フレンドパーク松原に行ってきました。

世間は本日からGWですが、何故か私の勤めている会社は昨日(4/28)が休みで、1日早いGW突入となりました。
4/29-30と天気が悪そうだったので、4/28にトレーニングを兼ねて亀岡まで自転車で走ってきました。
弘法トレイルまであと一月を切って、もう少しトレーニングが必要ということを実感しているので、登りのトレーニングのため、登りのきついコースを選びました。トレイルランのためのトレーニングなので、トレイルでトレーニングするのが本当は良いのだと思うのですが、モンキートレイルで膝に少し違和感を感じたので、あまりきついトレーニングをトレイルですると故障につながるリスクがありそうだったので、今回は自転車を使ったトレーニングにしました。私の主治医の先生も、同じ運動ばかりでなく、いろいろな運動を混ぜたトレーニング(クロストレーニングと言うらしいです)をやった方が良いとおっしゃってます。それに、登りに関しては、ランも自転車も使う筋肉はそれほど大きく変わらないので、自転車を使ったトレーニングは効果的です。なによりも下りで膝に負担がかからないのが良いところ。まあ、もっとも、下りや平地で走るための筋肉は違うようで、自転車ばっかり乗っているとその辺の筋肉が衰えて、走った時に大きな負担がかかってしまうので、適度に混ぜて行うのがやはり良いようです。膝の手術をしたあと、しばらく自転車ばっかり乗っていたら、走るための筋肉(ふくらはぎ、内転筋など)が衰えて、本格的に走り始めたときに膝やふくらはぎなど故障ばっかりしていました。
今回のコースは、自宅から、山崎の三川合流地点まで西国街道を走って、そこから桂川沿いに嵐山に向かい、嵐山から六丁峠、水尾を経て、越畑から亀岡に抜けて、亀岡から峠を越えて高槻方面に帰るというルート。途中、越畑のフレンドパーク松原でお蕎麦をいただきました。このルートを行くのはコロナ前以来なのでずいぶん久しぶり。そもそも、自転車でのロングライドはコロナになってからほとんどやっていないし。

お天気は上々で絶好のサイクリング日和。平日とあってサイクリングロードはあまり走っている人はいませんでした。しかし、嵐山に着くとものすごい人。渡月橋は人があふれんばかりで、コロナ前に戻ったかのよう。大半は遠足か修学旅行の中高生だったが、外国人の姿も多く見られた。

嵐山で一休み。コロナ前と変わらないくらいの人出。

嵐山でトイレ休憩して、渡月橋を渡る。この辺がものすごい人で走りにくい。清凉寺まで行くとだいぶ人が減って走りやすくなった。そこから、念仏寺の前を通る。このあたりからのぼりが始まる。六丁峠までは短いが急なのぼり。

六丁峠。まだまだ序の口

六丁峠の先、JR保津峡駅付近は大雨で道路が崩れて一時、通行止めになっていた。現在は片側交互通行になっている。といっても、元々の道が狭いので、工事で道幅が狭くなっているようには感じず、あまり関係ないように思ったが、とりあえず今日も復旧工事がされてた。写真を撮ろうと思ったが邪魔になると思ってやめておいた。お仕事ご苦労様です。
ここから先が延々と10km近く続く登り。ここへ来るといつも心が折れそうになる。水尾の里に来ると山里の風景が広がり、少し傾斜が緩くなるのでちょっとほっとするが、ここでまだ半分くらい。まだまだ登りが続く。途中、地図では神明峠というのがあるが、そこでは上りは終わらず、樒原まで来てようやく登りが終わる。それにしてもここはいつ来てもきつい。
そこからしばらく下った越畑に今日の昼食地点、フレンドパーク松原がある。
越畑フレンドパークまつばら - koshihata-fp-matsubara ページ!
フレンドパークというと、ファミリーで遊びに来る公園といったイメージだが、ここはお蕎麦屋さん。十割そばが名物で、おいしい。今日は平日だったので、お昼時だったが待たずに食べることができた。天ざるを注文。

