近所の山でトレラン(竜王山~摂津峡~三好山)

本来はGW中に帰省して、実家のそばの高見山に登るつもりだったが、喘息の発作が出たので規制は取りやめにした。その代わりと言っては何だが、5/5子供の日に近所の山を走った。
コースは竜王山近くから東海自然歩道に入り、そのまま東海自然歩道を竜仙峡を登り萩谷に出て、摂津峡まで行き、その先は東海自然歩道から分かれて三好山に登って帰るというルート。
ちょっと確かめたいことがあって今回はこのルートにしてみた。
1点目は、Ride with GPSOSM Outodoorによると、東海自然歩道竜王山への登り口が以前行ったところと違っていて、忍頂寺小学校の向かいのあたりから斜めに登るようになっていること。以前は、忍頂寺のバス停近くの参道の石段を登って行った。
もう1点は竜仙峡のところ、前回行ったときは、竜仙の滝手前で道に迷ったので、ちゃんと行くにはどうしたら良いか確かめようと思った。

出発前にトラブル。モンベルのハイドレーションがAdv Skin 12に入らない。

先日、もう少し大きいハイドレーションが欲しいと思って、モンベルの2Lのハイドレーションを購入した。今日は暑いので、荷物も軽く済みそうだし、ADV Skin 12で行こうと思ったが、なんと2Lのハイドレーションは入らないことが判明。サロモンのだったら細身だし入るのかもしれないが、モンベルのはやや幅が広く、ザックに収まらないことが判明した。

webshop.montbell.jp
仕方がないので、以前から持っているサロモンの1.5Lハイドレーションに詰め替えた。
服装は暑くなりそうなので、上は半袖のTシャツ一枚。ズボンはトレイルを走るので長ズボンにしてファイントラックのスカイトレイルパンツにした。靴は最近お気に入りのアルトラのローンピーク。

竜王山へ

まずは、竜王山へ向かう。車作までは、安威川ダム(工事中)の脇を通っていく。途中、新名神の茨木菩提寺インターへ向かう道が3月に開通しているが、その先にも工事中の道路があった。特に看板も何もなかったのでどこに向かう道かわからない。
車作から安威川沿いの道を外れて、忍頂寺方面に登っていく。
忍頂寺小学校前で、分岐を発見。ここがOSM Outodoorだと東海自然歩道と表記されている道。しばらく行くと、忍頂寺に到着。ここが忍頂寺だったのか。いままで、忍頂寺バス停から石段を上がったところにあるとばっかり思っていた。

忍頂寺(寿命院)

ここは、道標の表記では東海自然歩道ではなく、竜王山自然歩道となっていた。
しばらく行くと、石段から登ってくる道に合流。東海自然歩道の道標が立っていた。やはり、石段からの道が東海自然歩道らしく、OSM Outodoorの表記は間違っているようだ。

石段からの道に合流。左手下が忍頂寺バス停からの石段に続く道。
振り返ったところ。真っすぐの道が忍頂寺(寿命院)からの道。竜王山自然歩道。

ここからしばらく舗装路を行き、舗装路の終わりからトレイルになる。トレイルをしばらく登ると竜王山山頂。GW中なのでもっと人がいるかと思ったがそれほど人はいなかった。
家族連れが何組かハイキングに来てお弁当タイムという感じだった。まだ、11時過ぎだが、自分もここでおにぎりを一つ食べる。トレランにはおにぎりがカロリー的にも、腹持ちにもちょうどいい。今日は玄米のおにぎりだった。最近時間のある時は玄米食を食べており、昨日も休みだったので玄米を炊いたのでおにぎりも玄米になった。しかし、おにぎりとして食べるなら白米の方が甘くておいしいと思った。

竜王山山頂からの眺め。

竜仙峡へ。やっぱり道は判りにくい。

竜王山を降りて竜仙峡に向かう。ここは東海自然歩道をたどる。いつも竜王山を降りるときは向きを間違えそうになるが、今日も間違えそうになった。東海自然歩道を行くおりくちはちょっとわかりにくい。
竜王山を降りて再び安威川沿いに出る。
ここで、東海自然歩道は一般コースと健脚コースに分かれる。竜仙の滝は健脚コース。健脚コースはしばらく亀岡に抜ける府道沿いを通る。ここは交通量が多くて走りにくい。前回来たときはダンプカーがひっきりなしに通って怖かった。今日はGW中とあって、ダンプカーは来ないが車は多い。
しばらく行くと道標を発見。ここが竜仙峡の入り口。

