京都一周トレイル 東山コースを走ってきました

昨日(12/29)、京都一周トレイルの東山コース(伏見稲荷比叡山)を走ってきました。
本当は大原まで走りたかったのですが、前日にYamapで活動記録を見ると山頂付近は結構雪が積もっているとのこと。
そこで、そもそも行こうかどうしようか悩んだのですが、一応バックアッププランとして、生駒のトレランのコースを一部変更して、生駒山上を通るルートで走ろうかとも思ったんですが、実は来年1月の石舞台100にエントリーしていて、勿論一番ぬるい33㎞のコースを走るんですが、それでも登りが2400mもあるということで、トレーニングをしておかねばならないという事情があり、生駒のコースでは登りが1000mほどにしかならない。まあ、石舞台のレース当日も雪がある可能性もあるしと思い、コースを短縮して比叡山まで登って帰りはケーブルカーで帰るということにしようかと考えた。比叡山から先は尾根上のトレイルを走って、大原の里に下るだけなので、登りの練習としては比叡山まででやめてもまあ良いかなという感じ。それで登りがだいたい2000mくらいになる。
今回は、冬の最中で、しかも比叡山の山頂まで行くということで、結構厚着をして出かけた。
アンダーは、普段はメリノウールのアンダーを使っているが、今回は自転車用のエステル系の発熱素材を使ったものを使ってみた。これは、この間の柳谷観音に登ったときに使って結構暖かかったので、一度トレランでも使ってみようかと思って使ってみた。エステルなので吸湿性がなく、汗冷えをあまりしないというのも良い点。使ってみてちょっと気になったのは自転車用で裾が少し短いので、走っているうちにお腹や背中が出てくるということ。それ以外はメリノのシャツよりも良いと思った。
ミッドレイヤーはいつものようにファイントラックのフロウラップ。アウターはちょっと厚めのモンベルのプリマプラスをチョイス。ズボンもモンベルの厚手のノマドパンツ。タイツはちょっと苦手なので厚手のズボンだけで行くことにした。靴はアルトラのモンブラン。靴下はファイントラックのドライレイヤー5本指に、メリノの靴下を重ね履き。これは最近は冬によくやるやり方で、5本指のドライレイヤーを履いておくとあまり蒸れないし、メリノ厚手をその上から履くと寒くない。それに、防寒具としてマイクロフリースのシャツとウィンドブレーカーのズボンをザックに入れておいた(結局使わなかったけれど)。
それと、念のため軽アイゼンを持参。ライトとエマージェンシーシートも念のため持参。行動食として、いつものようにおにぎり2個。羊羹、ナッツ、柿の種、エナジージェルなど。そして冬場で寒いということで、カップラーメンリフィルを手作りのジップロックジーにいれて、山専サーモスにお湯を入れて持参した。いろいろ装備を用意するとかなりの分量になってしまった。給水は今回もハイドレーションにした。電車で行くときはハイドレーションの方が目立たなくてよいし、前ポケットも使えるのでハイドレーションにすることが多い。ハイドレーションの中は水にクエン酸を溶かしたもの。スポーツドリンクなど甘い系の飲み物が苦手なので、以前は塩梅水を使っていたが、それでも後半になってくると甘味が気になってくるので、クエン酸にしてみたらいい感じだったので最近はロングの時はもっぱらクエン酸を愛用している。スポーツ用のドリンクでクエン酸だけを使っている人はあまりいないと思うけど、このクエン酸はもともとはアレルギーの治療のために医者から毎晩飲みなさいということでもらったもので、それをスポーツ用にも使ってみたらいい感じだったという副作用のような感じで生まれた。シンプルだし、洗うのも簡単なので重宝している。
ザックは、レイドライトのResponsive24。これは持っているトレラン用ザックで最も大容量で、上記の装備もちゃんと入った。ベルトのサイズがちょっと小さめ(もうワンサイズ大きいのにすればよかったと思っている)なのが難点だが。ところで、このザック、ハイドレーションを吊り下げるマジックテープがついているが、チューブを取り出す口がないとばっかり思っていた。そのため、いつもメイン気室のチャックを少し開けてそこからチューブを取り出していたのだが、前回、東海自然歩道を走った時に、チャックが開いて中のものが落ちるというトラブルがあり、帰ってからよく調べると、ちゃんとチューブを取り出す口が開いていることに気づいた。一見すると口が無いように思えてしまう構造になっているのだが、肩ひもの内側をちょっとめくるとチューブを通す口が現れる構造になっていて、ちょっと見ただけでは気づかない構造になっている。もう3年くらい使っているが初めて気づいた。