今日のお昼は、天ざるそば。

天ぷらに、近くの畑でとれたブドウの芽が入っているとのこと。食べてみたがあっさりとしておいしい。ブドウの芽が食べられるとは初めて知った。
越畑からは、ひたすら下って亀岡の市街に向かう。ご飯を食べて休んでいたので、体が冷えて、おまけに下りなので寒い。ここまでずいぶん登ってきたので標高もそれなりにあるというのもあるのだろう。
山を下り終えて、広い畑が広がるところに出て、日差しもあり、標高も下がって暖かくなった。しかし、ここから先、亀岡市街まで強い向かい風。いつもここへくると向かい風に遭遇する。地形の関係なのかな。だいぶ疲れていることもあるのでゆっくりと走る。ここは、京都サイクリングマラソンのコースにもなっていて走りなれた道。
保津川に当たるところで、いつもは川を渡るのだが、今回は川の手前を左に折れて、ちょっと下流側の橋を渡る。渡ったところに京都パープルサンガの新しいスタジアムがある。ところが、保津川を渡るところで、やってしまいました。
保津川の河原に、先日、転覆事故で船頭さんが亡くなるという事故があった、川下りの船がたくさん並べられていた。まだやっていないのかと思って、2度見したのが良くなかった。そこでバランスを崩して欄干に激突。横からあたったのでチャリは全く問題なく。腰のあたりを少し擦りむいた程度済んだが、油断禁物だ。先日は家内が自転車でこけて、年なんだからバランス感覚が鈍っているといったばかりなのに、人のことは言えないわと思った。
亀岡の市街地に入って、お城の周りをぐるっと回るような感じで国道9号線を渡って、高槻方面に向かう。しばらく行ったところのファミマで休憩。ここではアイス最中をいただく。田舎のコンビニはイートインがあるので助かる。ここまでの登りでだいぶ腰に疲れが来ているので、この先が心配。しかも、いつもは左の腰が痛くなるのに何故か今回は右の腰が痛い。
ここからまた、登りが始まる。ここの登りは5kmほど。そしてまた向かい風。前回の木津川沿いと言い、今回と言い、帰りに向かい風に悩まされる。さっきの越畑までの登りに比べればずいぶん緩いが、疲れた体には十分こたえる。今日は平日なので、ダンプカーが行き交っていてちょっと怖い。高槻と茨木から亀岡の間の山に採石場が3か所もある。休日は採石場もお休みなのでダンプに遭遇することもないのだがやっぱり平日は結構走っている。
ようやく登りを終わってトンネルを抜けたところで一休み。和菓子屋さんがいつの間にかできている。あとでネットで見ると結構評判がよさそうだったが、この日はお休みだった。また今度来てみよう。
ここからはいつもは、森林公園の方に抜けてそのまま下って帰るのだが、途中に採石場があってダンプが行きかっていて怖いので、今回は、抜け道を通って、二料の方から茨木方面に抜ける。抜けたところをまっすぐ下るとまた採石場があるので、今度は箕面方面に向かう道に出て、清坂峠を越える。また、峠越えかと思ってげんなりするが、目的がトレーニングなので、気合を入れなおして走る。もっとも、ここの峠は今日の中では一番楽な峠。この道は途中まではきれいに舗装されているが、峠の近辺は道も細くかなり荒れている。ときどき、場違いな車高の低い車を見かけるが、きっと苦労して通ってきたんだろうと思う。
とりあえず、最後の峠を上った。ここから下音羽に出て、忍頂寺までまたしばらく上り。前を電チャのお兄さんが走っているが、もう疲れてしまって追い抜けない。忍頂寺からは、車作を通って、安威川ダム沿いを走って帰った。ダムにはもう水が張ってあって、本格的に運用が始まっているのかな。ダム沿いの道も大型車が沢山通るので、途中で住宅地の方に避けて、ゆっくりと走って帰った。
ちょっとした事故があったが、大した怪我無く済んで、GW初日としては充実したトレーニングができた。