーっと揺れているので、シートベルト着用サインがほとんど消えない。このため、飲み物は配られなかった。その代わり、飴を配るというアナウンスで、配り始めたら、すぐに揺れが大きくなってそれも中止。国内線のジェット機に乗ってこんなに揺れることはあんまりないのではないかという感じ。それでも、ちゃんと10分遅れで羽田に到着。
そして羽田についてみると、今度は札幌便が同じく機体の到着遅れで15分遅延と表示されていた。それにしても、やっぱり羽田は広い、乗換の搭乗口まで延々と歩かされた。
そして、機内に乗り込んでこれから出発かというタイミングで、急に乗るのをやめたという乗客がいて、その人の荷物を取り出すのでまた遅れるというアナウンス。結局千歳空港に着いたのは予定よりも30分以上遅れた。ただ、こっちの機体はボーイングの787系の機体で、大きくてモニターも付いていて、また、揺れるというアナウンスだったがたいして揺れることなく到着。千歳空港(正式には新千歳空港というのだそうだが)は今年で開港100年を迎えたそうな。それにしても、周りは一面の原野で、原野を切り開いて作ったという感じの、いかにも北海道らしい空港だ。千歳も、羽田ほどではないが、関空や伊丹とは比べ物にならないくらい大きい。まあ、道民でも長距離の移動には飛行機を使うし、東京や大阪などから北海道へ来る場合は、大半の人が飛行機を選択するだろうから本州の都会なら、新幹線などの移動手段があって、関西ならよっぽど遠くに行くとき(北海道や沖縄など)以外は、基本は鉄道などで移動するが、北海道は道がそもそも馬鹿でかいし、ちょっと趣が違うの感じがする。
空港からはJRが直結しているので非常に便利。札幌行きの快速がほぼ10分間隔で運転されている。それだけ空港を利用する人が多いということなのだろう。列車もかなり混んでいた。大半の人は札幌まで行くのだろうが、私は千歳に泊まるので、2駅目の千歳で下車した。千歳到着は17時くらい。予定よりもだいぶ遅れてしまったので、とりあえず宿に直行する。ついた日は結構寒く、長袖シャツ1枚では寒いくらいだった。8月のCC7で懲りていたので、寒さ対策としてもう一枚上にはおるものを持ってきていたので助かった。
今回は、3泊するということで、普通のホテルではなくドミトリー形式の宿を予約した。値段はたいして変わらないし、広くって、洗濯機があって洗濯できるのがメリット。そして、調理機器や冷蔵庫もあるので、自分で調理して食べることもできる。千歳駅近くにはイオンがあるので、そこで食材を調達して、朝だけは調理して食べた。まあ、調理といっても、ソーセージを焼いて、パンを温めて、あとは、カップスープに、ホットの紅茶を入れるという程度のことしかしていないが、それでも、朝、温かいものを食べられるのはありがたい。ホテルのバイキングとかだと大概¥1000以上するので、コストメリットはかなりある。

1日目

1日目の会場は安平町にある、追分公民館。レースは主に鹿公園(といってもあんまり公園という感じはしなかったけれど)のエリアで行われる。まあ、北海道の山林といえばヒグマが出そうというイメージで、ただの原野でオリエンテーリングをするわけにもいかないだろうし、エリア(オリエンテーリングではテレインという、昔はドイツ語のゲレンデを使っていたが、英語に改められた)を探すのはいろいろな意味で結構苦労がありそう。今回も、熊鈴とホイッスルは必携装備だったし、熊が出たら即中止ということになっていた。
最寄り駅は石勝線の追分駅。路線の区間としては千歳と新千歳空港の間にある南千歳駅から根室本線に接続する新得駅までの区間。ただ、時刻表を見ると千歳方面から新得へは普通列車では行くことができず、必ず特急に乗る必要がある。さすがは北海道だ。
千歳からだと千歳始発で追分行きが出ている。

千歳駅前のモニュメント

レースのスタートに間に合うには朝8時57分発の列車に乗る必要がある。これの次は11時35分発になる。この辺もさすがは北海道。列車はH100系というJR北海道独特のジーゼル車両で1両編成。

追分駅に停車中のH100系車両

車以外で参加する人は必然的にこの列車に乗るので、結構見知った顔も乗っている。追分駅までは2駅というか、千歳ー南千歳間は千歳線を走るので、追分行きだと石勝線の区間はたったの1駅のみ。でも、かなり距離はあった。南千歳から追分まで16分もかかった。
追分駅は石勝線と室蘭本線が交差する駅なので、それなりに立派な駅で、駅員も配置されている。ただし、ICカードは使えない。この辺は地方に行くときに注意しないといけない。ついつい、都会の感覚でICカードを使ってしまって後で困るということになりがち。この辺は長野でも懲りているので、事前に調べておいた。千歳ではICカードが使えるが、追分は範囲外になるので、事前に切符の購入が必要だった。知らずにICカードで乗ってしまった人が何人かいて改札のところで引っかかっていた。

追分駅の駅舎

1日目は最近では珍しくなったロングディスタンスのレース。私の出たクラスでもちょっと長めの4.8㎞。(コース距離は実際に走った距離と比べてだいたい7割くらい)。
さて、肝心のレースの方は、2番と3番のチェックポイントでミスをしてしまって、あまり出来の良くないレースになってしまった。言い訳っぽくなるが、結構笹藪があって、チェックポイントのフラッグが見づらく、特に2番はすぐそばまで行っているのに見逃して別の方に行ってしまったというミス。3番はそもそもアタックでのミス。あとでふり返るともっと直線的に行ってもよかったはずと思ったが、2番のミスでちょっと弱気になって安全に行こうとしてかえってミスしてしまったという悪いパターンにはまってしまった。それ以降は大きなミスがなかっただけにここの部分が悔やまれる。
それにしても、初めて北海道の森を走ったが、本州との違いはやはりダイナミックなところか。理由はよくわからないが、沢が深くえぐれている。これについては他の参加者も北海道の特徴として言っていた。あとは、やたらに倒木が多い。これは雪が沢山降る地域の特徴かもしれないので北海道だけでもないかもしれないが。とにかく、トレイルも倒木だらけで走りにくい。まあ、なんにしても、北海道の森を楽しむことができた。
この日は、金曜日と違ってお天気で、日中は暑いくらいだった。関西とはだいぶ気候が違う。朝晩の寒暖差もだいぶ大きいし、晴れたら暑く、天気が悪いと寒いくらい見たいな感じ。
帰りは帰りでまた列車がなくて大変。追分から千歳に行くには、14時4分かそれを逃すと16時49分までない。車を借りてもよかったのだけど、何人かで割ればよいのだが、一人だとちょっとコストがかかりすぎるので、不便を受け入れて我慢する方がお財布には優しい。14時4分に乗れたので、宿に帰って、ほけーっとしていた。夜はスープカレーを食べた。イオンの近くにGARAKUという有名なチェーン店があったのでそこに行ってみた。ご飯をMで頼んだが、スープが多く、ご飯はもっと大きいのにすればよかったと思った。また、中辛を頼んだけど、それでも結構辛かった。北海道は寒いのでみんな辛い物を食べるのかもしれない。

2日目

2日目は最も短いスプリントのレース。会場は恵庭市の中島会館。レースはその近くの中島公園で行われた。こっちの方は熊の心配はないので、熊鈴は不要。
最寄り駅は千歳線の恵み野という駅。千歳線はICカードが使えるので便利ではあるが、空港から来る快速は恵み野には停車しないので、区間快速か普通に乗る必要がある。まあ、一つ手前の恵庭で降りても距離はたいして変わらないのだけれど。恵庭には快速が止まる。
千歳発8時51分の普通があったのでこれに乗った。これは、空港からではなく、苫小牧から来る列車で、快速でもないので比較的すいていた。
さて、2日目のレースは、1日目よりもさらにひどかった。レースの出だしは良かったのだが、10番で全然見当違いの方向に行ってしまってから、しばらくおかしくなってしまった。11番でも南北を間違えるし、15番でもあらぬ方向に行ってしまった。ミスしたのは全部同じエリアに固まっていて、どうもその辺の実際の場所と地図から読み取ったイメージがあっていなかった。また、久しぶりにノールコンパス(サムコンパス)を使ってみたが、南北を間違えたのは、間違いなく操作に慣れてないせいだった。
なぜ、ノールコンパスを久しぶりに使おうと思ったか、というと、ノールコンパスは短い距離で方向転換を頻繁にする場合にやりやすいので、スプリントには向いているというように思っているからで、実際、序盤はその通りうまくいったのだが、慣れないコンパスで南北を読み違えて大きくミスってしまった。この辺は慣れが必要ということなのだろう。昔は(というか大昔)は結構ノールコンパスを愛用していたが、こいつは、フラットなところとか地形的に特徴のないところを(つまり、尾根沢がはっきししていないところ)ちょっと長い距離走るときにはミスしやすく、結構そのミスで痛い目にあったことが何回かあってずっと使うのをやめていた。その間に、昔使っていたコンパスが行方不明になったので、CC7の時に新しく購入したのだが、昔のとは少しタイプが異なるし、何十年も使ってなかったのだから慣れないのも当然かもしれない。
2日目は公園でのスプリント競技なので、北海道でなくてもという感じではあったが、とににもかくにも2日間北海道でのレースを楽しむことができた。

レース後から帰宅

2日目のレースはスプリントですぐに終わるので、午後は観光することにした。北海道に行くというと、家内と娘が自分たちも行きたいと言い出して、日曜日の午後に千歳駅で待ち合わせて合流。レンタカーを借りて観光に出かけた。
まずは、千歳駅近くの道の駅サーモンパークに行った。ここには、インディアン水車というのがあって、ちょうどこの時期は遡上してくる鮭をこの水車で捕まえるところが見れるらしい。しかし、あいにく、日曜日はやっていなかった。水車は回っていたが、鮭を取るところは見ることができず。

インディアン水車。運が良ければ鮭を捕まえるところが見られる。

それでも、この道の駅は人気らしく、駐車場は満車で、臨時駐車場の方に回された。ここの道の駅はなんといっても、鮭を使った料理が食べられるということ。私は、レースの前後に軽く食べていたのでそれほどお腹はすいていなかったが、家内と娘はお昼をまだ食べてなかったので、ここで昼食にした。なので、私は、鮭のたたき丼のミニを注文。

鮭のたたき丼(ミニ)

ふだんこんな風にして鮭を食べることがないので、結構新鮮だったし、おいしかった。
その後は支笏湖に行った。だいたい、車で30分位。しかし、一歩街を離れるとひたすら原野が広がっているところはさすが北海道という感じ。

支笏湖
湖岸からの風景

支笏湖には遊覧船があるのだが、次の便はもう満席ということで、約1時間待ちということだったのであきらめて湖岸を散策した。
湖畔には山線鉄橋というのが鉄道遺産で残されていた。むかし苫小牧から支笏湖まで走っていた軽便鉄道の名残だそう。今は人が渡ることができる。