朝、京都駅で乗り換えて奈良線稲荷駅で下車。奈良線の列車は空いていて、稲荷で降りる人もあまりいなかったが、伏見稲荷の前の道路は渋滞していて、年末だというのに結構な人がやってきている。

稲荷の駅を降りると、いきなり大鳥居がお出迎え

京都一周トレイルは前から一度走ってみたいと思っていたのですが、スタートの伏見稲荷はコロナの前はいつも大にぎわいで、行くなら今のうちかと思って出かけてみましたが、それでも予想以上に人がいてここを走っていくのはちょっと迷惑になりそうと思って、最初は歩いて進むことにした、神域というのもあるし。しかし、伏見稲荷さんは太っ腹ですね。普通はトレイルコースに指定されてしまうと、ランナーが走って通るので神社は神域を穢されるということで嫌がるところが多いのだが。
まずは、伏見稲荷大社の本殿で本日の安全祈願。そこから、有名な千本鳥居に入っていく。

有名な千本鳥居。よくインスタなんかでも使われる

伏見稲荷は子供の頃に来た記憶があるのと、たしか、学生時代に留学生を連れて来たことがあるが、それ以来になるので、もう30年以上来ていないことになる。景色は昔と変わっていない。
京都一周トレイルのコースは、もろに千本鳥居の中を通って行って、途中で稲荷山の山頂へのルートと別れる。そこまで来るとようやく人が少なくなって走ることができるようになった。
そしてしばらく行くとようやく京都一周トレイルのポストを発見。このポストは写真ではちょっとわかりづらいが、小さいけどポストの上部にコースの概略が書いてあって工夫されていてわかりやすい。

この日初めて見る京都一周トレイルのポスト

ここまでは、あらかじめ自作の地図アプリに入れておいたコースを見ながら進んできた。東海自然歩道でもあるあるなのですが、有名な施設の中や周辺ではこういう道案内が無かったりする。なので、事前に調べておくということは重要。京都一周トレイルは地図も販売されていて、高槻の本屋でも手に入る。今回は念のため紙の地図も持参した。トイレの場所や、ややこしいポイントのところは拡大図なんかがあっていざというときには役立つと思って持って行った。結局使わなかったが。
稲荷山を下りると、宮内庁管理の看板があるところに出た。皇族の方のお墓らしい。あとで、地図を見ると後堀川天皇孝明天皇など幕末期の天皇のお墓もこの辺りにある。

皇族のお墓? 宮内庁管理。奈良にもこの手のお墓はいっぱいある

そして、その先に泉涌寺泉涌寺といえば、歴代天皇の菩提を弔う寺として有名。本当に観光コースになっている。トレランで走るだけでなくハイキングでも十分楽しめる。

泉涌寺の山門

泉涌寺を過ぎると一旦今熊野の街中に降りてくる。この辺りは京都女子大が近く、たしか学生の頃に一緒に活動していた京女の学生でこの辺りに下宿していた人が結構いた。本当に意外だったのが、結構な割合で下宿生がいるということだった。京大とか全国から学生が集まってくる大学は下宿生が多いというのはわかるのだが、都会の女子大って偏見かも知れないけど地元のお嬢様が通う学校だと思っていた。
今熊野の街中を抜けると再び山に入る。

トレイルにあった看板。京女鳥部の森。京都女子大と関係あるのかな?

