チョッパー昇圧回路

前回555を使った発振回路ができたので、今度はそれを使ってチョッパー昇圧回路を組んでみた。
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回路図はこんな感じ。PICerFTでは、トランジスタの前にコンデンサと抵抗の平行回路が挟まっているが、アナログ回路に詳しくないので、どういう意味があるのかわかっていない。抵抗を入れるのは電流を制限するためだと推定できるが、コンデンサリップルを考慮しているのかな。

チョッパー昇圧回路

とにかく、テストは上の回路でやってみた。トランジスタは2SC1085、ダイオードはコイルと直列に入っているのがスイッチングダイオードで、電解コンデンサと並列に入っているのがツェナーダイオード、今回は9Vので試してみた。チョッパー昇圧回路の電圧は、発振回路から出てくるシグナルのデューティー比で決まるらしいので、今回のテストではデューティー比をあまり大きくとっていないので、3倍は難しいと思っている。なので12Vでなく、9Vのツェナーダイオードを試した。コイルの空いている側に+5Vを入れて、発振シグナルはトランジスタのゲートに入れる。
ブレッドボードにこんな感じで組んで、555からのシグナルを入れてみた。


始めは、動かない(いつものように)。そして、回路をチェック。なんかいっぱい間違っていた。トランジスタのエミッタがプラスにつながっていたし、ベースに発振シグナルを入れないといけないのにコレクタに入れていたり、コイルがプラス側でなくGNDにつながっていたりと。全部直すとちゃんと動きました。

チョッパー昇圧回路で約9V発生。

これでPICerFTの回路が動くかな。