山線鉄橋

支笏湖を観光した後は、千歳に戻って、夕食はジンギスカンを食べた。やっぱり北海道に来たからにはジンギスカンは食べておきたい。なぜか本州の人は羊をほとんど食べないが、北海道ではごく一般的に食べられている。普通にスーパーで売られているし。千歳のイオンにもちゃんとおいてあった。私は羊の肉は好物です。なので、近所のスーパーで売っているところにわざわざ出向いて時々買ってきて食べている。ただ、北海道のスーパー程、いろんな種類もないし、売り場もかなり小さい。
千歳の市内にもジンギスカンのお店が何軒もある。有名な松尾ジンギスカンのお店もある。行ったお店は、千歳生ラムジンギスカンラム匠というお店。ジンギスカンは一人で食べるよりも何人かで食べたほうが楽しい。このお店、いろんな部位が食べられて、ハツとかタンとかもあって、お試しセットというのがあったので、とりあえずそれを頼んでみた。でもやっぱりおいしいのはロースかなという感じ。でも、北海道でないとこんなジンギスカン食べられないので、北海道ならではのものを食べられてよかった。
翌日、もう一日観光するという家内と娘と別れて、朝から千歳空港に向かい、帰りは伊丹行きの直行便で帰った。千歳空港は、ショップが充実していて、道内産のお土産がいろいろ売っていて見て回るだけでも楽しい。特に、札幌農学校のお店は大行列で何事かと思って調べてみたら、焼き立てのチーズケーキを買うための行列だったらしい。その他、温泉や映画館もあったりして、空港で過ごすだけでも結構楽しめるようになっている。
帰りもちょっと定刻よりも遅れて出発。なんか遅れるのが常態化しているみたい。飛行機の時は余裕を見てスケジュールを組むし、この日は家に帰るだけなので、多少遅れても問題ないのだが。
伊丹空港に着いたら案の定、大阪は暑かった。出てくるときは、長雨でしかも結構涼しかったし、北海道はそもそも涼しいので、涼しいのに慣れてしまっていたので、真夏の酷暑に比べたらずいぶんましなのだが、かなり暑く感じた。
それにしても、マイルと使って旅するのは、飛行機代がまるまる浮くので安いし、結構楽しい。また、北海道に行ってみたいなあ。

大会のふり返りというよりも、旅行記みたいになってしまいましたが、まあ、オリエンテーリングの細かいことをいろいろ書いても、競技をやっていない人には伝わらないと思うので、いつもこんな感じです。

CC7(オリエンテーリング)に参加してきました。

8/30に開催されたオリエンテーリングの大会、CC7に参加してきました。
CC7の正式名称ははクラブカップ7人リレーで、略してCC7です。
7人リレーというからには、7人で繋ぐリレー大会です。日本ではおそらく、こんなに沢山でつなぐリレー大会は他にはないと思います。普通はリレー大会だと3人とか4人でやることが多いです。
まあ、フィンランドとかいくと夜通しやるリレーなんかもあったりしますが、そこは白夜の国ですから、日本とはまた違うと思います。
クラブカップと銘打っているわけで、本来は、クラブの日本一を決めるという意味合いのある大会ですが、まあ、珍しい7人のリレーですので(4人のクラスもあるけど)、お祭りの要素も結構入っていたりします。
今回は、大学入学の同期生とチームを組んで参加しました。同期生といっても、同じ大学ではなく、別々の大学のOB、OGでメンバーを組みました。
開催場所は、長野県長和町のブランシュたかやまというスキー場でした。
なので、五竜岳登山から水曜日に帰ってきて、また、土曜日に長野県に出かけるという慌ただしい日程でした。

土曜日の朝に自宅を出て、京都から新幹線で名古屋まで行き、そこから特急しなのに乗って塩尻に出て、塩尻からはまた特急あずさに乗って茅野駅で下車。
たぶん、茅野に降りたのは初めてのような気がします。茅野の駅前には蒸気機関車(C12)が展示されていました。

茅野駅前のC12

茅野駅でお土産屋を冷やかすと、牛乳パンなるものが売っていたので、レースの後に食べるように購入しました。
後で調べると長野県のご当地パンのようです。
www.go-nagano.net
購入したのは、小林製菓のパンだったようです。
茅野からは、一緒に参加するメンバーの車にピックアップしてもらって、宿に向かいました。
宿は、スキー場から下りてきたところの近くにある、美し松という別荘地の中にあるペンションでした。
土曜日は、お天気が悪く、自宅を出たときも雨が降っていて、茅野駅では雨はやんでいましたが、また、宿に向かう途中で降りだして、降ったりやんだりのような天気でした。
途中のスーパーで買い出しをして、土曜日のイベントに参加していた、別のメンバーをピックアップし、宿に着いたのは16時頃でした。
思ったよりも涼しいというか寒いくらいで、宿のHPの紹介に、クーラーが要らないと書かれてあったのが本当だと思いました。実は、水曜日(月曜火曜も)長野は暑かったので、ここまで涼しいというのを想定してなかったので、ちょっと失敗したなと思いました。一応、長袖のシャツは一つ持ってきていたので、それを着込んで寒さをしのぎました。あれ以上寒かったらちょっとやばかったかもしれません。

ここのペンションも食事はおいしかったです。部屋はコテージになっていて、3棟に分かれて宿泊しました。夜、結構雨が強く、朝までずーっと雨が降っているような感じでした。事前の土曜日頃の予報では日曜日はほとんど雨が降らないという予報でしたが、朝確認すると、昼過ぎくらいまで雨という予報になっていました。
ここでも、あまり雨のことを考えていなかったので、ちょっと失敗したなあと思ってしまいました。

レースの方は、自分は3走を担当。2番のチェックポイントで大きくミスして、思ったようなレースではなかったですが、その後はなんとかミスを最小限に抑えて、とりあえず形にはなったかなという感じでした。
1走、2走の頃は雨が降っていて、自分が走るころにはだいぶ雨も上がってきていて、走っている最中は雨はほとんど気にならなかったです。その後も、降ったりやんだりを繰り返していましたが、午後からは天気が回復して、今度は暑くなるというお天気で、なかなか難しい天気でした。後で走った人たちは、お天気になって気温が上がって暑かったと言っていました。
7人で繋ぐということで、時間がかかるので、かなりいいタイムで繋がないと、繰り上げスタートになってしまうのですが、我々のチームも、5走と7走が繰り上げになってしまいました。ただ、全員、ちゃんと回ってきて、完走ということで、一応順位がついて、まずはめでたしというところでした。
普段はクラブを越えてチームを組むということもあまりないので、いつもと違って新鮮で楽しかったです。次回以降の健闘を誓いあって、解散しました。

帰りも、茅野駅に送ってもらって、茅野駅で駅弁を購入。なぜか、おぎのやの峠の釜めしが売っていました。峠の釜めしといえば、旧JR信越本線の横川駅で売られていた駅弁として有名です。
新幹線ができて、信越本線の横川~軽井沢間が廃線になり、釜めしも現在では横川駅の駅売りはなくなっていますが、駅弁の製造自体は続いていて、駅の近くのお店では購入できるのは知っていましたが、全然離れた中央線の駅で売られているとは知りませんでした。中身は、昔と変わっていないようでしたが、パッケージはあの、素焼きの釜ではなく、プラスチック製に変わっていました。まあ、食べた後、捨てるのならこちらの方が便利ですし。
塩尻でも時間がたっぷりあるので、一応、塩尻で何買えるのかと調べてみたのですが、駅売りの駅弁はあるみたいですが、18時で閉まるみたいなので、茅野で購入しておくことにしました。
帰りは、茅野からは普通に乗車。そのすぐ前に、特急あずさがあったのですが、塩尻駅は通過する列車で、これに乗って松本駅で「しなの」に乗り換えれば、もっと早く家に着くのですが、連続切符が廃止されて、切符がめんどくさいので、まあ、ちょっと遅くなっても塩尻乗り換えで帰ることにしました。それにしても、JRどうし別会社の連絡が本当に悪いのには閉口します。
塩尻でも時間があったので、お腹もすいたことだし、駅の待合室で、釜めしをいただきました。
塩尻からはいつものように、しなのと新幹線を乗り継いで帰宅しました。帰りの時間は、だいたい、前回の五竜岳の時と同じくらいでしたが、今回はトラブルもなく、順調に帰ることができました。

五竜岳に登ってきました

8月の北アルプス第3弾です。
今回は五竜岳に登ってきました。
実は、登ったのは8/26だったのですが、その後、別記事に書きますが、週末にオリエンテーリングの大会に出ていたので、記事のアップが遅くなってしまいました。

計画

例によって長野での仕事の帰り、今度はどの山に登ろうかと思ったのですが、今回は五竜岳にしました。日帰りで登れる山も結構登りつくした感じになってきて、五竜は鹿島槍とセットで縦走も考えていたのですが、とりあえず、日帰りで登れるところということで五竜岳を選びました。
五竜岳に最も手軽に登る方法としては、五竜のスキー場からテレキャビン(ゴンドラ)とリフトを使って登れるところまで登って、そこから山頂までピストンというのがもっとも短いルートになります。
ただ、前々回の常念岳のことがあるので、今回は事前にどんなルートかYouTubeで調べてみました。ルート的にリフトを降りたら、遠見尾根をひたすら登って、メインの稜線に出て、そこから1時間ほどで山頂アタックしてまた戻ってくるというルートで、遠見尾根の下の方は比較的整備された登山道、遠見尾根の上の方から主稜線にかけては、岩場もあるアルプスらしいルートのようでした。同じルートを紹介したYouTube動画を見たのですが、投稿者の方はコースタイムは10時間といっていました。ヤマレコとヤマップはコースタイムはほぼ同じで9時間45分くらい。山と高原地図は例によってコースタイムが長く、11時間10分でした。
投稿していたユーチューバーの方は女性でしたが、実際にかかった時間は主稜線の山小屋まで3時間、そこから山頂まで1時間、山頂から山小屋までの下りで30分といっていました。最後の遠見尾根の下りの時間はちょっとわからなかったですが。
ヤマレコのコースタイムの70%だと、山小屋まで3時間10分、山小屋から山頂まで52分、山頂から山小屋まで31分、山小屋からリフト乗り場まで2時間16分。なので、ほぼコースタイムの70%で登っています。
五竜岳に平日に登る場合、テレキャビンの運航開始時間8時15分と遅く(土日だと7時半)、最終が16時半ということなので、行動時間はゴンドラに乗っている時間を考えると約8時間ということになり、コースタイムの70%でもあまり余裕がありません。
まあ、仕方ないので、あまり遅くなりそうだったら山頂は諦めて途中で戻ってくることにして、とりあえずチャレンジすることにしました。

前日

仕事を終えてから五竜まで移動です。行き方は2通りあって、JRで松本まで出て、そこから大糸線で神城まで行く方法と、アルピコ交通のバスで移動する方法です。JR経由は松本まで1時間ほどかかるうえに大糸線で信濃大町で乗換ていくのでかなり時間がかかります。バスは、一気に山越えで移動するので長野から約1時間で白馬五竜のバス停まで行くことができます。昨年、唐松岳に登った時もバスで移動しました。
alasixosaka.hatenablog.com
バスは長野駅を17時10分に出発します。予約制ではないので、早めに行って並ばないと最悪乗れないことも考えられます。また、夕方の便は通学の高校生が使うので、一般客よりも高校生の方が優先になります。
30分前くらいに行くと、まだ列はできてなくて、バスを待っていると思われる高校生風の男子がバス停の近くの椅子(?)に座っていました。立って待つのも疲れるので、列ができるまで私も座って待つことにしました。さすがに5時が近くなってくると日差しもちょっと弱くなってくるので、まあそれほど苦にはならなかったです。大阪だとそうはいきませんが。
やがて、外国人の観光客と思われる人たちがやってきて、同じように椅子のところに座って待つようになり、出発の10分前くらいに列ができ始めたので、列に並びました。すると、バスも丁度やってきて改札が始まりました。ちなみに、バスのチケットは、長野駅のみどりの窓口の中にある自動販売機や、長野駅善光寺口のアルピコ交通の営業所で買うことができます。バスは東口にやってくるので、善光寺口とは反対になるので、JRのみどりの窓口で買うのが便利です。まあ、現金払いで良ければ乗るときに支払うこともできますが。事前に買っておくとカードとかが使えるので便利だと思います。
バスは長野の市街地を抜けて、山道を進みます。途中ぽかぽからんど美麻という温泉施設を通りました。なんかちょっと引かれるネーミング。泊ることもできるので、機会があったら泊まってみたいなと思います。
約1時間ほどで、白馬五竜のバス停に到着。バス停とJRの神城駅は歩いてすぐです。宿は、五竜のスキー場の下にあるシエルというペンションです。
pension-ciel.com
駅からスキー場までは歩いて約20分ほど。白馬よりも近くて便利です。一応シャトルバスもあるのですが、さすがに18時過ぎにはありません。ペンションまでは大体歩いて10分ほど。なので、駅とスキー場の丁度中間点あたりです。
歩いてJRの線路を渡るあたりで、スキー場とその奥に稜線が見えました。