ようやくトレイルらしい道が始まった。

ここまではほぼ舗装道路。ようやくトレイルという感じ。

六条山からまたすぐに舗装路に出て、一号線の方に向かう。ここで前を走っている女性のトレイルランナーを発見。今日見かけた始めてのトレイルランナー。よく道を知っているのか、このややこしいところを立ち止まることもなくスイスイと進んでいく。国道一号線を渡るのに、一旦一号線沿いに出て、しばらく下って、トンネルをくぐる。トンネルをくぐってまた一号線沿いに進んでそこから山に入る。今度は清水山に登る。このあたりはいわゆる東山三十六峰。清水山の登りで後ろから来たトレイルランナーに抜かれる。半ズボンで気合の入った格好。しかもかなりのペース。この人は相当早そう打と思った。
ここの登りは結構きつかった。とは言え、まだまだ大文字山もあるし、その先には今日一番の比叡山も控えている。こんなところで疲れているわけにはいかない。

清水山山頂付近

一旦下って、すぐに上り返して、東山公園の展望台に出る。そろそろトイレに行きたいと思っていたところで、丁度トイレがあったので済ませておく。

東山公園の展望台

東屋の先はヘリポートになっていて立ち入り禁止になっているのだが、入って写真を撮っている人がいる。まあ、気持ちはわからなくもないが、やっぱり立ち入り禁止と書いてあったら入らないの常識というものだと思う。最近は自分の都合ばかり考えてこういう行為をする人が目立つように思う。困ったものだ。
尾根を北上して、粟田口の方へ降りていく。降りていく途中で、展望が開けるところがあって、見るとちっちゃな観覧車があった。後で調べると動物園の観覧車とのこと。昔はなかったな。

粟田口の先にちっちゃな観覧車を発見

粟田口への下り口は本来は粟田神社の方へ降りていくことになっていたが、崩落かなんかあったみたいでう回路を通るようになっていた。粟田神社の参道を通って三条通に出る。しばらく三条通を東に進む。旧都ホテル、現ウェスティンホテルの前を通ると、カラスがいっぱいいる。カラスもおいしい食べ物があるところを知っているのだろう。
三条通を渡って、蹴上の疎水のところに出る。有名なレンガ造りのトンネルをくぐる。ここの煉瓦はらせん状にねじれている。強度を持たせるためにこういう構造になっているそうな。高槻にもJR線下のトンネルに同じようなものがいくつかある。

琵琶湖疎水の有名なレンガ造りのトンネル。

トンネルをくぐって坂を登ると疎水沿いに出る。

琵琶湖疎水。向こうが京都市
琵琶湖疎水。向こうが琵琶湖側

琵琶湖疎水は、滋賀と京都の間の水運にかつては用いられていた。琵琶湖の湖面と京都市の市街地の高さがほとんど差がないことを利用して、トンネルを掘り、琵琶湖の水を京都市内に引いて、船で物資を運んでいた。そして、蹴上のところと、京都市内の高さの差を利用して、同時に発電を行っていた。発電でできた電気は、京都の市電を動かすのにつかわれていた。京都は全国で初めて市電が走った町である。この蹴上には発電のための段差があったので、船はインクラインというケーブルカーのようなものを利用して上げ下げしていた。いまもインクラインの線路や船が残されている。

かつて水運に使われた船とインクライン

この辺りはかつては京阪の路面電車が走っていたが、地下化されて、蹴上の駅は今は地下にある。そして、この区間京都市地下鉄東西線と共用で使われている。蹴上の駅の上を通って、日向神社の参道を通って大文字山に登る。大文字山は学生の頃さんざん上ったが、ここから登るのは初めてだ。始めのうちは傾斜がそれほどでもなく、走れることは走れる。これくらいの走ろうか歩こうか迷うくらいの傾斜が走ってしまうと実は結構きつい。今日は日没までに山頂にたどり着ければよいが、レースでは制限時間があるのでこんなところでゆっくり登っていられないのでとりあえず走って登る。いくつもの小さなピークを越えていくので意外にアップダウンがある。アップダウンを繰り返しながら登っていくという感じ。どうせ上るのだから本当は降りたくないのだけれど。山頂が近づくと傾斜が急になって歩くしかなくなった。今日は荷物が多いのと、比叡山は雪ということで、ポールを持ってこなかったが、持ってくればよかったと後悔した。
山頂のすぐ下で鹿ケ谷へ降りる道との分岐に出る。本来のトレイルコースはここから下りていくルートだが、せっかくなので、大文字山の山頂へ寄り道する。

