RayWayバックパックの製作 その3

久しぶりですが、RayWayバックパック製作の続きです。

前回、ショルダーベルトの片方まで作ったので今回はもう片方を作る。

 

alasixosaka.hatenablog.com

 

早速、またやらかす。

前回同様、肩ベルトとパッドを入れるための生地を縫い合わせる。ところが、この工程何箇所も縫い合わせる必要があり、その最後の最後になってまた糸が絡まった。少し絡まっているという感じがあったのを無理に続けてのでにっちもさっちも行かなくなり余計に傷口を広げてしまった。さっさと止めておけばよかった。

絡まった糸が原因で完全に動かなくなり、針が中途半端なところで止まって、手動で動かそうとしても動かない。仕方ないので、解体して取り出すことにした。まず、下糸のボビンを取り出す。当然下糸も絡まっているので、下糸を切る。そして、そのまわりのプラスチックのプレートを外す。これではまだワークが取れないので、更に、針がおりてきてワークを動かすところの金属の天板をねじを取って外す。外すと絡まった糸が出てきたので切る。しかし、まだ別に絡まった糸があるようだ。1本糸を切ったおかげで針が少し動くようになったので、無理やり上に上げて針を外す。そうしないと針で指を付きそうで危険。針を外して、中を懐中電灯で覗くと、ようやくもう1本絡まった糸を発見。この糸を切ってようやくワークを取り出すことができた。前回、リワーク中に生地を切ってしまって痛い目を見ているので、この部分はこのままにして、少し離れた部分を縫い直して終了とした。

そして、また、今度は勘違いからミス。

次は、もう一枚の生地を合わせて縫うところだが、生地同士がずれないように、仮縫いをした。専門用語でしつけというらしい。ところが、このしつけをするときに、よくマニュアルを読まずに、前回と同じだろうと思って、光沢面同士を合わせて仮縫いした。縫ってから、肩ベルトが生地の間に入っていないといけないのに、外に出ているので間違いに気づいた。ところが、何を勘違いしたのか生地の表裏はこれであっていて、生地の型が間違っていると思ってしまい、取り付けたベルトを外してやり直さないといけないと思ってしまった。合計で10箇所くらい縫い付けているところを全部外してやり直すのかと思って途方に暮れたが、とりあえずやらないと進まないので、地道に取り外すことにした。はじめの1箇所を外したところで、待てよと思って、もう一度マニュアルを読み直して、ようやく生地の表裏を間違っていた事に気づいた。全部外したあとでなくて良かった。マニュアルはしっかり読みましょう。しつけの糸の方を切って、生地の表裏をひっくり返して改めてしつけ縫いをやり直して正しく縫い付けた。

パッドの上の口は手縫い。

前回、パッドを入れたあと上の口までの余裕が1インチ必要なところが3/4インチしかないという状況だったが、今回作ったもう片方も結局同じサイズになってしまった。パッドの方をあと1/4削ればいいのだろうが、なんとかなるだろうと作業を続けた。しかし、口を閉じるところが狭く、ミシンがかけられないので、ここは手縫いで済ませることにした。これが後々どう影響するのかわからないが、なにわともあれショルダーベルトが2つ完成した。

それにしても、やらかしてばかりで今日も本当に進まなかった。結構大変。おとなしく既製品を買っておけばよかったと早くも後悔し始めている。この先どうなることやら。