五竜のスキー場とその奥に稜線

後で考えるとこの稜線が遠見尾根だったようです。なので、左奥に見えているピークは、小遠見山か中遠見山あたりでしょうか?
10分ほど歩いて、別荘地のようなところに入ったあたりで、ペンションに到着。青の壁が印象的なペンションでした。
宿泊客は私一人のようで、一人でゆったりと食事をいただきました。

ペンションの夕食(の一部)

コース料理になっていて、鶏、魚、豚の順にメインの料理が出てきました。写真は鶏のローストです。おいしかったです。ペンションの食事は旅館の食事程量が多くないし、だいたいおいしい所が多いので、ペンションに泊まるのも結構いいなと思います。
宿のお風呂は、常念岳の時は温泉で、大風呂でしたが、今回は部屋にあるユニットバスでした。まあ、登山の前日にお風呂に入ってゆっくり休めるだけで十分満足なんですけど。

出発~五竜山荘まで

テレキャビンの始発が8時15分なので、ゆっくりと朝食も食べることができます。7時に朝食をいただき、出かける準備をして7時50分頃に宿を出ました。約10分歩いて、テレキャビンの乗り場に到着。切符の販売が8時からということで、少し時間があったので売り場の前で待ちます。既に、10人近い人が待っていました。平日なのに結構登る人がいるのはさすがに北アルプスの日本100名山の一つだと思いました。
切符を買って、テレキャビンの乗り場に移動。
一旦建物の外に出るのですが、山の方を見ると結構ガスがかかっています。今日はあまり展望はよろしくないのかなと。

ゴンドラ乗り場の手前から山を見る。

また、エスカルガーデンというのがあって、お花が綺麗に咲いていました。

エスカルガーデンのお花畑

ゴンドラ乗り場に移動。ここでも10分ほど待ちます。8時15分、時間きっかりにシャッターが開いて、乗車開始。私は、3番目くらいのゴンドラに乗りました。
五竜のスキー場は実は、学生の頃に研究室のメンバーと一度来たことがあって、40年ぶりくらいです。たぶん、2度目のスキーだったと思います。初めてのスキーは八方尾根で、いきなり上まで連れていかれて、怖い思いをした記憶しかありません。五竜のスキー場は、上まで行ってもそれほど急斜面ではないので、下の方で練習して慣れたら上まで行って降りてきた覚えがあります。
ゴンドラの乗車時間は約8分ほど。降りたところに湧き水がありました。ここに水があると知っていたら宿で汲んでこなかったのですが。まあ、事前のリサーチ不足ですね。この日は、ハイドレーションに水が1.5L。それと宿で買ったペットボトルのお茶が500mlで計2Lです。立山の時に涼しくてあまり消費しなかったので、問題ないと思ったのですが、今回は結構暑くって、水は思ったよりも消費しました。まあ、足りなければ五竜山荘で買うこともできるのでそれほど心配はしてませんでしたが。結局下山したときに丁度1.5L消費していました。
ゴンドラ乗り場を降りたところで、少しガスが晴れて、唐松岳、白馬三山が顔を見せてくれました。

ゴンドラ終点から見る、唐松岳、白馬三山

ゴンドラの後は少し下ってリフト乗り場に移動です。スキー場のリフトですから、降りたら下って次に乗るという仕組みになっています。なので、帰りは登りになります。
リフトは意外に長く、10分くらいかかりました。リフトの脇は高山植物の植物園になっていて、8月も下旬でしたが、いろいろな花が咲いていました。
家族連れなら、ゴンドラに乗って、植物園(といっても建物があるわけではないですが)を散策するのもよいかもしれません。
朝一に乗った人たちは例外なく登山客なので、大半はリフトに移動して、更に高いところをに一気に移動していました。
リフトを降りて、熊鈴などの準備をして8時40分ごろに出発です。予定では、8時半に出発できるかなと思っていたのですが、リフトが思いの外長くって、やや遅れてしまいました。
出発してすぐ道が2手に別れます。案内図を見ると、右に行くと地蔵の頭というケルンのある小さなピークを越えていく道で、左が巻道です。予定ルートは地蔵の頭経由でしたが、案内図を見ると巻道の方が時間が短そうだったので、巻道を行くことにしました。なんせ、時間がタイトなもので。地蔵の頭は帰りに時間があれば寄ることにしました。
途中に小さな池がありました。高層湿原ですね。お花がいっぱいあるのもわかります。

巻道の途中の池。

地蔵の頭経由の道と合流して、尾根を登っていきます。この辺りから少し傾斜がきつくなりました。最初は樹林帯の中を行くのであまり展望はないのですが、ところどころ、見るところがあります。
ただ、またガスが出てきました。

見えているのはたぶん、唐松岳あたり。ガスが出てきました。

もうしばらく行って、小遠見山近くまで来たら、ガスも晴れて良く見えるようになりました。

小遠見山の手前から、北の方を見たところ。

ただ、五竜岳の方は相変わらずガスがかかっています。

五竜岳方面。ガスがかかっています。

40分ほど登って小遠見山への分岐に到着。小遠見山に行くには左に折れる必要がありますが、ここも先を急ぐので、ピークには寄らず、巻道を進みます。
小遠見山からの道に合流したあたりで、少しガスが晴れて、遠くにピークが見えました。これが五竜かと思ったのですが、違ったようです。

遠くにピークが見える。五竜ではない???

小遠見山の次は中遠見山です。実はこの遠見尾根、ひたすら尾根を登るだけかと思っていたのですが、小遠見山、中遠見山、大遠見山、西遠見山とピークを順番に越えていくので、そのたびにアップダウンがあって、結構きついです。
中遠見山の手前で、左手に大きな雪渓が見えました。キレットのあたりでしょうか?

中遠見山手前から、大きな雪渓が見えた。

中遠見山山頂には9時40分頃到着。大体予定通りです。出発が10分ほど遅れたので、その分を取り返したという感じです。
中遠見山の山頂には、おばさま方のパーティーがいて記念写真を撮っておられました。ついでに、私も写真を撮っていただきました。おばさま方の話では、登ってきたのは2人目ということでした。ゴンドラ降りたときはもっといたのに、いつの間にか抜いてしまっていたようです。確実に抜いたのは2-3人だったはずですが、どうも計算が合いません。リフト降りてすぐの巻道に行ったところで一気に抜いたということでしょうか?

中遠見山山頂にて

中遠見山からは一旦下ります。そして登り返して大遠見山です。大遠見山には10時丁度位に到着。ここで、予定より10分ほど早くなり少し貯金ができました。今回の計画では、コースタイムの70%で歩いて、15時17分に到着する予定で、スタートが10分遅れているので、予定通りのタイムなら15時半頃到着ということになります。ここまでは順調ですが、上に上がって、岩場になるとスピードが落ちるので、貯金は大切です。
大遠見山は山頂という感じが全くしないところでした。ただの道端に標識があって、ここが大遠見山とわかるというところ。ピークは向かって右手の方にあったようですが、登山道からは外れています。

大遠見山。山頂感は全くない。

大遠見の次は西遠見です。西遠見もどこがピークかわからなかったです。少し手前にに池がありました。池はすごくきれいというわけでもないですが、池に五竜岳が写って見えました。

西遠見山近くの池。逆さ五竜が見える

この辺りで、降りてきたソロの男性とすれ違って少し話をしました。この人は昨日、登って五竜山荘に泊まったそうですが、昨日はあいにく天気が悪く山頂からの眺望がなかったそうで、今朝、山荘からもう一度ピークに行ったそうですが、その頃はガスがかかっていてまた眺望がなかったそうで、諦めて降りてきたら、ガスが晴れてきて、何とも恨めしいと言っていました。
確かに、ガスがだいぶ晴れてきて眺望が望めそうな雰囲気になってきました。

五竜の山頂が見えてきた。

また、登って、降りて、西遠見のギャップです。10時35分に到着。貯金が15分になりました。

西遠見のギャップ

ここはまだ、道幅があるのでそれほどでもないですが、基本的にギャップは下見ると怖いので嫌いです。
ここから、いよいよ岩場の登りが始まります。鎖やはしごを使って登るところがところどころ出てきます。ただ、常念岳は鎖もはしごも何もなかったので、それに比べると登りやすいです。
遠くに五竜山荘が見えてきました。

遠くに見える五竜山荘。小さくて見づらいが、真ん中の鞍部のあたり。

五竜山荘が近づいてきたので、少し勇気が出てきます。ここまで順調に来ているし、お天気も問題なさそうなので、山頂まで行って帰ってこれそうです。
ただ、ここで、あることに気づいてしまいました。地図をよく読んでなかったので、五竜山荘は、登山道を登って行ったら着くと思っていたのですが、実は、主稜線にぶつかるあたりが、白岳という山のピークでそこから稜線を下ったところが五竜山荘のある場所ということで、登ってきて、五竜山荘とほぼ同じ標高まで来たのでもうすぐ着くと思ったのに、一旦ピークまで登ってしまう必要がありました。うーん、精神的にはちょっときつい。

白岳のピーク付近から主稜線を見る。下にあるのが五竜山荘。その向こうのピークが五竜岳

主稜線に出て、下って五竜山荘到着。11時10分頃。ここで、貯金が30分になった。出発が8時40分だったので、2時間半でここまで来た。
山荘で、トイレに行って、おにぎりを一つ食べる。今日の行動食は、長野駅の駅ナカスーパーで買った、おにぎりとおやきが2つずつ。もちろん、それ以外に、いつも持っているソイジョイやエナジージェルも持ってきているが。ただ、このおにぎり、なんか握りがあまくって、ぼろぼろと崩れていく。コンビニのおにぎりはそういうことがないので、ちゃんと食べやすいように作られているんだと思って感心した。
トイレで、隣になった人と少し話をした。この人は、本当は五竜からキレットを越えて鹿島槍まで縦走する予定だったらしいが、今晩から天気が崩れる予報なので、やめて、これから下山するらしい。賢明な判断だ。

山頂アタック~下山

さて、山荘からいよいよ山頂にアタック。下から見ていると、五竜岳の手前に前衛峰がそびえていて、そこも通っていくのかと思っていたが、そこは西側を巻いていくようになっていてホッとした。
最初はザレた道で、ちょっと滑りやすいが、それほどしんどくない。ただ、主稜線に出ると風が強くって、結構寒い。
ふり返ると、主稜線が白馬の方まで良く見える。

