西山古道からポンポン山へ

4/2に西山古道からポンポン山へ走ってきました。
4月からはいよいよ、比叡山国際トレイルランニングに向けて最終の調整です。2月にスピード練習をして、3月にスタミナ練習をしました。
これまでの振り返りは3月のスタミナ練習が特に自転車でのロングライドが思ったようにできていない点が少し心配です。というのも、3月は異例の低温が続いて自転車で長距離を乗るのに向いていない気候だったので、少し距離を控えめにしました。過去に、冬の寒い日に自転車に乗って膝を悪くした苦い経験があるからです。3月の最後の自転車練習でも本来100kmの予定を50kmに切り替えてその分登りを増やした練習をしました。その時に登りがあまり登れなくて、2月以降平地での練習が主体だったのが響いているのかもしれないと思い、登りの練習をすることにしました。今回の練習は本来3月の最終週にする予定だったのですが、子供の大学入試がことごとくダメで、予備校選びやら、追加合格の連絡待ち(結局これもダメだったのですが)などでバタバタしたのと、追加合格の連絡待ちは電話をひたすら待つことになるので出かけることもままならず、4月に練習がずれ込んでしまいました。

西山古道は、昨年12月の北摂フォトロゲで初めてコースに取り入れられたトレイルで私もそれまで存在を知りませんでした。西山古道から釈迦岳に抜けてポンポン山に行くルートがあるので今回は登りの練習ということでこのコースを選んでみました。

平日なので朝のラッシュアワーを避けて、9時過ぎに阪急の西山天王山駅に到着。まずは、昼食のおにぎりとパンをコンビニで調達。西山天王山の駅前には西山こっぺ堂というおいしいパン屋さんがあるのですが、残念ながら火曜日は定休日で買うことができず、しかたなくコンビニで済ませることにしました。
コンビニからスタート。まずは、京都縦貫道に沿って、西山里山公園へ。この日はその前の日に続いて気温が高く、上着を着ていると汗だくになったので、ここから本格的にのぼりのトレイルが始まることもあり上着を脱ぐ。ついでのトイレを済ませておく。この先はポンポン山を降りて本山時までトイレがないので。
トレイルに入るといきなりハンティング注意の看板が。

ハンティング注意の看板

いやー熊鈴持ってきてないので困ったなと思ったが、トレイルにいればまあ大丈夫かと思うことにして続ける。
トレイルに入ると登りの連続。まあ、登りの練習に来ているので良い練習になると思うしかないのだが。
登っていくとクリンソウ広場に出る。

クリン草広場

クリンソウは6月ごろに咲くとのことなので花は見られなかったが、こんな家から近いところでクリンソウが咲くところがあるとは驚きだった。クリンソウは昨年のOLP兵庫の大会の時に咲いているのを見たが、いい花だった。
alasixosaka.hatenablog.com
クリンソウ広場を過ぎるとトレイルは下りになる。途中に結構立派な滝があった。標識がないので滝の名前はわからないが。

クリンソウ広場の少し先にあった滝

下りが終わるとまた登りが続く。登り切ったところが釈迦岳。

釈迦岳の山頂

ここは昔、天王山からポンポン山に登った時も通ったことがある。
alasixosaka.hatenablog.com
コロナの前でもう4年も前のこと。
釈迦岳を過ぎると急なのぼりは終わってなだらかなトレイルが続く。しばらく行くと東海自然歩道に合流。ここも、以前、ポンポン山から桂の方に抜けて嵐山まで行った時の(逆向きだが)通ったところ。
alasixosaka.hatenablog.com
このあたりから熊注意の看板がいくつも出てくる。

熊注意の看板

いやー本当に熊鈴を持ってくるべきだったと後悔。
ポンポン山山頂手前の沢沿いに大量の倒木を発見。

大量の倒木。大雨被害の名残?

数年前の大雨の時の被害がまだ尾を引いているのでしょうか?
11時過ぎにポンポン山の山頂に到着。
平日だけあって山頂の人もまばら。

ポンポン山山頂に到着

ここで、コンビニで買ったおにぎりを2つ食べる。
ポンポン山からは本山寺、神峯山寺を方面に下った。本山寺までは緩やかにアップダウンを繰り返して下っていく。
途中には眺めの良いところもあったりして楽しい。

ポンポン山からなの下りの途中。眺めの良いところ

本山寺でトイレ休憩。ついでにお参りをしておく。何回か来ているが、ちゃんとお参りしたのは初めて。
本山寺からは、道が舗装になり、やや急なくだりが続く。ここで、試しにスピードアップしてみた。だいたい5分/㎞を切るペースまで上げてみたが、やっぱり足が消耗する。比叡山の本番で関門まで時間がないときにスピードアップできるかを試してみたが、スピードアップによるメリットよりも、足が消耗してそのあとペースががっくり落ちるデメリットの方が大きいような気がする。つまり、そういう状況に追い込まれないように極力イーブンペースでペースを保って走るのが良いというのが結論のようだ。
ポンポン山の登山道を降りきって、今度は三好山に登る。最後のひと登り。平日だけあってあまり人がいなかったが、それでも山頂には数人の人がいた。山頂で大阪の街並みを眺めながらパンを食べる。

三好山(芥川山城)
三好山からの眺め

三好山から下りて、摂津峡の手前を芥川沿いに下る。
ちょうど桜が咲いていて、春休みの子供たちがいっぱい遊んでいた。

芥川沿いの桜。週末が見ごろか?

旧アクアピアのところで階段を上って南平台方面に抜けて帰宅した。距離は約25㎞、登りは1000m。まあまあいいトレーニングだった。