ランニングシューズ探し

坐骨神経痛の方はようやく回復してきた。今回は思ったより大変だった。結局注射を3回する羽目に。1回目は痛めた3日後、2回目がその3日後、更にその1週間後と計3回。注射は即効性があるが、効き目が切れると痛みが再発し、その都度注射を打ってもらった。始めはロキソニンの投薬で何とかしようとしたのだが、アレルギー体質で足にむくみが出たのでロキソニンは1回/1日として、後は注射とリハビリで回復させるという療法になった。
ところで、坐骨神経痛もさることながら、足の爪に内出血がでた。昔から長い距離を走ると内出血することがあったが、最近は頻発するようになり、特に、東海自然歩道を二ノ瀬から大津まで走った時に両方の足の爪に内出血ができてしまった。
alasixosaka.hatenablog.com

その後、ネットで調べたりして靴紐の結び方を変えて少し改善したが、それでも坐骨神経痛になった時はせっかく治りかけていた爪がまた内出血してしまった。
cotanote.hatenablog.com
runsmile.fun
ちなみに、今試している紐の結び方は、下の方のリンクサイトに書いてあるヒールロックという方法です。足が靴の中でなるべく動かないように足首のところで固定するようになります。
元々はオーバーラップという方法で結んでいました。これは、短距離向きの結び方なのだそうです。でも、ランニングシューズって買うと大概オーバーラップの紐の通し方で箱に入ってたりするので、今まで何の疑問も持たずにこの結び方をしていました。アンダーラップという方法もあってこっちのほうが長距離向きなのだそう。こちらも家の中だけで試した感じはオーバーラップよりは足首が固定できそうだが、ヒールロックの方がよさそうな感じでした。
先日のランではそれでも右足に内出血できてしまい、結び方が甘かったのかもしれないが、靴にも原因があるかもしれないと思い始めた。東海自然歩道の時はHOKAのスピードゴートを履いていて、先日は、HOKAのクリフトンを履いていた。HOKAの靴は履き心地が抜群で、足を入れたときの感覚も問題ないし、長距離の時はHOKAを選んでいたが、思い切って別の靴を試すことにした。今回購入したのは2足。
足にやさしいシューズはナイキやアシックスも出しているが、自分の場合は基本がフォアフットで走るのでドロップの大きいシューズはあまり履きたくないということで選択した。
まずは、トレランシューズでお世話になってるOn RunningのCloudflyer。

ドロップは7㎜でロードロップとは完全には言えないレベルかも知れないがOnの中では低い方。ちなみに、HOKAのクリフトンはドロップは4㎜。
サイズはいろいろ悩んで結局25.5cmを選択。Onのトレランシューズが25.5㎜で丁度良い感じだったので26㎜は大きいかもしれないと思った。足を入れてみるとサイズ感はトレラン用のCloudventureとほぼ同じで25.5㎜でいい感じだった。クッションはOnの中では柔らかめということで、まだ家の中でしか履いていないが、結構クッションを感じる。もちろんHOKAなんかのフワフワ感はないけど。あと、Cloudflyerの特徴は靴紐を通すところが変わっている。
普通は靴ひもを通すところは穴が開いているのだが、Cloudflyer場合、靴の先の方にひも状の輪っかがあって、そことその一つ下側の穴を使ってクロスのような感じで紐を通している。下の写真の左足の方がその通し方。右足はヒールロックにしてみた。左右アンバランスなのが気になるが面白いのでちょっとこれで走ってみようと思っている。

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左足が箱から出したまま、右足はヒールロックに直している

次に、アルトラのPARADIGM 5。
altrafootwear.jp
こちらはゼロドロップを謳うシューズ。自分の持っているシューズの中ではニュートンのMotion9がドロップが3㎜で最も低いモデル。ニュートンも履きやすくて走りやすいモデルで気に入っているが、難点はふくらはぎに結構負担が来るということ。このシューズを履いて走るとあとでふくらはぎに張りが強く出る。ドロップの低い靴に履き慣れていないとそうなるらしいが、HOKAとニュートンで1㎜しかドロップが変わらないのにふくらはぎの張り具合はかなり違うのがちょっと不思議な気がしている。おそらくシューズのコンセプトからして違うのだと思う。ニュートンは自然に足が前に出るような独特のソールの形状をしていて、本当にその通りにどんどん足が前に出てしまう。自然に任せて走ってしまうとあっという間に5分/㎞を切るスピードが出てたりする。足が十分に鍛えられて早く走るのには良いシューズだと思う。ということで、ニュートンのシューズは今のところ短い距離のトレーニングにだけ使っている。HOKAは足にやさしいシューズというコンセプトなのでそこまで負担が来ないのかもしれない。
アルトラのシューズはいろいろラインナップがあって、レース用から長距離ラン用、更にはトレラン用のシューズも展開している。今回は長距離用の靴が欲しいのでアルトラの中でもクッション性の大きなPARADIGMを選んだ。PARADIGMはサイズが25.5㎜の設定が無く、25㎜の上は26㎜になっている。そこで、こちらのサイトを参考に自分の足を測ってみた。
blog.stridelab.jp
すると足の長さは25cmくらいだったので、+1.3cmすると26.3cmとなる。普通に考えると26.5cmのシューズがいいのかもしれないが、いままでそんな大きなサイズの靴は履いたことがないので、ここは26cmにしてみた。26cmはたまにメーカーによっては選ぶことがあるのでありかも知れないと思った。昔、ナイキのシューズは26cmがぴったりだった。最近はナイキのシューズは足の型が変わってしまって自分の足には全然合わなくなっている。ナイキの厚底も試してみたい気がするが足に合わないので今のところは無理みたいだ。
アルトラのシューズに戻って、PARADIGMの26cmを履いてみるとサイズは丁度良い感じだった。サイズ的には他社の25.5cmよりほんの少し大きいという感じか。ゼロドロップは歩いてみるだけでわかる感じで本当に足が地面と平行になっているように感じる。これで長い距離を走ったらどうなるのか少し不安はあるが試してみようと思う。アルトラの公式HPにも、初めは普段8㎞走っている人は800mから始めて見て下さいと書いてある。
altrafootwear.jp
自分の場合HOKAやニュートンなどのロードロップを普段履いているのでそこまで極端にする必要はないのかもしれないが、いきなり20㎞とかはやはり冒険になりそうなので少しずつ履きならしてみたい。

ついでに、インソールも試してみようと思っている。前から気になっていたフォームソテックスというインソール。
formthotics.jp
こいつは、履いていると自然に自分の足に合うように変形して足にピッタリのインソールができるというもの。自分の足を測って自分の足にピッタリのインソールを作るのが理想なんでしょうが、そうすると1足2万円くらいしてシューズより高くついたりする。さすがにまだそこまでは必要ないかなと思って、とりあえずこれを試してみることにした。今回購入したCloudflyerかPARADIGMのどちらにしようかまだ迷っている。とりあえず1回ずつ試しに走ってみてから考えようと思っている。