主稜線を白馬岳方面を望む

前衛峰を巻いたあたりから、岩場が連続して、いよいよアルプスの山頂が近づいてきた感じがする。
岩場を登り切って、鹿島槍方面との分岐に出た。山頂はあと一息。

鹿島槍への分岐。五竜岳は右に行く。正面が鹿島槍

立山連峰が良く見える。この間断念した剱岳も今日はよく見えた。

立山連峰が良く見える。真ん中が剱岳

ここから主稜線を離れて山頂へ向かう。山頂には一人いたが、登っていく途中ですれ違ったので、着いた時には他に誰もいなかった。アルプスの百名山で山頂独り占めとは、なかなかめったにない。

五竜岳山頂

山頂到着は12時10分。山荘でちょっと休憩したのと、やっぱり岩場はちょっと時間がかかるのとで、貯金が20分に減っていた。ユーチューバーの人と同じく1時間かかった。
山頂からの景色は抜群だった。ここで、おやきを一つ食べる。

山頂からの景色。北側
山頂からの景色。西側。
山頂からの景色。南側
山頂からの景色。東側

ちょっと貯金を減らしているので、景色は最高だが、あんまりのんびりしてもいられないので、とっとと下山することにする。
五竜山荘に戻ってきたのは、ちょうど13時頃。山頂でちょっと休憩したが、やっぱり30分で降りてくるのはちょっと無理だ。ここで、貯金がゼロになっていた。どうも岩場の下りが遅いらしい。山と高原地図のコースタイムでも50分なのに、ほぼコースタイム通りかそれよりやや遅いタイムになっていた。まあ、トータルで70%で行ければ問題は全くないのだけれど。
山荘にはかき氷の旗が揺れていたが、寒いくらいなので、食べる気にならない。遠見尾根を登っているときは風もあまりなかったので、山荘で冷たいものでもと思ったが、そんな気が失せるくらい涼しくって、もう一つのおにぎりを食べて下山する。
西遠見ギャップに13時30分着。ここで、貯金が5分になった。
大遠見山が14時。なんと、貯金が増えず。ちょっと焦る。スピードアップして、中遠見山に14時18分。ようやく貯金が10分に増えた。調子に乗って、下りを飛ばして降りたら、続けて3回もこけてしまった。こけたのは幅の狭い木段が続くところで、木段の上に砂が乗っているところで、滑ってしまった。急いでいるので冷静に考えてなかったのが悪かった。この日はトレランシューズを履いていて、かかとから下りると滑るというのはわかっていたが、木段の幅が狭いので、足をつくときにつま先から下りることができないので、かかとから下りたら滑ったのだった。そこで、もう少し気を付けていればよかったが、何も考えずに、更に2度同じことを繰り返して、3度目に派手にこけて、手を少しすりむいて、ズボンのお尻も破けてしまった。ここで、ようやく、まずいことをしていたことに気づいて、幅の狭い木段は、横向きに降りるようにした。気付くのが遅すぎ。また、手も擦りむいたのも、霊仙山でも、立山でもやっているので、さすがに懲りた。今後は手袋をしていこうと思った。
それにしても、遠見尾根は行きもそうだったが、帰りも風がほとんどなく、標高が2000mを越えているにもかかわらず、えらい暑かった。この日は、前回、立山に登った時に結構涼しかったので、シャツをエステル100%のでなく、メリノウールの混紡のにしたが、ちょっと暑くって失敗だった。稜線では、その上に長袖を着ていたが、遠見尾根を降りてきて、標高が下がるとさすがに暑いので長袖は脱いだが、それでも暑かった。
小遠見山のあたりまで降りてきて、登りの時にははっきりと見えなかった白馬三山が良く見えた。

小遠見山付近から見た白馬三山

ただ、小遠見山はパスした。その代わりと言っては何だが、最初に巻いた道を帰りは通らずに、地蔵の頭の方に行ってみた。八方尾根が良く見えた。

地蔵の頭付近から見た八方尾根

結局リフト乗り場には15時頃に到着。最後だいぶ急いだので15分くらい予定よりも早く着いた。
帰りもリフトに乗って、そこからゴンドラに乗り換えて、エスカルプラザには15時半頃到着。

下山後~帰宅。かえりもドタバタ

エスカルプラザには、お風呂があるので、まず、お風呂に入って汗を流すことにした。ところが、これがちょっと失敗。お風呂から出てきたらだいたい16時。荷物の整理をして、さあ、レストランに行って何か食べようと思ったら16時で閉店していた。17時までやっているものと思って、勘違いをしていた。先にレストランに行くべきだったと思ったが後の祭り。売店はまだやっていたので、売店に行ってみたが、食べるものはお土産のお菓子の類だけでちょっとお腹に入れるようなものは売っていない。グーグルマップで近所の店を検索して、すぐ目の前のクレープ屋さんが17時までと書いてあったので、行こうと思って、ドアの方に向かったら、CLOSEと書いてあるのが見えて断念。それ以外の店も軒並み16時以降は閉店していて、全然やっているお店がない。ようやく、神城駅近くのラーメン屋が1軒だけ16時半開店となっていたので、16時半のシャトルバスに乗って駅の方に向かうことにした。バスを待っている間、のこりのおやきを食べて空腹を紛らわした。まあ、他にもナッツとか羊羹とか持ってはいたのだけど、ラーメンを食べられるなら今食べなくてもと思って残しておいた。万が一ラーメン屋がやってなかったらそれを食べるしかないわけだし。
シャトルバスに乗って、駅に向かう。もう一人乗る人がいて、その人がバス停まで行くというので、バス停の方がラーメン屋に近いので、自分もバス停でおろしてもらった。バス停からはラーメン屋まではすぐ。いってみると一応明かりはついているし、扉も空いているのでやっているみたい。ただ、中に入ってみると、全然人の気配がない。やっぱりやっていないのかと思って、諦めて出ようと思ったら、中から人が出てきた。
無事にラーメンにありつくことができた。
列車の時刻が17時16分で、ちょっと時間がタイトだったが、ラーメンなら全然間に合うだろうと思っていたが、出てくるのにちょっと時間がかかって少し焦った。
ラーメンは四川風というこらしい。ただ、豆板醤と酢が別についてきて、食べながら、順番に足していって味変を楽しむという趣向らしい。食べてみると、とってもおいしかった。また、牛肉の塊がどんと乗っかっていて、これもおいしくて、こっちに来てみて正解だったと思った。

神城駅近くのラーメン屋で食べたラーメン

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無事にお腹を満たしたところで、駅に向かう。駅舎はそこそこ立派だったが、無人駅。一応駅の中に観光案内所があって、そこが切符の委託販売をしているらしいが、既に営業が終わってしまっているらしく、しまっていた。まあ、切符はあらかじめ、長野駅で買っておいたので問題はないのだけれど。

神城駅
神城駅のホーム

神城駅からは、信濃大町行きに乗車。信濃大町で松本行きに乗り換える。ただ、松本駅での乗り換え時間が4分しかないので、信濃大町で降りて、食料を調達する。信濃大町はアルペンルートの長野側の起点だけあって、立派な駅で駅前もそこそこにぎわっていた。だけど、駅のKIOSKはすでに閉まっていた。仕方ないので、駅から5分くらい行ったところのローソンに行って食料を調達した。
信濃大町からは、アルペンルートから下りてきたと思われる人も結構いて、また、高校生も乗っていたので、そこそこ列車は混んでいた。一応座れたけど。ただ、列車は徐々に遅れ始めて、乗り継ぎが心配になってきた。車内アナウンスでは乗り継ぎの案内が出たので、まあ大丈夫と思ったが、松本に着いた時には、ちょうど「しなの」が入線してきていて、既に発車時刻になっていた。大糸線のホームは6番線で、中央線や篠ノ井線のホームから少し離れている。さらに、名古屋行きの「しなの」の止まるのは1番ホームで最も遠いので、できるだけ階段に近い、一番前まで行って、走って、乗り換えた。
これでホッと一息というところが、「しなの」も塩尻を出てしばらく行ったところで、ホームに止まったまま動かなくなった。車内のアナウンスは何もないのでメチャ不安になる。どうも、行き違い待ちをしていたらしく、これで5分遅れになった。ところが、さらに先に行くと、前を行く列車が安全確認をしたとかで、さらに遅れて9分遅れになってしまった。名古屋からの新幹線は一応予約はしてあったが、こういう事態も考えてまだ発券せずに、列車の中で変更ができるようにしておいた。ただ、9分遅れのままなら、なんとか乗り継げるので、列車の中で、走行位置の画面を出して、にらめっこしながら、いつつくかヒヤヒヤしながら眺めていた。予約した「のぞみ」は広島行きの最終だったらしく、車内では、広島方面への切符を持っている人は車掌に申し出るようにというアナウンスが入ったので、結構やばいのかと思って、変更しようかどうしようか迷った。結局列車の遅れは9分のままで、名古屋に到着。無事に発券を済ませて予定通りの列車に乗ることができた。いやー、帰りはバタバタでした。

それにしても、お天気にも恵まれて、無事に五竜岳に登れました。いい山でした。

六甲半縦走

8/18に六甲縦走路を宝塚から摩耶山まで約半分の区間を縦走のトレランをしてきました。
昨年は夏の間、暑さに負けて長距離のトレーニングを全くしてなかったのと、ケガ、体調不良などで、秋からの調整に失敗したおかげで、弘法トレイルでタイムオーバーになってしまった反省から、夏の間も休まずに月1回くらいは長距離ランを続けていこうということで走ってきました。
先月は、ポンポン山から京都側の大原野に降りて、また高槻に戻って中畑回転場まで走りました。
alasixosaka.hatenablog.com
その時はまだ、暑くなり始める頃で、今ほど暑くなかったので、ポンポン山くらいでもだいぶ涼しかったです。

どこを走るか?

8月はもっと暑いことが予想されたので、どこを走るかが問題でした。まあ、先週は台風の影響でだいぶ涼しかったのですが、登山に行っていたので(おかげで予定した剱岳に登れなかったのですが)、また暑くなった今週になってしまいました。
どこか涼しいところでトレランできるところということで、AIに相談したら、六甲山、比叡山、大台ケ原などが候補として出てきました。その他、兵庫県の高原地帯(峰山とか神鍋など)も候補として考えていました。また、長野に仕事に行ったついでに、車山とか菅平などを走るということも考えたのですが、長野ではせっかくなのでアルプスで登山をしたいと思っているので、登山を優先して。関西でどこか走れるところということで候補を絞りました。
最初は、兵庫の高原地帯にしようかと思ったのですが、車が必要、泊るか、当日の早朝に出発する必要があり、面倒だとおもって、自宅から電車で行けるところに絞りました。この時点で大台ヶ原も外れました。
そうすると、六甲か比叡山ということになりますが、比叡山は延暦寺の境内は歩く必要があるのと、上に上がってしまった後は、東塔のあたりしか、水の補給ができないという問題があるので、補給が容易な六甲山にしました。全部縦走すると距離が長くて、以前夏に全縦をしようと思ったときに途中でへばってリタイアしているので、今回は初めから半分だけということにしました。
半分の場合、西半分か東半分かという選択になりますが、西半分は標高が低いのでなるべく標高の高い東半分にしました。次はスタートを西側(宝塚)にするか、東側(神戸)にするかということになりますが、なるべく早くスタートできるように宝塚にしました。

