そろそろ、本格的に通勤ランを始めようかと思い始めている。
基本的に週末の1日のみのとれーにんぐで、40kmのトレイル、35㎞の平地走まで距離を伸ばしてきたが、そろそろ限界を感じ始めている。
とは言え、家から職場までは15㎞ほどあり、ちょっと距離がある。ちょうどいい距離という声が聞こえてきそうだが、自分にとってはやはり少し長い。
時間も1時間半から2時間くらいはかかるので、気楽に家から職場までとか、職場から家まで走るという感じでもない。
今のところ、電車通勤なので、行きは普通に通勤し、帰りに走るということを考えている。行きに走ると、汗でべとついた体で仕事をしないといけないし、朝出るのも少し早くなるし、疲れて仕事中に居眠りしそうだし。
その点、帰りだと、今の季節は暗いのが難点だが、そういった心配はない。でも、先にも書いたように職場から家まで全部走るとなるとハードルが上がるので、途中の駅で降りるなりして走るということ。JR東海道線だと、総持寺の駅が安威川に近くてランの起点としては最適。
いずれにしても、装備を考えないといけない。電車に乗って、必要な荷物を背負って走って、帰ってくるということになる。服や靴などは持っているものが使えるが、ザックは新調しようと思う。今持っているトレランザックを使ってもよいのだが、ベストタイプは腕を通すのがちょっと窮屈で、電車に乗ったりするときに背負ったり降ろしたりというのが少しやりにくいというのがある。新しく買うとして、じゃあサイズはどうするのかというのを考えないといけない。幸い、自分の場合は、普通のサラリーマンと違ってスーツに革靴で通勤と言う訳でもなく、通勤時の服装は自由だし、会社に着いたら作業着に着替えて仕事をすればよいし、会社にロッカーもあるので、どうしても持って帰らないといけないもの以外は会社に置いておくということもできるので、ザックとしてはかなり容量の小さいものでもいけそうだ。
そこで、通勤時に何を着て、何を持って行っているか見直してみた。
まず、冬場は、上は、ヒートテックのシャツ(長袖or半袖)、ボタンダウンのシャツ、セーター、ダウンジャケット。下は、ヒートテックのタイツ、スラックス。靴は運動靴。それに手袋。という感じ。夏場は、下着がエステルの速乾吸収タイプのシャツで、その上に半袖シャツ。下は、夏用のスラックスといういで立ち。
夏は、スラックスを軽量のズボンにして持って帰り、ラン用に短パンを用意、上も半袖シャツを持って帰ればよさそう。ということは、荷物としては、ズボンと半袖シャツが入ればよい。冬は、ダウンジャケットが一番かさばるので、少し寒いのは我慢して、そこをユニクロのウルトラライトダウンにしてスタッフザックに入れて持って帰る。ボタンダウンのシャツもランニング用のシャツにして、セーターをやめて、ミッドレイヤーかオーバーレイヤーに変えれば荷物は極力減らせる。下もヒートテックのタイツをファイントラックのドライレイヤーウォームなどに変えれば、持って帰るのはウルトラライトダウンだけで良い。手袋も普段は100均の安い手袋を使っているが、ラン用の手袋に変えればよい。まあ、タイツや手袋はたいしてかさばらないので、帰りに着替えても問題ないが。
その他の持ちものは、普段は、携帯、財布、定期券、社員証、OA用メガネ、常備薬、折りたたみ傘、筆記具、水筒などがかばんに入っている。眼鏡や常備薬は家にも別にあるので、あえて持って帰る必要もない。というか今回改めて見直してみて、なんで普段持ち歩いているのかと思ってしまった。傘も、家に何本もあるので置いて帰っても問題ないし、そうすると、携帯、財布、定期券はマスト。社員証もまあ持って帰った方が良いだろうから、たいして持って帰るものはないことに気づく。財布も普段は2つ折りの結構重たい財布を持っているが、会社や通勤ランの途中でほとんどお金を使うこともないので、必要最低限の小銭程度が入る、登山用の小さな財布にして、中身を減らせば、大幅に小型軽量化ができる。
ということで、結論として選んだのは、こちら。
また、ハイドレーションにも対応しているので、普段のトレーニングにも使える。
印象としては、ベストタイプとザックタイプの中間くらいの感じ。これくらいなら、背負ったり降ろしたりは結構楽にできてよさそう。
決め手になったのは、腰ベルトのポケット。携帯を入れるのはかなりちっちゃいのしか無理そうだが、財布や定期なら余裕で入る。トレーニング時は補給食を入れるのにもよさそうな感じ。
アマゾンのレビューで、Sだと体格の良い男性はベルトが短いと書いてあってどうかなと思ったが、胸囲が86cmくらいの自分としては全然問題なかった。これでベルトが短いのはどんだけ胸板が厚いのかと思った。少なくとも長距離ランナーの体形ではないように思う。