冬用のランニングタイツ

昨年、東海自然歩道箕面から萩谷までトレランしたときに、古傷の股関節を痛めたが、ランニングタイツが足を上げる動作を妨げて、痛めたような気がするので、ランニングタイツを新調することにした。

今まで使っていたのは、CW -Xの初期のモデル。もう10年以上使っている。その当時は膝の半月板の手術をしてまだ復調する途中で、膝のサポート機能があると言うことで、家内に誕生日のプレゼントとして買ってもらった。その当時はキネシオテープを使うと言うことも一般的でなかったので、膝サポート機能をありがたく使っていた。しかし、CW-X は生地が分厚く足を動かすのに多少の抵抗があるのは確か。

ネットで調べて、足が動かし易そうなモデルとして、候補を2つに絞った。

まずは、ランナーズのネット販売で知った、ゼロフィットのサーモウィーブ。

 

機能としてはサポート機能は無いようで、マイルドなコンプレッションと暖かさと汗を逃がす機能。そして1番の特徴は、約500%と言う伸び。生地がほぼ無限に伸びるので動きを妨げる事がない。ただ、残念なことにレビューが全然見当たらない。メーカーはゴルフ用品がメインの会社のようで、ランニング用品の実績はあまりないみたいだ。探している目的にマッチしているので食指が動いたが、実店舗で置いてあるお店が近所に無さそうだし、評判もわからないので、人柱覚悟で買う勇気がないので今回は見送った。

次に候補に考えたのは、C3fitのエレメントエアー。

 

メーカーの説明によると、トレッキングなどの運動に最適なように足を上げる動きを妨げないように工夫されているらしい。正月に梅田の阪急に行って実物を見て見た。生地はCW-X に比べると薄く、動き易そうに見えてよさげなので試着をしてみる。メーカーのサイズ表によると自分の場合、身長163cmで腹囲が70cm位なのでSサイズがちょうど良さそうに思えるが、実際に履いて見るとお腹まわりがきつくて入らない。やっぱり実際に試して見るのは大事である。お店に出てたのはS 以外はLしかなく、MやSBというSでウェストがもう少し大きいタイプもなかった。時間もあまりなかったので店員さんに在庫を尋ねることもせずこの日は退散した。わざわざ出してもらってやっぱり買いませんと言うのも気が引けて言いにくいという気持ちもあるし。

しかし、生駒のトレランが迫っている。タイツを履くのなら何か買わないといけない。年末にLSD で走った時はタイツなしで走ったが、当日の気温によってはもっと暖かい格好をする必要があることも考えておく必要がある。サイズ表と試着した感じからM サイズをネットで注文することにした。

走ってみる

到着したところで早速試しに履いて見た。サイズは丁度良いみたいだ。実際に走るとどうなるかということで土曜日に履いて走って見た。コースは来週の生駒トレランを見越して坂のある道を12km ほど。例によって両膝にテーピング。そして今回も股関節にもテーピング。いい加減にテーピングから卒業したいのだが、やはり怖いのと来週のレースを控えてトラブルは避けたいのでどうしても慎重になる。

走りはじめてすぐ、腰の辺りの感じがCW-X とかなり違うと感じた。あくまでCW-X の初期モデルとの比較の話で、最近はCW-X も色んなモデルが出ているし機能も進化しているはずなので、最新モデルと比べたらというのはわからないが、腰をきつくサポートするように感じる。そのせいか足首が外側に向くいわゆるがに股になりそうな気がする。はじめはこれが非常に気になって、わざと足首を内に向けようとして変な動きになっていた。そのうちによくよく自分の足元を見ると、変に意識しなくても足は真っ直ぐ向いていることがわかった。腰をガッチリサポートするのでそう感じていただけのようだ。

股関節への影響は

肝心の足を上げた時の抵抗感は若干あるもののほとんど気にならないレベルでこの程度なら十分トレランに使えそうだ。もっと長い距離を走って見ないと最終的な結論は出せないが、少なくとも以前に履いていたCW-X の初期モデルよりもいいことは間違いない。

さて、来週はいよいよ生駒のトレラン30kmだ。気負わずにゆっくりと5時間位で完走できればいいと思っている。