出発

平日なので、ラッシュアワーを避けるのと、あまり暑くならないうちにスタートしたいということで、8時前には宝塚に到着するように、7時前の列車に乗るように計画しました。ところが、出かける前にバタバタしてしまい、乗る予定の列車に乗り遅れてしまいました。まあ、茨木で快速に乗り換えれば、追い付けるので、次の列車に乗り、茨木駅で快速に乗り換え、大阪駅で当初乗る予定の列車に追い付きました。快速は混むので、普通で行こうと思っていたのですが、乗り遅れてしまったので仕方がありません。尼崎で新三田行きに乗り換え宝塚に向かいました。快速に乗ったままでも尼崎には止まるし先に着くのですが、尼崎の駅は快速は別ホームになっていて乗り換えが不便なので、乗換回数が増えるのですが、大阪で普通に乗り換えるのが便利です。大阪駅で普通に乗り換えるのは同じホーム、尼崎で新三田行きに乗り換えるのも同じホームで乗換はこっちの方が便利です。
8時前に宝塚駅に到着。いつものようにコンビニでおにぎりを買おうかと思ったのですが、駅マルシェが開いていたので、そこに行くとこちらにもおにぎりがありました。コンビニよりもちょっと高いのですが、まあ、どのくらい味が違うのか試してみようと購入。駅前のベンチで、準備をして、スタート。

六甲山頂まで

最初は住宅地の中を登っていきます。結構な傾斜でまあまあきつい。まだ、スタート直後なのでとりあえず、走って登る。
塩尾寺までは舗装路。塩尾寺は3回目だけど、前2回は逆コースだったので暗くなってから塩尾寺に着いたので、明るい時間に着くのは初めて。

塩尾寺

本日の安全を祈願して、また、念のために熊鈴をつけて、出発。
塩尾寺からは本格的なトレイル。最初はきつい登りが続く。まあ、弘法トレイルも舗装路を抜けてトレイルに入ると結構きつい登りが続くのでいいトレーニングになるはずと思って頑張って登る。
4㎞くらいからは巻道になって傾斜が緩くなる。舗装路を横切ると大平山の登りにかかってまた少し傾斜がきつくなる。ただ、標高があがってきて少し涼しさを感じる。
この辺りから大阪市内が良く見える。

大平山手前から大阪市内を見る

大平山からはまた少し傾斜が緩くなる。ただ、大平山くらいまでは、あまり蜘蛛の巣にかからなかったが、この辺りから、蜘蛛の巣が増えてきて、顔や足にバシバシと蜘蛛の巣がかかるようになった。大平山くらいまでは、地元の人が朝登っているのかもしれない。六甲山までは12㎞くらいあるので、さすがに夏だし、平日にそこまで行く人はいないのだろう。10㎞過ぎに舗装路に出て、ようやく蜘蛛の巣地獄から解放された。
しばらく舗装路を走ってトンネルが見えてきた。トンネルを通った記憶がないので、またトレイルに入るのかと思って地図を見るが、トレイルに入るところがわからず、しばらくうろうろ。トレイルを通って、一山越えてまた舗装路に出て、六甲山下の一軒茶屋の手前に出る。ここには休憩所とトイレがあるが、水が減ってきて補充したいので、一軒茶屋のところに行って自販機で水を買って補充。自転車の人とハイカーの人が休憩していた。今回は、1.5Lのハイドレーションにいつものように、塩とクエン酸を入れて1Lほどを凍らせたものに水を足して持ってきていたが、やっぱり暑さのせいか思ったよりも水の消費が早い。先週の立山では1日で500mLしか消費しなかったのに。
六甲山頂には、10時40分頃に到着。

六甲山頂

ここでおにぎりを一つ食べる。味はまあまあ。値段の違い程違いがあるかというとちょっと微妙かもしれない。個人的にはコンビニのおにぎりで十分かなという感じ。

摩耶山まで

六甲山から摩耶山までは標高差が約300mあるので、基本的には下り基調。ただ、初めは結構アップダウンがあるので楽ではない。
途中稜線の南を通るところで、海が良く見渡せた。

六甲山からしばらく降りたところ。海が見える。

舗装路を何回か横切ってガーデンテラスに出る。さすがにここには人が結構いる。

ガーデンテラスのところから大阪方面を見る

ここからはアップダウンはほとんどなくなるが基本的に舗装路を行く。
ただ、15㎞を過ぎてからの舗装路の下りで走り続けるので結構きつい。休憩を兼ねて、記念碑台でトイレに行く。
三国池のところからまたトレイルに入る。また舗装路に出たところで、しばらく行くと、神戸市立自然の家があった。この辺まで来ると、人も車もあまりいなくって静かな佇まい。Cafeがあるので、ちょっと心惹かれたが、摩耶山までは一気に行ってしまおうと思ってスルーした。あとで、調べると結構よさそうなCafeなので、今度は寄ってみてみようかなと思っている。
摩耶山の手前でまたトレイルに入って、アゴニー坂を登るが、ここがかなりきつい。ようやく坂を上って12時20分頃に摩耶山に到着。展望台でもう一つのおにぎりを食べる。ここで、水の残りを確認するとほとんど空になっていたので、ここでも自販機で水を買って補充。六甲山では下界よりも高かったが、摩耶山は下界と同じで良心的な料金だった。しかもPayPayで買えるし。

摩耶山
摩耶山から神戸方面を望む
下山

ここからはローブウェイを使っても降りられるが、駅が閉まっていた。後で調べると火曜日は定休日でした。ローブウェイにも定休日があるとは初めて知った。
摩耶山からの下山道もいくつかある。全縦路の天狗道、稲妻坂を通って、布引の滝から新神戸駅に降りるルート、ロープウェイ沿いに尾根道を降りるルート、山寺尾根から六甲道方面に降りるルートなど。
今回は、降りてからお風呂に入ろうかと思っていたので、山寺尾根を降りることにした。実は、新神戸の駅の近くに温泉があるのだが、現在改装中で休館している。なので、六甲道駅近くの温泉にしようと思ってこのルートを選んだ。しかし、摩耶山の手前のアゴニー坂で結構疲れて、早く家に帰りたい方が勝ってしまって、そのまま電車で帰ることにした。だったら新神戸で良かったのではという感じだが、まあ、行ったことないのでどんな道か行ってみることにした。
展望台の下から山寺尾根のルートに入る。入口に滑りやすいので注意するようにという看板があった。山寺尾根は傾斜が急でほぼ走れない。たしかに、砂がじゃりじゃりで滑りやすいところがいっぱいあって、気を付けながら降りる。あとで、高低図を見るとこの区間の傾斜が一番きつかった。下山路は約5kmで、半分くらいが急傾斜の山道。
トレイルを降りきったところに霊園があり、その下から住宅地になって舗装路を下る。ここも、宝塚のところと同じく、結構急な傾斜で、苦手な急なくだりの舗装路。前回全縦を走ったときは足が痛くて下りを歩いたが、今回は何とか頑張って走っていると傾斜が緩くなった。ただ、下界に降りてくるとさすがに暑い。あと1㎞くらいなので頑張って走ってゴールの六甲道駅に到着。約26㎞でタイムは5時間20分。
最後までくじけることなく走り切ってまあ、良いトレーニングができた。

立山登山 登山編

前回は、立山登山の準備から前日の移動までを書きました。
alasixosaka.hatenablog.com

装備のところで、1日目にはいた靴下が今一でマメができたと書きましたが、その記事を書いた後にYouTubeを見ていると、ヤマレコのチャンネルで、靴擦れと黒爪の防止に関する動画を見つけました。

www.youtube.com
その中で靴下の2重履きが有効というのを見て、やっぱりそういうことかと納得しました。2日目は2重履きだったので、だいぶ楽でした。(まあ、劔に登らずただ下山しただけというのもありましたが)

さて、今回はいよいよ登山のことを書きます。

1日目

室堂まで

前回も書きましたが、ホテルは立山のテトラリゾートというところに泊まりました。朝食なしのプランだったので、朝食はコンビニで買って来たパンを部屋で食べ、ホテルのバスで立山駅に向かう。
立山駅に着いたのは7時過ぎ。既に大勢の観光客でにぎわっていた。ただ、アルペンルートの当日券売り場はそれほど行列というほどでもなかった。剣山荘で泊まり合わせた人に聞いたところでは、その人は7時半に立山駅に来て並んで切符を買ったそうだが、ケーブルの時間は9時半といわれたそうだ。つまり、もっと朝からいっぱい並んで切符を買った人たちがたむろしていたということのようだ。
私は、7時半の室堂直行バスに乗るので、WEB切符を券売機で発券し、駅前のバス乗り場に並んだ。バスは、ほぼ満席だったが、ポツポツ空席もあり、自分の隣の席も空いていた。悪天候でキャンセルしたのか、当日売りが売れ残ったのかよくわからないが。
アルペンルートならケーブルで一気に美女平まで行くところを、バスなので、九十九折れの道を延々と上がっていく。途中、称名の滝が見えるところを通り、バスがスピードをとしてゆっくりと見せてくれた。

称名の滝

室堂に着いたのは8時半頃。こちらも当然ながら大勢の人でにぎわっていた。台風が近づきつつあるが、今のところはいい天気。

室堂。立山連峰が良く見える

すぐ前にある、立山玉殿の湧水で水を汲んでおく。今回は2Lのハイドレーションを持参。立山だけなら、途中で補充ができるし、そんなにいらないと思うのだが、劔のアタックは長時間、給水ができないので2Lくらいは必要かと思いこちらにした。結果的にこの日は500mlくらいしか消費しなかった。ちょっと少ないと思って、山小屋で水を多めに飲んでおいた。標高が高いので水を飲んでおかないと高山病の危険もある。

立山三山

さて、いよいよ立山に登る。まずは雄山から。ある程度予想されたこととはいえ、人が多い。室堂からの登山道は、コンクリートで埋められた石段で、登山道という感じは一切ない。登っている人も、かなり軽装の人もいてハイキングみたいな感じ。
しばらく行ったところにチングルマがいっぱい咲いていた。

チングルマ

人が多くて、とにかく列をなして登っていくという感じ。こんなに大勢でぞろぞろと登るのは、若いころに登った富士山以来だ。

延々と人が列をなしている。奥の左手が立山

途中で、雪渓の脇を通過した。

登山道わきの雪渓

この辺りは豪雪地帯で、夏でも結構あちこちに雪が残っている。アルペンルートといえば、ゴールデンウィークの頃の雪の壁が有名だし。
しばらく登って、振り返ると大日岳(たぶん)が見える。

しばらく登って振り返った景色。向こうに見えるのは大日岳?

