地獄の3時間走

またしてもLSD失敗。

最近電子工作ネタばかり書いていたので、久々にトレーニングの話を。
といっても、タイトルの通り思い通りにはいかなかったという話です。
そもそも、昨日(10/1)は比良トレイルにエントリーしていたんです。夏に行った、武奈ヶ岳が山頂からの景色が全く拝めず、もう一度行ってみたいと思い申し込んだんですが、諸般の事情で参加を取りやめることに。
その事情というのが、家族がコロナにかかったということで、その日から、出勤は約1週間停止になり、在宅勤務の日々。
そして、今日がその出勤停止明けの日ということで、でも日曜日なのでお休みです。
なので、レースに参加する代わりと言っては何ですが、近所の河原でLSDでもしようかと走ったわけです。
最初は、比良トレイルが29kmなので、平地だし30kmと思ったんですが、家に引きこもりの日々を1週間続けたということを考えて、25kmくらい、3時間を目標に走ることに。

出だしのペースは良かった(?)が

走り始めは体が軽く、想定ペースが7-8分/kmのところを、6分台前半。ちょっと早すぎるかと思いペースダウンしてみたものの、それでも6分30秒くらい。想定よりだいぶ早く途中でへばるかなと思いつつ、まあいいか、行けるところまで行って見ようという感じでそのまま走った。2週間前に15kmの坂道を問題なく走れていたので結構自信があったのもある。ところが、やっぱり引きこもりの日々は予想以上に体力を奪っていたようで、折り返したあたりから徐々におかしくなり始めた。
折り返して気づいたのは、前半は追い風だったこと。追い風+下りということで結構ペースが上がってしまっていたらしい。それでも、折り返した直後は7.5分/kmくらいでそんなに悪いペースではない。ところがすぐに、股関節と左の膝が痛くなり始めた。はじめは何とかごまかして走っていたが、徐々に痛みに耐えられなくなってついに歩き出すことに。

ここからが地獄の始まり。

もう半分以上来てしまっているし、駅からは結構離れているところなので、このまま河原を歩いてでも帰るしかない。スマホも持ってきていなかったので、バスを検索することもできず。もっと短い距離にしておけばよかったと後悔したが後の祭り。
歩いては、少し走って、痛くなったらまた歩いてを繰り返しだましだまし進んでいく。はじめは歩く分には痛みを全く感じなかったが残りが3kmくらいの所で、歩いていても痛みを感じるようになり完全に走るのを諦め、歩いて帰ることに。しかし、行きと違って足取りは重い。
なんとかかんとか家にたどり着いたが、到着したときは、夏に60km夜間歩行してゴールした時のような疲労感だった。
それにしても、ずっと家にいるだけでこんなに体力が落ちるとは、今日は本当に恐ろしい目にあった。おまけに、夕方には思いっきり血尿が出た。予想以上に疲労していたようだ。来月には六甲山全縦が待っているのにこんなんで大丈夫だろうか心配になってきた。

歩くだけでも日ごろの運動は大切。

トレランを始めてから基本的には週末のみそれも1日だけのトレーニングで何とか済ませてきた。しかし、改めて考えてみると、日々通勤で結構な距離を歩いているので、それがいいトレーニングになっていたのだということ。だいたい、13000-15000歩位歩くので、歩くだけでもいい運動になっていたんだということを実感した。