SeeQVaultの外付けHDDを買ってみた

タイトルの通り、今回はSeeQVault対応の外付けHDDを買ってみたという話です。
買ったのはこちら。
www.pro.logitec.co.jp
ロジテックの3.5インチタイプ、2TBのもの。

SeeQVaultとは

そもそも、SeeQVaultとは何かというと、録画用HDDを個体縛りから解放するための規格です。
詳しくは下記のサイト見ていただくとして、
jp.seeqvault.com

最近のTVやレコーダーはUSB HDDを繋いでそこに録画したりすることができるのですが、一度つないでしまうとその機械専用のHDDになってしまって、別の機械では見れないのが普通です。たとえ、同じメーカーの同じ機種であろうが個体が異なれば見ることができません。SeeQVaultに対応したHDDであれば、同一メーカーという限定になりますが(後で詳しく書きますが必ずしもそうでない場合もあります)、別の機種で見ることができるようになるというものです。
今まで、この手のものとしては、IOデータなどのネットワーク対応HDD(REC-BOXというブランド名で販売されているもの)や、日立などが採用していたiVDR対応のHDDがあります。実は我が家には両方ともあります。では何故、今SeeQVaultに手を出したのかというと。

iVDRは将来性がない

iVDRは著作権保護に対応したHDDの規格で、iVDRのHDDに録画したものは別の機種でも見ることができます。カートリッジタイプになっていて取り外しも簡単にできるので個人的には結構気に入っていたのですが、日立はTV事業から撤退、レコーダーやHDDを販売していたマクセルも撤退ということで、新たに対応機器やHDDを入手することができない状況になってしまい、いくらiVDRのHDDに撮りだめしていても機械が壊れてしまううともう見れなくなるという状態になっています。我が家にはマクセルのレコーダーが2台あり、iVDRもいまだ現役で活躍していますが、これから撮りだめしていく気にならないというのが現状です。
ちなみに、IOデータ製やマクセル製のアダプターでPCに接続できるものもあります。

I-O DATA iVDR-S対応 PC用USBアダプター RHDM-US/EXP 【旧モデル】

I-O DATA iVDR-S対応 PC用USBアダプター RHDM-US/EXP 【旧モデル】

  • 発売日: 2013/04/30
  • メディア: Personal Computers
こいつとメディアサーバーというソフトを組み合わると、PCにつないだiVDR HDDにネットワーク経由でダビングが可能です。ただし、Windows10には対応してないようで、以前は不安定ながら、動くこともあったのですが、今はサーバー機能が正しく動作しません。アップデートで完全に対応しなくなったようです。Windows7なら問題ないのですが。

REC-BOXは使い勝手が良くない

REC-BOXはDCP-IPに対応した著作権保護機能を有するネットワークHDDです。NASのようなものですが、通常のNAS著作権保護機能に対応していないので、テレビやレコーダーで録画した番組をダビングすることができません。REC-BOXはダビングができるところが特徴です。また、今でも現役で新製品も投入されていて将来性という点では安心して使えるものになっています。
しかしながら、ダビングした場合、ダビングした順番にタイトルが並ぶので、タイトルが多いときはお目当ての番組を探すのが手間です。また、自分の持っている製品が古いせいなのかもしれませんが、転送速度が遅く使い勝手としては今一という感じです。
REC-BOXはもちろん通常のNASとして使うことも可能ですので、PCから任意のファイルを転送することもできます。例えば、自分で撮ったビデオカメラの動画をREC-BOXに入れとけばテレビで再生することができます。DIGAなどは、SDカードスロットがあって動画を再生することもできるのでそのような機器があればわざわざREC-BOXに入れる必要もないですが、個人的には著作権保護対象のコンテンツとそうでないものが混在できる(フォルダ分けは必要ですが)のはREC-BOXのメリットだと思っています。そして、著作権保護対象外のコンテンツであればPC上からフォルダを作成してフォルダ毎に整理して入れることができるのであまり不便さを感じなくても済みます。ただ、TVやレコーダーで録画した番組の退避先として考えるとちょっと微妙な部分です。
実は、SeeQVaultを見つけるまではREC-BOXをもう一つ買おうかと考えていました。ところがSeeQVaultというのがあることを知り、こっちのほうが良いのではないかと考えて今回購入することにしました。