いきなり2500mくらいまでバスで登ってきているので、空気が薄く感じて、結構体が重い。一の越手前の急登は結構きつかった。
一の越には9時20分頃到着。

一の越到着。

一の越から東側を見ると結構遠くまで山が見える。

一の越から東側を見る。

一の越を過ぎると、やや登山道っぽくなるが、皆さん雄山を目指しているので、相変わらず、渋滞状態で列をなして登っていく。傾斜がきつくなると特に遅い人が出てくるので渋滞がひどくなる。
それでも予定よりやや早く10時10分頃に雄山に到着。

雄山到着

雄山では、夏の間、神主の方が常駐していて、祈祷をしてくださる。入口でお金を払って、山頂まで登って祈祷をしていただく。祈祷料は¥700。祈祷後はみんなで万歳三唱。

雄山山頂にて

雄山から東を見ると富士山が見えた。

遠くに富士山が見える。

また、北の方には剱岳が見える。

雄山から劔方面を見る。

また、南を見ると、登ってきた室堂、みくりが池が見える。

室堂、みくりが池方面

ここからは、大汝山、真砂岳、別山と縦走していくが、雄山で引き返す人も多いので、かなり人は少なくなって、やっと本来の登山らしくなってきた。
大汝山には、10時50分頃到着。雄山の祈祷で順番待ちをして結構時間を食ったので、予定よりも15分くらい遅れてしまっている。まあ、あまり気にしなくても、この日は剣山荘にたどり着けばいいので問題ない。
大汝山は標高3015mで、今回の登山での最高点。

大汝山

大汝山の直下には休憩所があって、水や食料も補充できるが、特に必要ないので、外のベンチで買って来たおにぎりを食べる。
東を見ると黒部ダムが良く見える。

黒部ダム

大汝山を過ぎるとさらにひとが少なくなって、普通に登山する人しかいなくなった。
真砂岳には、11時40分到着。なぜか遅れが広がっている。そんなに長く休憩したつもりもないのに。
次は別山だが、真砂岳から見ると延々と荒涼とした稜線が連なっている。

真砂岳から別山方面を見る

ここのアップダウンは結構きつかった。特に別山への最後の登りはしんどい。
別山には、12時20分頃到着。ここの区間でほぼ予定通り(コースタイムの80%)。あまり早くない。

別山到着。

別山には祠があったので、参拝しておいた。
別山からも劔が良く見える。ただ、雲が少し出てきた。やはり天気は下り坂のようだ。

別山から劔方面を見る
剣山荘へ

最初は、別山から劔澤に降りてそこから剣山荘を目指すルートを考えていたが、剣御前小屋で、お昼を食べようと思って、剣御前小屋のルートに変更していた。ただ、ちょっと予定よりも遅れていて、小屋の昼食営業が13時までなので、お昼の時間に間に合うか心配になってきた。
劔澤への分岐のあたりで、御前小屋が見えて何とか間に合いそうだと思ってホッとする。

剣御前小屋が見えてきた

また、劔澤方面を見ると、剱岳がかなり大きく見えるようになってきた。

劔澤の向こうに、剱岳がそびえている。

劔御前小屋到着は12時40分頃。30分の遅れが取り戻せない。3000m近い高所で、岩ゴロゴロの足場の悪い道では、コースタイムの80%くらいでしか進めないらしい。
とりあえず、営業時間内には到着したので、ここでラーメンをいただく。
あとは、剣山荘までもう一息。ここからも劔澤に降りてから行くルートと、ほぼまっすぐ行くルートがあるが、まっすぐ行くルートを選択。ただ、帰りは劔澤を通って帰ったが、劔澤経由の方が距離がちょっと伸びるが道は全然歩きやすい。直線ルートは、雪渓を渡る部分が3か所もあった上に、雪渓がなくとも、大きな岩がゴロゴロしている小さな沢を何度もわたる必要があるので、時間がかかるし、体力も削られる。
どの雪渓もそれほど歩きにくいわけでもないし、距離も短いので、一応チェーンスパイクは持ってきていたが、使うまでもないところではあった。劒澤ルートも、剣山荘から劔澤に降りるところで1ヵ所雪渓を渡るが、劔澤に降りてしまえばあとは、比較的歩きやすいので、断然こっちのほうがいいと思った。

途中で渡った雪渓。

結局剣山荘には13時55分頃到着。予定よりも40分遅れ。さいごの岩ゴロゴロと雪渓でずいぶん時間を食ってしまったので、この区間は予定よりも大幅に時間がかかってしまった。
剣山荘は、劔岳アタックの拠点でイメージは劔の麓にある小屋で、槍ヶ岳山荘や奥穂高山荘みたいなイメージを勝手に抱いていたが、ちょっと下った沢みたいなところにあって、水は豊富。小屋の前に、流れっぱなしの水がどんどん流れているし、小屋の中もたぶん同じ水だと思うが、飲める水が蛇口をひねると出てくる。おまけに、温水シャワーもあって、山小屋としては至れり尽くせりの小屋。
この日、途中で休憩しているところで(たぶん剣御前小屋だったと思うが)、女の人たちが、北アルプスはセレブな山と言っていたのを思い出し。まさに、お金さえ出せば、水も食べ物を手に入るし、槍ヶ岳山荘なんか午後はスイーツの営業もやっていたし。
チェックインを済ませて、さっそくシャワーを浴びる。さすがに、石鹸、シャンプーは使っちゃダメと書いてあったが、山小屋で思いっきり汗を流せるのは本当にありがたい。
夕食までまだ時間があったので、売店で手ぬぐいとクリームパンを買って、小屋の外のベンチでクリームパンを食べる。この頃からさらに天気が悪くなってきて、あたり一面ガスがかかり、ポツポツと雨も降りだした。
夕食は17時半から。

剣山荘の夕食。

夕食の時に隣になった人と少し話したが、兵庫から来られた方とのこと。この日に劔に登ってこられたとのことで、3度目の挑戦でようやく劔に登れたとのこと。この方も、アルペンルートのWEB切符の購入に苦労されたみたいで、結局、扇沢から登ってきて、明日、扇沢に降りて帰るとのことだった。劒岳の渋滞はそれほどでもなく、カニの横這いは一人で通過してかえって心細かったと言っておられた。
山小屋では、最近AUがStarLinkのサービスをやっていて、AUの正規ユーザーなら無料で山小屋WiFiが使える。私は、Povoにしか入っていないので、使う場合は、2時間で¥300のコースか24時間で¥600のコースを選ぶことになる。とりあえず、明日の天気を知りたかったので2時間コースで使ってみた。結局、翌朝も天気を調べたので、また、¥300払ってしまったので、24時間コースでもよかったと思った。
調べたところ、台風の進路はまた変わっていて、さらに南寄りのコースを通って、直撃は避けられそうだが、速度が遅くなっていて、明日はずっと台風の影響を受けそうな感じ。台風の話は食事の時もいろいろしていたが、とにかくその時になってみないとわからないので、登る準備だけしておいて、朝起きてから判断することにして寝た。

2日目

結局、劔は断念。

8/12、登山2日目。小屋の朝食は5時半からだが、前日にお弁当をもらっておいて、4時半頃出発の予定をしていたので、4時前に起床。3時ごろから、ごそごそと起きだしている人もいたので、3時以降はあまり寝れなかったが、医者にもらった睡眠薬を飲んで8時過ぎには本格的に寝る体制に入っていたので、結構寝ることができた。あんまりしょっちゅう薬に頼りたくないが、しっかり寝るには、この薬は役に立つ。
食堂に行くと、既にたくさん人がいて、お弁当を食べている。小屋の人が、カップスープの素とお湯、お茶を用意してくれていたので、ありがたく頂戴する。
小屋の窓は、完全に覆われているし、まだ暗いので外の様子は全然わからないが、雨粒が窓ガラスにどんどんかかってくるので、結構雨が降っているのが分かった。
天気予報をチェックするまでもなく、この感じでは劔登頂は断念せざるを得ない。技術があれば、ある程度雨が降っていても登れなくもないかもしれないが、昔、大峰山で雨の日に登って、何度か滑って危ない目にあったので、自分には無理だと思っているし、雨より厄介なのは、風のほう。台風15号はもともと暴風圏はない台風だったが、それでも台風の近くでは強風が吹くし、山では稜線に出れば風がかなり強いことが予想されるので、風の強いなか、足元も滑るし、登るのは危険と判断した。
今すぐ下山してもしょうがないので、とりあえず、寝床に戻って、横になっていることにした。山小屋のチェックアウトは7時。そのくらいに小屋を出ても、降りるだけならまだまだ時間は十分にあるので、7時くらいにお天気を判断して出発時刻を決めることにした。
朝食が終わって6時半頃に、清掃を始めるので、残っている人は部屋から出てくださいとアナウンスがあったので、食堂に移動。まだ、10人以上の人が残っていたが、それ以外の人たちは出発したらしい。劒に登ったのか、そもそも今日は別の目的地があってそちらに向かったのか?
食堂でもう一度山小屋Wifiにつないで、天気予報を見ると、この先10時くらいに大きな雲の塊がやってくるらしいので、もう、降りてしまおうと、出発することにした。

出発~室堂まで

7時15分頃、雨具を装着して出発。雨がしっかり降っているので、スパッツもつけておいた。また、足元が滑ることも考えられるので(昨日、滑って転んだし)、念のためヘルメットをかぶっていくことにした。ただ、ヘルメットをかぶるとレインウェアのフードがかぶれないことに気づいた。まあ、本格的な登山用ではないし、トレラン用に買った軽量レインウェアだから仕方がない。
ルートは劒澤に一旦降りるルートを通ることにした。昨日の道はちょっと通りたくない。
最初に真砂沢に向かう分岐があった。昨日は来るときも通ったはずだが、ここの分岐には気づいていなかったので、間違ってこっちに行きそうになったが、昨日見た分岐は、劔澤とちゃんと書いてあったので、ヤマレコアプリで位置を確認して、違う分岐ということに気づいて、次の劔澤への分岐を左に折れた。
劔澤へは降りるといっても、ほぼ等高線に沿って行く感じ(オリエンテーリングで言うところの、コンタリング)で、道もまずまず歩きやすい。ただ、ガスがかかっていて景色は全くダメ。

ガスの中を劔澤に向かう

途中で雪渓を一度わたる。

雪渓を渡るところ

雨は小降りで、風もそれほど強くない。
ただ、見通しが悪いせいで、道を間違えた。沢底まで降りずに、その手前で右に折れたほうが近道なのだが、分岐をやり過ごしてヤマレコアプリから警告が来て気づいた。アプリで地図を見るとこのまま沢の反対の道を進んでも結局合流するのでそのまま進むことにした。
キャンプ場の中を通る。この雨風では、キャンプの人たちは結構大変だろうと気の毒に思う。

劔澤キャンプ場の中を通る。ガスで良く見えないが、遠くにテントが見える。

しばらく沢底を進み、そこから、やや左手の斜面にとりついて、そこからひたすら登って、剣御前小屋を目指す。途中で、立派なひげを蓄えたおじいさんを抜かして、少しお話したが、この方は一の越山荘まで行かれるとのこと。本来は、私が昨日通った、稜線を伝って、立山連峰を縦走する計画だったみたいだが、山小屋の人に相談してやめた方がいいと言われたので、雷鳥沢の方に降りるとのことだった。
たしかに、御前小屋に近づくにつれ風が強くなり、やはり稜線上は結構な風が吹いている。
御前小屋で少し休憩。ソイジョイを食べる。なにせ、朝食は朝の4時に食べたから。ちょっとお腹に入れておかないと血糖値が下がってしまいそう。
御前小屋まではほぼ1時間。ルートが当初の予定と違うが、ほぼ予定通り。
ここからは雷鳥沢を通って、キャンプ場までひたすら降りる。沢から吹き上げの風が吹いて結構風が強い。
しばらく行くと、お天気が回復してきて、自分のいるあたりはまだ少し雨が降っているが、晴れてるところもあって、前方に虹が見えた。

虹が見えた。

最後まで降りきって、雷鳥沢キャンプ場に着くころには雨はすっかり止んで、日も差してきた。
雷鳥沢のキャンプ場は広大で、大勢の人がキャンプをしているが、外国人(アジア系)の人も目立つ。山小屋に泊まるとお金がかかるのでキャンプにして節約しているのかもしれない。

天気は回復。浄土沢の橋を渡る。

ここから、みくりが池まですり鉢の底から登り返すことになる。道は、もう登山道でなく、コンクリートの石段で、雄山に行くときとおんなじ感じで、ハイカーもたくさんいる。なんか、俗世間に戻ってきたという感じ。
登りきると、エンマ台というところがあって、下に地獄谷がある。荒涼としていて、不気味な感じ。火山ガスが結構噴出しているらしく、冊の中に入らないように注意書きが書かれていた。かなり硫黄臭がする。

