PC SSDのお引越し

パソコンのCドライブがいつの間にかほぼ満杯になっていたので、新しいSSDに交換することにした。

エクスプローラーで空き容量を確認すると14GBと残り僅かになっている。Gドライブも同様に残りが少ないがこっちはデータ用のHDDなので、不要なデータを削ったり、必要なら別ドライブに移すなど方法がある。

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Cドライブの残り容量は14GB、Gドライブも赤表示だがこっちはデータを削ればOK

しかし、Cドライブについては、自分の場合、SSD化するときにドキュメントとかピクチャなど、各ユーザー名に紐づけられて自動的に作成されるフォルダはWドライブに移してあるので、Cドライブの中身はWindowsのシステム以外には大半がインストールされているソフト。今使っているSSDは256GBあるのだが、いつの間にか満杯になっていて、使ってないソフトやデータを削除してもたいして空き容量が増えず、仕方ないのでもっと大きなSSDに交換することにした。
自分が使っているマザーボード(MB)は、GIGABYTEのH370HD3というATXフォームファクタのMBで、SSD用のM2スロットが2つある。
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現在はCドライブ用にそのうちの1つを使用しているので、新たなSSDをもう一つのスロットに装着してクローンを行った。自分は、パソコンを自作し始めて30年近くになるが、自分用のPCについては拡張性を考えて、MBはATXのを選ぶようにしている。昔は、PCIスロット(さらに昔はISAスロット)にグラフィックスボードやサウンドボード、LANボードなどを接続して機能を拡張していたものだ。最近のMBはほとんどがそういった機能はオンボードになっているので拡張スロットをのお世話になる機会はめっきり減ったが、それでもドライブの接続数などATXの方が現在でも拡張性が高いので使い続けている。今回も、初めからCドライブの引っ越しを想定してたわけではなかったがM2スロットが2つあるMBのお陰でクローンの作業は簡単に行うことができた。
今回購入したSSDはCrucialのもの。サイズは2280、容量は500GB。パソコン工房から購入。税込みで¥6358だった。SSDもずいぶん安くなったものだ。古い方のSSDは256GBで確か1万円を超えていたと思う。

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今回購入したSSD

取り付け

ケースのふたを開けて取り付けにかかる。

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ケースの蓋を開けて内部を確認。下の方にM2の空きスロットがある

M2の空きスロットに今回購入したCrucialのSSDを差し込み、ねじで止める。

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SSDを取り付けたところ

取り付け終わったらWindowsを立ち上げ、フォーマットをすればOK。このとき注意するのは、古いSSDと同じ形式でフォーマットした方が作業がしやすいということ。古いSSDMBRでフォーマットされていたので新しい方のSSDMBRでフォーマットした。

クローン作業

フォーマットが終わるといよいよクローンに取り掛かる。今回は、AOMEI Partition Asistantというソフトを使った。ネットで調べると定番なのはEaseUS Todo Backupというソフトを使うのが定番のようだ。自分も以前は確かこのソフトを使ったと思う。しかし、今はクローン作製は有料版でしかできないようになっているようで、別のソフトを使うことにした。バックアップを作ってブートディスクでブートして復元するという方法なら無料版でクローンを作れるようだが、面倒なので、一発でクローンを作れる方法にした。AOMEI Partition AsistantはPCにインストールされているというのもあった。
起動すると、クローンというメニューがあるので、クリックしてコピー元とコピー先を選んで作業はほぼそれで終わり。パーティションの設定で、コピー元に合わせるか、コピー先に合わせるか、自分で編集するかという選択肢があるので、今回はSSDのサイズが約2倍になるため、コピー先に合わせるを選択。また、同じ画面の下の方にSSDに最適化するというチェックボックスがあったのでチェックを入れておいた。
起動ディスクなので、WindowsPEを作成しますというようなメッセージが表示され、WindowsPE上でコピーが進む。この時、元々はDisk0からDisk1にコピーする設定だったのが、Disk4からDisk5にコピーするという設定になっていて少し不安だったが、何事もなく無事にコピーが終了。
AOMEI Partition Asistantの使い方は下記のサイトが詳しいです。自分はStandard版を使いました。フォーマットがGPTの場合は有料版が必要なようです。
www.aomei.jp
コピーが終わると、自動的に再起動がかかりWindowsが立ち上がった。
ただし、このときはまだ古いSSDから起動しているので、BIOSで起動ディスクを変更し、新しい方のSSDを起動ディスクに設定してWindowsを起動すると無事に起動した。

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起動ドライブ変更後。Cドライブの容量が増えて青表示になった。

ということで、容量問題は特にトラブルもなく解決した。
今回は、Windowsの再認証も求められなかった。通常Cドライブを変更した場合、たいていはWindowsの再認証を求められるのだが、古いSSDがくっついているからかもしれない。古いSSDをどうするかはこれから考えないといけないが、とりあえずしばらくはこのまま使おうかと思っている。