SeeQVaultは完全な機器フリーではない。

SeeQVaultのことを色々調べていくうちに、対応している機種であればどんな機器にでもUSBでつなげば良いということにはなっていないということに気づきました。基本的には同じメーカーの製品でないと繋ぎ変えて使えないらしいのです。何故かというのは、もう少し調べてみてわかりました。パソコンに詳しい人なら、HDDのフォーマット形式がFAT32とかNTFSとかいくつかあることを知っているかもしれません。そして、レコーダーやテレビに録画するためにUSB-HDDを接続すると独自形式でフォーマットされてパソコンでは読み書きできなくなるのです。そして、そのフォーマット形式はメーカー毎に異なっています。これが、異なるメーカー間でSeeQVaultのHDDが使えない理由らしいのです。ちなみに、我が家で愛用している東芝だとXFSという形式でフォーマットされます。パナはExt4です。ところが、Ext4でフォーマットしておけばパナでも東芝でも見れるらしいのです。我が家にはパナ製のレコーダーがありませんので、検証することができませんが、東芝は身売りの話が出るなど足元の業績が悪く、レコーダー事業もいつなくなるか不安なところですので、せっかく買ったSeeQVault対応のHDDはExt4でフォーマットすることにしました。ちなみに、買ったままではNTFSでフォーマットされていました。
このフォーマットの話は下記のサイトを参考にしました。
readymade-net.com

SeeQVault対応機器無しでもなんとかなるか?

我が家のTVやレコーダーは古くてSeeQVaultに非対応(と思っていたが、本当はあった。詳細は後で下記)だが、SeeQVaultのHPを見に行くとPCソフトでダビングできるソフトがある。
一つは、デジオンのDiXiM SeeQVault Server、もう一つは、ソニーのPC TV Plus。こいつを使えばTVにつないだHDDからPCにつないだSeeQVaultのHDDにコピーできるのではと考えた。
結果から先に書くと我が家の環境ではTVから直接はダメだった。SeeQVault ServerもPC TV Plusもお試し期間があって使えるかどうか試すことができる。SeeQVault Serverの方は1年更新になっているので、仮に使えることがわかって購入したとしても1年後に更新しないといけないので、PC TV Plusの方をインストールしてみた。
インストールするとネットワークにつながっている機器の検索が始まり、リストが出てくる。REC-BOXやレコーダーは見つかるが肝心のTVはリストに出てこない。
我が家のTVは東芝のレグザZ1でかなり古い。当然SeeQVaultには非対応。ちなみにレコーダーの方は、マクセルのBIV-R1021(ネットワーク非対応、自分用)、東芝のBDR-Z150(家内用)、東芝のBDR-T1007(長女用)、マクセルのBIV‐WS500(長男用)となっている。このうちリストに表示されたのは、DBR-T1007とBIV-W500の2台。それとIOデータのREC-BOX(HVL-AV1.5)が表示された。ネットワーク非対応のBIV-R1021が表示されないのは当然として、BDR-Z150が表示されないのは何故かわからない。
TVが表示されないのは、こちらのHPを参考にすると
shigeorg.web.fc2.com
DLNAサーバー機能に対応していないためのようだ。しかし、DBR-Z150はサーバー機能があるのに表示されない。単に電源が入っていないだけなのかもしれないが。肝心なのはTVからのダビングなので深く追求しないことにした。
TVがダメならRC-BOX経由はどうかということで、REC-BOXからのダビングを試みたがこちらも対応していないという表示が出てダビングは不可であった。DBR-T1007やBIV-W500からならダビングができそうな気がする。特にDBR-T1007はよくよく調べたらSeeQVault対応だったし、おそらくダビングはできるのだろう。ただ、こいつらは子供たちが専用に使っているのであまり勝手にいじるのも悪いので検証はしていない。
ちょっとショックだったのがTVー>REC-BOXー>SeeQVault HDDというコピーができないこと。これで自分が自由に使える機器でTVのHDDからコピーする方法を考えないといけないことになった。
一番簡単なのはある程度の投資が必要だがSeeQVault対応のレコーダーを買ってそれにHDDを繋ぐこと。まあ、レコーダーも古くなって来ているので更新してもいいかも。と思いネットオークションで東芝のレコーダーを買った。
続きはまた今度。