地獄谷

その先には、血の池というのもあった。

血の池

地獄は、針山地獄の劔岳だけかと思っていたが、室堂周辺にも結構あった。
9時50分頃、みくりが池に到着。コースタイムの80%でほぼ予定通り。雨の下りで慎重に歩いたので、まあ予定通りだが、いつものようには速度が出てない。

みくりが池

バスは14時半出発なのでまだまだ時間がある。キャンセルして、アルペンルートで下るという方法もあるが、当日のキャンセルは100%のキャンセル料を取られるので、もったいないので、とりあえず、みくりが池荘で温泉に入ることにした。元々は、富山まで降りて市内のお風呂に入る予定だったが、4時間以上は時間を持て余しすぎるので、ここでお風呂に入ることにした。山荘の外のベンチで、レインウェアを脱いでザックにしまい、ヘルメットも外してしまってしまった。
お風呂は、山荘の食堂の奥にあり、大きな荷物は食堂の窓側に置くように指示された。さっき地獄谷があったように、硫黄泉の温泉で、かなりの硫黄臭のするお風呂だった。ちょっとこじんまりしたお風呂で、露天風呂もない。ただ、温泉の成分はたっぷりでいかにも効果がありそうな温泉。
ただ、硫黄臭が結構きつく、家に帰るまで、硫黄のにおいが体についていた。
ゆっくりお風呂につかって、着替えてから、荷物を整理する。それにしても、劔に登らなかったので、水も食料もたっぷり余ってしまった。水はお風呂の洗面台に捨てて身軽になる。山荘の昼食が11時から始まるということで、あと10分くらいでオープンするので、結構行列ができていた。ここで食べようかとも思ったが、まあ、室堂まで行ってしまおうと思って、山荘を出る。
外に出ると、また、お天気が悪くなっていて、ちょっと吹き降りの天気になっている。ただ、室堂まではもう10分くらいなので、レインウェア出すのも面倒なので、そのまま強行突破で室堂のターミナルに到着。

室堂~富山経由で帰宅

とりあえず、お腹がすいたので、レストランに行って食事をすることにした。まだ、11時過ぎなので、めちゃ混みというほどではないが、入るのに順番待ちになっていた。カツカレーの大盛りを注文。さすが、セレブな山だけあってお値段は¥2500。山荘のレストランに並ぶ理由もわかる気がする。
食事が終わってもまだ12時前。まだまだ、時間があるのでティーラウンジに行って、ケーキと紅茶をいただく。こっちももちろんセレブ価格。まあ、この山の上で、こんないいものいただけるので贅沢は言ってられないか。というか、セレブ価格で注文している時点で贅沢か。
時間の関係なのか、席はそれほど混んでいなかった。ゆったりとした席だったので、ここで、登山靴も脱いで、サンダルに履き替える。2時間ほど粘ったが、さすがにあんまり長いをすると悪いと思って、会計に行ったら、大勢並んで待っていた。結構迷惑な客になっていた。まだ、時間があるので、土産物屋を冷やかしたが、ここで買うと荷物が増えるし、それほど興味をひくものもなかったので、冷やかすだけで出て、バスの乗り場をチェックしに行った。あと30分位で出発で、10分前には集合ということだったが、まだだれも来ていないので、ターミナルのベンチに座って時間をつぶす。20分前に行ってみると、既に並んでいる人がいるので、後ろに並んだ。席は決まっているので並んでも仕方ないのだけれど、することもないし。脇に、アルペンルートの美女平行きのバスの列があった。さすがに台風が接近ということで、予想よりも少ない感じがする。お天気が良ければ、14時頃といえば、きっと大行列になっていたのではないかと思う。
14時半にバスで一気に富山まで向かう。予約時にほぼ満席だったはずだが、空席が目立つ。乗車率は2/3くらいといったところか。悪天候でキャンセルした人が多かったのだろう。出発したときは雨はやんでいたが、途中でまた降ってきた。富山駅前には17時過ぎに到着。新幹線は19時39分発なので、富山でもたっぷり時間がある。あとで、時刻表を見て気づいたのだが、19時36分発の「かがやき」があって、こっちにしておけば敦賀には20分以上早く着く。早くついても、どうせサンダーバードに乗り換えて同じ列車になるのだが、準備のところで書いたように、「つるぎ」でサンダーバードに乗り換えると乗り換え時間がめちゃくちゃ短いので気がせく。なのに、JR西の予約サイトでは一番最初に「つるぎ」に乗る経路が出てくるので何も考えないとこっちを選んでしまう。あまり親切とは言えない。
なんにせよ時間がある。お風呂に入る予定をしていたので当然なんだけれど。予約の変更もできるが、早割の切符を買っているので、変更すると差額を取られるので、予定通りの列車で帰ることにした。
とりあえず、JRのエキナカ(とやマルシェ)のレストランに行ってみたが、すごい行列で並んでいる。時間があるから並んでもいいけど、そこまでするほどおいしいのかという疑問もあるので、富山地鉄の駅の方に行ってみた。とやマリエの1Fにフードコートがあって、ここで海鮮丼をいただいた。こっちの方は、観光客はあまり来ないみたいで、地元の高校生っぽい人たちが食事をしながらだべっているという感じだった。
食事を済ませて、駅前のローソンに向かう。実は、2日前にここで1日目の朝食と昼食(行動食といった方が正しいか)を調達したときに、おにぎりを2個買っていて、ドリンク1本サービスのクーポンをもらっていたので、帰りの電車の中で飲むようにドリンクをもらうために行った。
ローソンの隣にCICというビルがあって、その1Fに地元の特産品を売っているお店があったので、ここでお土産を購入した。駅のお土産物屋と違って、すいていてゆっくりと買い物することができた。
帰りは、特にトラブルもなく無事に家に帰りついた。
それにしても、昨年といい、今年といい、また登り損ねた山ができてしまった。奥穂高岳もそのうち登りたいし、劒は体力のあるうちでしか登れないし、困ったもんだ。
とりあえず、劔に関しては次は、早月尾根からチャレンジしようかとも思っている。

立山登山  準備~前日

今回の記事は長くなったので2回に分けています。
今年のお盆休みはどこに行こうかと考えて、立山、劔を登ろうと計画しました。なぜ、劔がタイトルにないかというと、台風の影響で劔岳には登れなかった(登らなかった)からです。そのあたりの詳細は後の方に書きます。

準備

まず、立山、劔に決めるまでですが、昨年登れなかった北穂、奥穂に行こうかとも思ったのですが、お盆の上高地は凄まじく混むので、以前から登ってみたかったし、あんまり年取ると難しくなる劔岳にチャレンジすることにしました。

ルートについて

まず、どういうルートで登るかということですが、劔岳は一日では無理で、どうしても山小屋泊になります。先に劔に登るか、立山に登るかですが、本当は劔に先に登る方が体力的にはいいのかもしれませんが、先に劔に登るとなると、どこに泊まるかが問題になります。腰があんまりよくないので、山小屋のかいこ棚で寝るのは極力避けるようにしているので、劔で1日、立山で1日という感じ、劔を先にすると、ホテルを出発して劔に登って山小屋に泊まって翌日立山に登って下山というルートになりますが、その場合は室堂で泊まるしか時間的に難しい。室堂にはホテル立山というホテルがあるのですが、ものすごく高いし、混む時期は一人では泊めてくれないので無理。ホテル立山は8月いっぱいで営業を終了することになっているので本当は泊って見たかったのですが。
その他、室堂周辺には、みくりが池山荘、室堂山荘、雷鳥荘などの宿泊施設はあるものの、どれも基本的には山小屋で、ベッドで寝るという感じのホテルではない。普通の山小屋よりも設備はいいですが。特にみくりが池山荘と雷鳥荘は温泉付きですし。
そうすると、先に立山に登って、山小屋泊、翌日劔に登って下山というルートになる。基本線はそういうことに決めて、じゃあどこに泊まるかということになる。劔に登るなら、剣山荘か劔澤小屋に泊まるのが一般的らしい。どちらもいい小屋で、水は豊富でシャワーもあるという山小屋としては天国のような小屋。どちらにするか迷ったが、劔岳もお盆は結構混んで渋滞するらしいので、それならなるべく近い剣山荘にしようと決めた。計画を決めたときは、剣山荘の予約がもう始まっていて、まだお盆も全然予約できる状態だったので、今度は何日に登るかというのを決めて予約しないといけない。今年は、山の日が火曜日になっていて、サラリーマンは8-16まで9連休という人も多いという。なら、真ん中変ならまだましかなと思って、山の日に立山に登って、剣山荘に登ろうと8/11を予約した。

ホテルと交通について

じゃあ前日はどこに泊まろうかということで、室堂まではアルペンルートを使っていくことになるので、富山側なら富山市内か立山駅周辺、長野側なら信濃大町周辺ということになる。便利なのは富山側からなので、結局立山駅周辺のホテルということで、テトラリゾートというホテルにした。ここは登山者のために夕食のみで朝食なしのプランが設定されているので、ここに決めた。
そうすると、立山駅までは富山地方鉄道で富山から行くことになる。富山まではサンダーバードと北陸新幹線を乗り継いでいけば良い。立山駅から室堂はアルペンルートを使うことになる。アルペンルートは最近WEB切符というのを発売していて、行きだけだが、あらかじめ乗る時間を指定して乗ることができる。これなら計画が立てやすい。立山を登って、剣山荘まで行くには、遅くとも10時には室堂を出発しておきたい。立山駅から室堂までは1時間半くらいなので、ゆっくり朝ご飯を食べる時間もあるにはあるが、まあ、早く出るに越したことはない。
アルペンルートのWEB切符はいろいろ種類があるが、立山から室堂に行って戻ってくる場合は、スタンダードWEB切符という商品になる。こいつは乗車する日の大体1か月前に販売になる。8/11の分は7/10の15時に発売開始となっていた。そこで、その時間にアクセスする。7時台の切符を選んで買おうとすると、ダメっと言われる。おかしいと思って戻って選択しなおそうとするとすでに7時台は売り切れ。8時台を選んで同じようにするが、もたもたしている間に売り切れてしまうようでまた同じことになる。そうこうしているうちにあっという間に午前中の分が売り切れてしまって買うことができなかった。ならば、帰りは扇沢経由にするという手もあると思って見に行ったが当然ながらこちらも売り切れ。ただ、逆ルートの扇沢から立山に抜けるルートはまだ朝のチケットが買えたのでとりあえずこれを押さえることにした。実は山小屋で少し話した人も立山側から登ろうと思ってWEB切符を買いに行ったら買えずに扇沢から来たという人もいた。
ただ、8/11は立山から室堂までの直行バスが運行されているようで、それが7/27日に発売になるので、こちらに賭けることにした。
7/27の発売当日。今度は朝の10時に発売開始。前回は簡単に買えるだろうと思ってなめていたので、タブレットでアクセスしたが、今度は有線LAN接続で、CPUスピードも速いパソコンでアクセスすることにした。出発地点を立山駅でなく、立山駅前にしないといけないのがわからなかったので、出発を立山駅で選択して商品が出てこなくて、何度もアクセスしなおしてようやくたどり着いたが、まだ7時台の切符が残っていたので無事に買うことができた。よく見ると直行バスの案内に出発地点を立山駅前にして買うようにちゃんと書いてあった。まあ、とりあえず行きに関してはこれで席が確保できたので一安心。問題は帰りということになる。帰りは時刻指定ができないので、順番に並ぶしかないらしい。室堂でバス待ち、美女平でケーブルカー待ちが発生して早めに並ばないと下山できない。できても予約している新幹線に乗れないという事態もありうる。まあ、その辺は行ってみないとわからないし、計画では13時過ぎには降りてこれる予定になっている(劔での渋滞を多少は考慮しても)ので待っていれば降りれるだろうと考えることにした。