大文字山頂直下の鹿ケ谷への分岐。

ちょっと登ると大文字山頂の裏にでるので、そこから尾根をたどって山頂に出た。いやー何年ぶりだろう。学生の時以来なので、30数年ぶりか。相変わらずここからの眺めは絶景だ。もうお昼近くになっているので大文字の山頂で一つ目のおにぎりを食べる。

大文字の山頂。本当に久しぶり
大文字山から京都市内の眺め

ここから大文字のいわゆる大の字のところへ降りていくとさらに絶景が楽しめるが、今日は京都一周トレイルを走っているので、またさっきの分岐に戻って、山を下りる。
降りていく途中でトレランのファンだというおじさんに会った。なんでも今日大会があったそうで、応援に来てたのだとか。大会に参加しているランナーと間違えられて、ずいぶん遅いなと思われたみたい。このおじさん、この辺で大会があるといつも応援に行っているらしい。女子の第一人者の丹羽薫さんのファンとのことで、大文字の山頂で一緒に撮った写真を見せてくださった。丹羽さんはこのあたりでいつもトレーニングしているらしい。いい人なのであったら声を掛けたらいいと教えてくれた。私も、丹羽さんは好きなランナーの一人です。でも、京都の人とは知らなかった。テレビで見る時は全然関西弁が出ないので別の所の人かと思っていた。もっとも、結婚して京都に住むようになったのかもしれないし。とにかく、面白い出会いであった。
大文字山を下りて鹿ケ谷に出る。この辺りは左京区で学生時代に過ごした懐かしい当たり。

鹿ケ谷に降りてきたところにある不動尊

お不動産の脇を通って、疎水沿いの哲学の道に出る。冬なので哲学の道はそれほど人がいなかった。
哲学の道を通って、銀閣寺の参道に出る。学生時代はここからよく大文字に登った。この先は比叡山の山道に入るので、ここでもう一度トイレに行っておく。
一瞬白川通りに入って、右に曲がって志賀越え道に出る。山中越えの道からバプティスト病院の前に出てその脇を通って登り口に出る。脇と言っても駐車場があって、ここは病院の敷地なのではと思ってしまう。そして、地図を確かめていると間違って私有地に入ってしまっていた。警告看板が手前にあったが地図を見ていて気付かずに2度目の看板でようやく気付いた。間違って入る人が多いのだろう。本当の登山道は細くてわかり難い。
ここから本格的な比叡山への登山道に入る。今日のハイライトだ。
自分の下調べしたルートでは、瓜生山に行かずに手前の沢を右に折れて登っていくルートになっていたが、分岐が見当たらずそのまま尾根を進む形になる。ちょっと不安になったが瓜生山まで行ってそこから右に折れれば最悪元の道に合流できそうなのでそのまま進むことにする。すると、しばらく行ったところに京都一周トレイルのポストがあった。ここからは自分の地図ではなくポストを頼りに進む。
ここまででずいぶんアップダウンを繰り返してきているので足が重い。だがここからが本番だし、これくらいで音を上げているようでは本番のレースを完走することはできない。瓜生山を越えると少し傾斜が緩くなって走れるようになった。比叡山へののぼりはだいたい3段で登るような感じになっている。ここでようやく1段目を越えた形。お昼も過ぎたのでそろそろ昼ご飯にしたいところ。ただ、もう少し上ってからにしたい。本来は走り終えて山頂で食べるのが良いのだろうが、絶対に山頂は寒いので、途中で食べたほうがよさそうだ。と思っていると京都市内を望める絶景ポイントに出た。

京都市内の眺望 妙法が見える

もう少し行くとまたのぼりが始まった。2段目ののぼりだ。ここで、上から降りてくるトレイルランナーとすれ違った。このあと何人かのトレイルランナーとすれ違った、やっぱりここでトレーニングしている人は多いみたい。
2段目を上り終えてしばらく行くと、腰かけるのによさそうな石があったのでここでお昼にする。もう一つのおにぎりとカップヌードルを食べる。やはり冬は暖かいものがいい。ちょっと重いしかさばるけど。比叡山なら山頂で食べるという手もあるのだけれど、予定よりも遅くなった場合はかなりお腹がすくことになるので念のため持ってきていた。食べると少し休憩になるし、ザックが軽くなる。少し身軽になったところで最後ののぼりに挑む。
川を三つほど渡って雲母坂に入る。入ってすぐに昔の結界の後があった。比叡山も昔は女人禁制だったのだろうか?

