生駒トレイルランニングに参加してきました。

1/18 生駒トレイルランニング(以下生駒トレラン)に参加してきました。
スタートは私市、そこから生駒山系を縦走するような形で走り、ゴールは高安山という30㎞のコース。
生駒山系の大阪側には、府民の森が点在していて、それを繋いでいくようなコースになっています。
天気は曇り時々晴れといった感じだったでしょうか。晴れると結構暖かいのですが、曇ると寒さを感じるような気候でした。
目標タイムは一応5時間に設定。休憩を含めて10分/㎞でいければと考えました。
ちょっと悩んだのが服装で、下は、先日買ったC3-fitのエレメントエアーに、
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モンベルのクロスランナーの組み合わせで行こうと決めていて、問題なかったのですが、上をどうするかは当日会場に行っても迷っていました。
というのも、結構寒くて、組み合わせとして考えていたのは、アンダーがバーグハウスのメリノアンダーにするか、モンベルの中厚でのメルのアンダーにするか。
オーバーが、モンベルのクロスランナーにするか、ファイントラックのフロウラップにするか。
一応全部持って行ったのですが、初めはバーグハウスのメリノアンダーとモンベルのクロスランナーにしようと思っていたのですが、ちょっと寒いので、結局アンダーはバーグハウスのままで、オーバーだけをフロウラップにすることにした。フロウラップは薄いけれど結構保温性もあり、汗をかいてもすぐに抜けていくので高いだけのことはあると思いました。
今回も両膝と右の股関節にはテーピングをした。

また、行動食は、おにぎりが2つ、ひとくち羊羹が4つ、ブラックサンダー2つ、ジェル2つを持参。アクトレップのイベントは補給食はあまり充実していないので、少し多めに持っていくことにした。

9時から5分間隔でウェーブスタート。スタート順は真ん中の9:05スタートだった。スタートしてしばらく川沿いを走り、府民の森最初の星田園地に入る。4㎞くらいまではずっと登り基調。トレランはだいたい始めは登っていくコースになるが、夢中で走っているとあっというまに登り切った。だいたいこれがいけない。始めで力を使いすぎると後半でばててしまう。この日もまたそのパターンになってしまった。いつまでも学習ができない。
スタート地点の近くのトイレが工事中で使えないということで、スタート前にトイレに行けなかったので、登り切ったところでトイレ休憩。
ここから飯森霊園に出る。ここはウォーキング指定区間。霊園を抜けると国道163号線沿いをしばらく進む。住宅街を抜けて再び山に入って登る。しばらく行くと次のむろいけ園地に入る。ここに第1エイドがあるはずだが、いつまでも着かない。コースマップ上は8.5㎞地点となっているが、9㎞過ぎてもエイドが現れない。163号のところで係りの人にもあと1㎞ちょっとといわれていたが、もう2㎞近く来ている。GPSウォッチの距離は地図上の距離とは誤差があるのはわかっているが、それにしても遠いなあと思っているとほぼ10㎞の地点にようやく第1エイドがあった。あとで、地図を見比べてい見るとエイドの場所が変わっていたようだ。そういえばスタートの前にそんな注意があったような気がする。第1エイドでは給水と梅干をもらった。また、持参の羊羹を1つ食べて早々に出発。

むろいけ園地を抜けると阪奈道路を渡る。そこからは基本は信貴生駒スカイライン沿いを走ることになる。子供のころは平群に住んでいて、母親が運転免許を取りたての頃は練習がてらこのスカイラインには良く来た記憶がある。スカイライン沿いに入ると再び登りが始まる。この辺りで、股関節の痛みが出てきた。この調子では完走できそうにないなと思ったが、テーピングのお陰か、C3-fitのお陰が痛みがそれほど強くなることがなくゴールまで行くことができた。登り切ったところが第2エイド。コースマップでは15.5㎞となっているが、GPSでは16㎞過ぎだった。第1エイドの場所が変わっていることに気づいていなかったので17㎞過ぎたあたりにエイドがあると思っていたので、少し意外な感じだった。だが、ここまでの登りでかなり足に来ていて、まだ半分かと思うと先が思いやられた。20㎞にエントリーしておけばよかったと後悔するも後の祭り。しかし、夏前には大峯山奥駈道の第2弾を計画していて、コースを組むとどうしても40㎞近くになってしまうので、30㎞のトレランをこなせないようではダメだと自分に言い聞かせて頑張ることにする。
第2エイドでは、バナナがあったのでいただいた。また給水と梅干をいただいて、さらに持参のおにぎりをここで食べた。ここまででだいたい2時間46分。前半が登り基調だということを考えるとだいたい予定通りのタイム。

第2エイドのあとはしばらく下り。この下りが2㎞ほど続いてしかも勾配がかなりあったので結構つらかった。きつい登りもつらいが、きつい下りは足腰にダメージがあってあまり好きではない。
下りきったところで国道307号線を渡る。有名な暗峠を通る酷道といわれるくらいの細い道で関西では有名なところだ。自転車乗りの間では暗峠タイムアタックをするという人もいるようだが、自分はとてもじゃないがここは自転車で登る気がしない。
暗峠を過ぎるとなるかわ園地に入る。なるかわ園地をしばらく進むと第3エイド。20㎞コーストの分岐。ここも、あとでコースマップを見ると少し手前に場所が変わっている。GPSの距離表示ではだいたい21㎞くらいの地点。ここでも給水と梅干をいただく。また、2個目のおにぎりを食べる。ここまでで3時間5分。あと10㎞で2時間という計算なら、ほぼ歩いても予定の時間にはゴールできる。だが、疲れは更に増していて、もういい加減嫌になってきているが、ようやく2/3まで来たと自分を励まして先に進むことにする。

この辺りからもう登りが全然走れなくなってきた。登りは歩いて、下りで軽く走る程度。第3エイドの手前では周りにほとんど人がいなくて単独で走てっていたが、第3エイドを出た後、いつの間にか3人で走っていた。だが、3人とも登りでは全く走れず、歩いて登って登り切ったところから走り出す。もう、トレイルランでなく、ハイキングか登山みたいな感じになってきた。とにかく、次のエイドに早くたどり着きたいという一心で前へ進む。
鳴川峠を過ぎてしばらく行くと第4エイド。GPS上で25㎞地点。なんとなく帳尻があってきているがあまり考える余裕もなくなっている。とにかく早く着くのは良いことだくらいしか考えられない。ここでも給水と梅干をいただく。あと5㎞。ジェルとブラックサンダーを補給して最後の力を振り絞って進む。

ここから先はほぼフラットなのが幸いだった。十三峠を過ぎると高安山まで3.3㎞の標識があった。30㎞まではあと4㎞以上あるのでおかしいなと思って進んだが、あとで地図を見ると、高安山の山頂はゴールのケーブルの駅の手前にあった。28㎞を過ぎて登りが始まった。ゴールまでの登りにしてはちょっと早いなと思ったが、これが高安山への登りだった。ここまでくるともうヘロヘロで、前を歩いているハイカーの人にも追いつけない。
29㎞で電波塔が見えてきた。電波塔を回り込むと人の声が聞こえてくる。ゴールが近づいているようだ。そしてほぼ30㎞でゴール。タイムは4時間47分。とりあえず、目標の5時間は切れたが、長かったし疲れた。まだまだ、スタミナが足りないことを実感した日だった。