竜仙峡の入り口。
入り口の道標。

入り口からしばらくはたどりやすいトレイル。しかし、その先で沢を渡るところがわかりにくい。右の上の急な尾根に登る踏み跡があったが、トレイルっぽくないしえらい急なので、登りかけたがいくら何でも違いそう。そこに水路らしきものがあり、トラバースするように手前に続いているのでしばらくたどってみたが、どう見ても戻る感じになるのでこれも違いそう。結局元に戻って沢を渡ってみたら、少し登ったところにトレイルがあった。沢を渡ったところは正解ルートではなさそうで、もっと下から沢を渡ってこのトレイルに乗らないとダメな気がするが結局どれが正解かわからなった。
その先も何度か沢を渡りながら竜仙の滝まで行くのだが、道は不明瞭でたどりづらい。健脚向きというよりも上級者向きという感じだ。簡単に行くなら、沢沿いをとにかく滝まで行くという感じだろうか?

竜仙の滝。

萩谷公園へ。公園内でもトラブル発生。

竜仙の滝から武士自然歩道に合流。しばらく登ると尾根上の分岐に出る。武士自然歩道は右。東海自然歩道は左。今日は東海自然歩道を行く。そのまま行くと、萩谷の集落の下、中萩谷のバス停に出る。バス通りを渡って、細い道をたどる。一般コースはもっと下でこの道と合流するので、少し登り返してここまでやってくる感じ。もっともショートカットするなら萩谷公園の正門から入れば合流できるが。
東海自然歩道はバス通りを横切って細い道を通って裏から萩谷公園に入る感じ。ちょうどサッカー場のあるあたりに出てくる。
サッカー場の脇でのベンチに座って、2つ目のおにぎりを食べる。ここで、ハイドレーションの残りをチェック。この先はいくつか自販機があるが、足りなければここで補給しようと思った。しかし、まだ半分ほど残っているので水は補充せずに、そのまま先に進む。
東海自然歩道サッカー場と野球場の間を通っているが行ってみると通行止めになっていた。

萩谷公園内の東海自然歩道は一部通行止め。

デッキが崩れたらしい。前からちょっと危なそうだなあと思っていたがついに崩れてしまったらしい。仕方がないので、サッカー場の周りをぐるりと回って迂回した。

摂津峡から三好山へ

萩谷公園から摂津峡の方へ下る。
摂津峡は芥川沿いで、何故かこの辺りだけ岩がごろごろした峡谷になっている。上流の原の集落に出るとのどかな川沿いの風景が広がるので何とも不思議な感じである。きっと地質の関係かなんかでこの辺りだけ岩が多いのかもしれない。暑い日なので、結構上流まで人がいて川で遊んでいた。
摂津峡を抜けて橋を渡ると三好山への登り口。頂上まで900mとある。前にも上ったことがあるが、頂上を勘違いして、頂上まで行かずに降りてしまったので、今回は間違えずに頂上まで行こうと思う。
登り切ったと思ったところに開けた広場に出る。前回はここが頂上だと勘違いした。本当の頂上はもう少し上ったところ。登り切って今回は間違えずに頂上に着いた。

三好山山頂。
山頂からの眺め。

ここは、戦国時代は芥川山城という山城があったらしい。松永秀久も一時期この城に住んでいたとのこと。遠く生駒山が少し霞んで見える。右手をみると大阪市内のビル群が見える。自然豊かな山の上から眺めるビル群は何とも不思議な感じだ。
山を反対側に降りて再び芥川沿いに出る。ここから芥川沿いの遊歩道をしばらく下る。もう少し下るとこいのぼりフェスタの会場にでる。この2年はコロナで中止になっていたが今年は1000匹以上のこいのぼりが川の上を泳いでいるところが見れるらしい。しかし、人の多いところに近づくのも走りにくいので、こいのぼりフェスタの会場は通らずに、南平台の方に回って家に帰ることにした。
総距離は27.6㎞。登距離は980m。下の地図は自宅の付近は省いてあります。