結界の後

しかし、雲母坂はきつかった、本当に最後の正念場といったところ。でも、ここまで雪は全くなし。このまま山頂まで行けるのではと思い始めたころに雪が見えてきた。

山頂に近づくと雪が見えてきた。

そして、急登を上っていると機械の音が聞こえる。すると八瀬からのケーブルの駅に着いた。

ケーブルの駅に到着

予定よりも1kmほど距離が少ないけどもう着いたと思ったが、実は早とちり。八瀬側からはケーブルがあってその先にロープウェイがあったのでまだもう少し上りがある。トレイル道はロープウェイとは違う方向に行くのだけれど。
そして、ケーブルの駅前に出ると一気に雪の量が増えて一面真っ白の銀世界。

ケーブルの駅前は雪で真っ白。

予定では、ここから坂本側に降りるケーブルまで行って坂本側に降りようと考えていた。もし、雪が深くてしんどそうならここから八瀬に降りてもよいと思っていたが、それほど雪も深くなさそうなので予定通り坂本側に降りることにして、ケーブルの駅をゴールにした。ただ、道は一面雪で真っ白なので、走るのは少し危険そうなので歩いていく。ここでも数人のハイカーとトレイルランナーとすれ違った。トレランの人たちは雪道を走っていた。途中で比良山系が見えるところに出たが、琵琶湖バレイのあたりも雪に覆われていた。

比良山系の様子

後ろ側にだだっ広い広場があった。あとで地図を見ると人工スキー場の跡らしい。ここを上っていくと比叡山の山頂に行けるが雪が深そうだし、トレイルのルートは山頂部を巻くように進むようになっているのでそちらを行くことにする。
ぐるっと回りこんで山頂の北側に出たところで比叡山ドライブウェイに当たる。京都一周トレイルのコースはここから北へ向かうが、今日はここでトレイルコースと別れて根本中堂からケーブルの駅に向かう。
ケーブルの駅からは琵琶湖が良く見えた。

ケーブルの駅から見た琵琶湖、湖北側
<>
湖南側

帰りのケーブルでもう一人一緒に乗ったトレイルランナーさんがいたが、短パン(ゲイターは履いていたが)で上も長袖のアンダーに半そでTシャツという姿で寒そうにしていた。そりゃ寒いだろうと。防寒着は何も持っていないらしい。いやあ、よくやるなあと思った。自分も結局持ってきた防寒着は一度も着なかったが、やや厚手の長ズボンに上は3枚着ていた。途中で暑いと思ったが脱ぐほどのこともない感じで結局最後まで同じ格好で過ごしてしまった。きっと石舞台100のレースでも同じような恰好をするに違いない。スタートは12時半でスタート時点では温いかもしれないが、ゴールするころには日が暮れているだろうから結構寒いに違いないと思っている。
とりあえず、今回は最後は雪でスローダウンしたが約5時間で約27km、登り約2000mのコースを何とか完走した。まあ、これなら石舞台100も何とかなるのではと思える内容だったし、生駒にせず比叡山に来てよかったと思った。
帰りは、ケーブルで坂本まで降りて、JRで帰った。ケーブルの中で時刻を調べると20分後くらいに京都行きがあるみたいなのでそれに乗ろうと思ったが、歩いていると途中で間に合いそうになかったので、結局ここでも走ることになった。まあ、クールダウンというところか。件のトレイルランナーさんも走っていて、あちらは京阪の駅から電車に乗ったみたい。

さて、今年のブログの更新はこれが最後です。最近はトレランのブログか電子工作のブログかわからん内容になってしまっていますが、まあ、出来事をつらつら書いていくのがブログだと思っていますので、この調子で続けていきたいと思っています。
いつも読んでくださる方、いつもありがとうございます。来年もまたよろしくお願いします。