富山駅までの直行バスを発見

とは言え、帰りの時間は気になるところなので、アルペンルートの時刻表やら、富山地鉄の時刻表を見ていたら、富山地鉄のサイトに室堂~富山駅間の直行バスのバナーを発見した。アルペンルートは立山黒部貫光という会社がやっているので、富山地鉄とは別会社。アルペンルートのサイトばっかり見ていて全然気が付かなかった。たぶん、知らない人も多いのではないかと思う。結構直前に発見して、見に行ったらまだ席が空いていたので予約した。予約は発車オーライネットで行う。8/6に購入したがまだ席が3つ空いていた。ちなみに、1日一便だけで、室堂発は14:30、富山着が17:00。トラブルがあったり、劔の渋滞がひどかったりしたら乗り遅れる可能性もあるが、その時は素直にアルペンルートに並んで乗ることにしてとりあえず席を確保しておいた。
ちなみに、富山発は6:30で室堂着は9:00になっている。

装備について

持ち物、服装についてですが、室堂あたりは標高が約2500m、立山の大汝山で3015m、劔岳で2999m。なので室堂から山頂までで大きく気温が変わるわけでもない。初日は行動は基本日中なので、まあ薄手の長袖で十分かなという感じ。ただ、2日目は早朝に劔にアタックする予定なので、ちょっと寒いことが予測される。剣山荘あたりの最低気温予測は5-10℃くらいになっていたので、真冬の日中くらいの覚悟は必要。
なので、ズボンは春秋用の中手のもの、念のためにタイツを用意。シャツは、初日用はモンベルの薄手の半そでTシャツに、ウィックロンの長袖シャツ。2日目用は、ファイントラックのメリノスピン長袖に、モンベルのトレイルランナー。防寒用に薄手のフリースを用意。寒ければ、いろいろ持っているものを重ね着することでしのぐことにして荷物を極力減らすようにした。移動用には、半袖のTシャツに半袖のシャツ。ズボンは薄手の長ズボン。
靴はスポルティーバのTX4。この人ために買ったといってもいいくらいの靴。
alasixosaka.hatenablog.com
霊仙山に登った時に左足のくるぶしあたりが擦れていたかったが、中敷きを変更して、近所を散歩して特に問題なさそうだったのでこれにした。
alasixosaka.hatenablog.com

靴下は、初日が厚手の足袋状のやつ。2日目がファイントラックの薄手5本指と厚手の2枚履き。初日の靴下はあまりよくなかった。両足の親指の裏にマメができてちょっと痛かった。
後は、雨具。雨は山でも平地でも会う可能性が高いので、レインウェアの上下にスパッツと傘も用意した。
後は、劔に登るのでヘルメットも必須。初日と移動時用に普通の帽子も用意。
あとは岩場を登るように手袋を用意。ホームセンターで買った安物の薄手のゴム手袋。これは、石舞台100の時に買ったもの。田口さんのお勧めだったが、冬のトレランではあまり使わなかったが、岩場を登るときはグリップが良さそうなのでこれにした。

行動食は、ソイジョイが1日2個の計算で4つ。エナジージェルが1日1個で、計2つ。アミノバイタルのジェルが1日、青と赤一つずつで計4個。ミックスナッツ1袋、柿の種2袋。えいようかん1個、M&Msのチョコを一袋を用意した。基本的にお金さえ出せば山小屋でいろいろ購入できるし、お昼を食べれるところもあったりするが、一日動くと結構カロリーを消費するので念のために多めに持っていくことにした。もっとも、結局ソイジョイを1日1個しか消費しなかったが。(2日目は劔に登らずに下山したというのもあるが)

それ以外に、ヘッドライト、モバイルバッテリー、ポイズンリムーバー、エマージェンシーヴィーヴィーなどの救急用品。また、靴擦れもちょっと心配だったので、ウルトラウォークの時にもらった靴擦れ防止の綿を持参することにした。また、霊仙山のときにこけてケガをしたので、カット綿とテーピングテープを持っていく予定だったが、カット綿を忘れてしまっていた。初日にこけてちょっと手を擦りむいたので、いざ出そうと思ったらなかったので仕方ないのでティッシュペーパーで代用した。
あとは、膝に貼るニューハレVテープも2日分、合計4つ用意した。

登山前日、立山まで

8/10立山に向けて自宅を出る。台風15号が接近中、しかも何故か東からやってくるという変な台風で、予報では、山小屋に泊まる11日の夜にほぼ直撃コースになっている。あんまりいい予感はしないが、台風なのでまだ進路が変わることもあるし、とりあえず、室堂までは行ってみようということで出発した。
しかし、JRの琵琶湖線で人身事故があり、列車が遅れている。台風といい、列車の遅れといい最初からなんだか不穏なムードが漂う。サンダーバードに乗れなかったらシャレにならないので早めに家を出る。普通列車は時間通りに動いていたが、高槻で乗る予定だった新快速は大幅遅延で、快速(高槻からは普通)に乗るようにアナウンスがあった。案の定というか、やってきた快速はめちゃ混み。新快速一本分の乗客がプラスされているので当然か。通勤列車並みの混雑に耐えながらなんとか京都駅に到着。10分近く遅れて到着。それでもサンダーバードの時間までには少し余裕があった。お弁当を購入し、ホームで待っているとこちらは時間通りに入線。ところが、湖西線でもダイヤが乱れているらしく、サンダーバードも3分くらい遅れて敦賀に到着。ここで北陸新幹線のつるぎに乗り換えの予定。いつも思うのだが、つるぎとサンダーバードの乗換ってもう少し時間に余裕を持たせられないのかな。ほとんどトイレにも行く時間がない乗換時間の設定になっている。一応サンダーバードが遅れたらつるぎは待つことになっているが、たいてい乗り継ぎ時間が10分ない。せいぜい15分とか20分くらいあけておけばいいのにと思う。

スマホを忘れて大慌て

この日もつるぎは待つというアナウンスが入ったが、早めに降りたほうが無難と思ったのがまずかった。サンダーバードの中にスマホを忘れてしまっていた。気が付いたのは新幹線の改札を通ってから。慌てて戻って駅員さんに事情を話して改札を通してもらってサンダーバードに戻る。すでに清掃が始まっていて、列車の扉が閉まっていた。なかの清掃員に話をすると、指であっちに行けと指示された。よくわからんが行ってみるとまた別の清掃員が中にいるので同じことをするとまた同じ応答。どうも列車の端に行って車掌に話をしろということらしい。端っこまで行って車掌さんに事情を説明して、号車を話して探してもらって、無事にスマホは回収。また、大急ぎで新幹線の改札に戻ったがつるぎはすでに出発した後。改札の駅員に事情を話すと、次のはくたかの自由席に乗ってくれということなので、つるぎの1本あとのはくたかに乗ることになった。まあ、新幹線は敦賀が始発なので自由席でも全然問題ないし、この日はホテルに行くだけで、時間に余裕を持っていたからホテルに着くのが多少遅れる程度で大した問題にならないのが不幸中の幸い。それにしても、東海道新幹線みたいに全車指定になっていたらどうなっていたのだろうか? 最悪は切符の買い直しになっていたかもしれない。まあ、とにかくスマホは手元に戻ったし、追加で料金も発生せず、目的地に向かうことができたのでほっと一息。時間を調べてみると予定よりもホテルの着くのが1時間ほど遅れるみたい。
ちなみに、新幹線の自由席はガラガラだった。アナウンスでは指定は満席ということだったが、福井や金沢で少し乗ってきたが、結局富山までガラガラのまま。北陸新幹線の自由席は意外に穴場だということを知った。

富山地鉄はローカル

富山で降りて富山地鉄に乗り換えるのだが、その前に明日の朝食と昼食を購入しないといけない。幸い時間は30分ほどあるので、駅前のコンビニでパンとおにぎりを購入。富山地鉄の乗り場に向かう。富山地鉄はICカードが使えない。正確に書くと、専用のICカードは使えるが、全国共通のICOCAやSUICAが使えない。なので、現金で切符を購入。列車は2両編成。電車はいかにも古く、中は少しかび臭い。富山地鉄はあいの風富山鉄道(旧JR北陸線)と並行した区間について営業終了を検討するとアナウンスしているが、経営はかなり苦しいのだろう。この時期はアルペンルートに行くお客さんがいて、立山線はいいのかもしれないが、本線は新幹線の駅(黒部宇奈月温泉駅)ができたので富山から宇奈月方面に乗る人がかなり減っているのだろう。アルペンルートも立山駅に車で行ってそこからケーブルカーに乗る人も多いみたいで、帰りのバスから見てると駐車場に車があふれかえっていた。個人的には、何でもかんでも車というのはいかがなものかと思っていて、特にアルペンルートなんか、自家用車乗り入れ禁止なのに、途中まででも車で行こうという人が多いのはなぜだろうと思ってしまう。まあ、車は確かに便利だが、お盆は渋滞も考えないといけないし、運転するとそれだけで体力も使うし、鉄道があるなら鉄道使った方が地球のためにも優しいと思うのだが。
まあ、いかにもローカル線という富山地鉄に乗って旅するのは個人的には悪くないと思っている。そういえば、鉄道写真家の中井精也さんも最近富山地鉄に乗って、写真を撮っていたみたいで、NHKで放送されていた。午後ということもあって、アルペンルートに向かうという感じのお客さんは少なく、地元の高校生が結構乗っている。すれ違いで富山に向かう列車は逆にアルペンルートから下りてきたという感じのお客さんがいっぱい乗っていた。途中、岩峅寺というところで、不二越・上滝線に接続。こちらからも富山駅には行ける。

途中の岩峅寺駅。

立山駅に近づいたところでずっと右岸を走ってきたが、鉄橋を渡って左岸になる。ここで、列車が速度を落として、川にかかる橋と、砂防堰堤のアナウンスがあった。

忠願寺川に架かる橋。奥にある立山連峰は見えない(残念)。

たしか、中井精也さんが写真を撮っていた当たりのはず。
立山駅には16時過ぎに到着。

立山駅のホーム

ホテルは駅から徒歩だと1時間くらいかかるところなので、電話して迎えに来てもらう。ホテルはいかにも観光ホテルという感じのところで、部屋は和洋室になっていて、ベッドが2つに、畳の部分がまた同じくらいの広さであるという、一人で泊まるには何とも贅沢な部屋だった。温泉の大浴場もあっていうことなし。夕食は宴会場みたいなところで食べた。

夕食の御膳。

肉に、焼き魚に、刺身に天ぷらにおまけにデザートまでついていて普段ならちょっと多いと思うくらいだが、翌日が登山なのでこのくらいでもいいかなという感じの夕食。
また、ロビーにはコーヒーサーバーがあって飲み放題。ロビーの壁にあった曼荼羅の絵を眺めながら食後のコーヒーをいただいた。この曼荼羅は、立山と劔を描いていて、右側が立山で極楽を表していて、左側が劔で、地獄を表している。江戸時代は立山は山岳信仰の盛んなところで多くの参拝客が登って行ったらしい。一方で、劔岳の方は、針山地獄にたとえられ、登る山ではないという認識だったらしい。剣岳に本格的に登るようになったのは明治以降のことらしい。

ロビーの壁にあった、立山、劔の曼荼羅

さて、翌日からいよいよ登山というところですが、長くなったので、一旦ここまでにします。