渋温泉に行ってきました。

月1の長野での仕事の帰りに、今回は渋温泉に行ってきました。
元々は11月のときに、湯田中温泉に行く予定をしていて、旅館の予約もしていたのですが、東京でのOB会が開催されるということで、その時はキャンセルしてOB会の方に参加しました。
渋温泉湯田中温泉から少し山側(志賀高原側)に行ったところにある温泉で、実は前回予約した湯田中温泉の旅館に泊まろうかと思ったのですが、すでに満室で予約が取れず、今回は渋温泉にしたという次第です。
前回はまだ11月ということで、湯田中温泉に泊まった後、近くの低山を散策してから帰ろうかと計画していたのですが、今回は12月ということで、観光メインで予定していました。まあ、行ってみたら高い山には雪がありましたが、低地には雪が全然なかったのでお天気さえよければ行けたかもしれないですが、生憎当日は雨ということで、計画してても実行してなかったと思います。また、実は右足のふくらはぎを痛めていて、だいぶ良くなったと思っていたのですが、湯田中の駅から渋温泉まで歩いている途中で、ふくらはぎの痛めているところとは別のところが急に張ってきて、お天気が良くてもいくのは難しかったような状態だったので、観光だけで帰ってきて正解だったと思います。

さて、渋温泉への行き方ですが、長野駅から長野電鉄という地方私鉄に乗って終点の湯田中駅に行き、そこから歩いていきました。まず、長野電鉄長野駅に向かいます。長野電鉄の駅は地下にあり、JR長野駅善光寺口を出てすぐのところにある地下道への入り口から向かいます。駅に着いたときはちょうど、信州中野行きの普通列車がでたところで、これに間に合えば、信州中野で乗り換えて湯田中駅からちょうどいい時間にバスがあってバスで渋温泉に行けたのですが仕方がありません。次の列車は特急ゆけむり号で湯田中まで直通で行くのですが、約1時間後ということで、切符だけ買って、JRの駅まで戻って、スタバでコーヒーを飲みながら時間をつぶしました。ちなみに、長野電鉄長野駅は地元の特産品がいろいろと駅で売っていて、りんごやりんごを使った商品、そば、地元産の野菜などが売っていました。りんごはJR長野駅でも売っているのですが、なんと1個、¥400もしてとんでもない高級品。長野電鉄長野駅だと1個、¥150とリーゾナブル価格で購入できます。今回はりんごは地元のスーパーで買ったばかりだったので、そばを買って帰りました。
出発の20分前くらいに長野電鉄の駅に行くと、すでに特急列車が入線していました。

長野電鉄の特急ゆけむり号

車両は小田急電鉄の昔のロマンスカーで、車両の最前部と最後部に展望席があるというやつです。ちなみに、ゆけむり号は特急料金はわずか¥100と非常に安い料金で乗れます。ただし、先頭車両は指定席になっていて別途指定料金が¥300必要です。まあ、でもわずか¥400でロマンスカーの先頭の展望席に座れるのは結構お得感があります。今回は、夕方ですぐに日が暮れる時間だったので自由席に乗りました。特急料金がわずか¥100ということで観光客以外に通勤で使っていると思われる人たちも結構乗っていました。まあ、観光客だけではやっていけないからこういう値段設定にして一般客にも利用してもらおうということなのでしょう。
平日ということで、観光客はほとんど外国の方ばかりでした。昨今の情勢の関係か西洋の方が多かったように思います。職場で聞いた話では冬場はオーストラリアからスキーに来る人が多いそうです。
約30分ほどで湯田中駅に到着。ちょうどクリスマス時期ということで、駅前のイルミネーションが綺麗でした。

湯田中駅前のイルミネーション

あたりはすでに真っ暗で、グーグルマップを頼りに渋温泉を目指します。あまりよくわかっていなかったのですが、この辺りには湯田中温泉渋温泉だけではなく温泉街がいくつもあって、さながら温泉街銀座といった感じ。湯田中温泉を抜けたらすぐに渋温泉につくと思っていたのですが、湯田中温泉を抜けるとしばらく普通の民家が並ぶところを通って、またちいさな温泉街に出るのですがこれは後で調べるとどうも安代温泉だったみたいで、その他にも星川温泉というのが川向うにもあるみたい。
冒頭にも書いたように歩いている途中でふくらはぎが張ってきて歩くのがつらくなってきたが、バスは当分来ないので頑張って歩くしかないので歩いてこの日のお宿、ヤマト屋さんに18時頃に到着。

宿泊したヤマト屋さん

ヤマト屋さんは、渋温泉のいわゆる温泉街からは少し離れていて(といっても徒歩5分くらい)、横湯川をはさんで対岸にある旅館。部屋は6畳くらいの部屋で縁側付き、一人で止まるにはぜいたくすぎるお部屋でした。18時半から夕食。旅館の夕食あるあるですが、食べきれないくらいの豪華な夕食でした。

この日の夕食の御膳。これ以外にご飯とデザートがついていました。

特に鯉の煮物が絶品で、鯉といえば高級料亭で鯉のあらいを食べたことがあるくらいで煮物は初めて食べたのですがとてもおいしかったです。
渋温泉は、外湯が有名で宿泊客なら自由に入れる外湯が9ヵ所もあるのですが、この日は足が痛いということもあって旅館の内湯に入って寝ることにしました。湿布を持ってくればよかったと後悔したのですが後の祭り。ロキソニンは持参していたのでロキソニンを飲んで、患部をマッサージして寝ました。
翌朝、足の状態は少し良くなっていたので、雨が降っていたのですが、外湯に行ってみることにしました。とっても、朝食までの約1時間くらいの間だったので、いろいろ回ることはできないので1ヵ所だけ行ってみることにしました。
温泉街はレトロな昭和そのものといった雰囲気。早朝なのでまだお店などは空いてなかったし、人もほとんどいなかったですが、かえって風情があってよかったです。渋温泉には映画千と千尋の神隠しに出てくる温泉のモデルになった宿(金具屋)があります。

千と千尋の神隠しのモデルになったといわれる金具屋

金具屋を過ぎてしばらく行くと、外湯の9番大湯があるのでここに入りました。大湯というからにはもっと大きな湯舟を想像していたのですが、意外にこじんまりしていて、脱衣場があって、入ると木の湯舟が2つあるという感じでした。温泉は源泉そのままで、結構熱いと聞いていましたが、冬場で外が寒いせいかそのままでも入れるくらいの温度でした。外湯はそれぞれに特徴があるらしいですが、大湯はちょっと濁った感じの温泉で、万病に効く湯とのことです。めちゃめちゃあったまる温泉で、出てからしばらくはぽかぽかとあったまったままの状態が続きました。温泉を出た後、すぐ近くの高薬師にお参りしました。朝が早かったせいで本殿が開いてなかったので外からお参りだけして引き返しました。高薬師は、温泉街から階段を上った高台にあり、近くに遊歩道もあるのですが、雨で足元が悪いということもあって遊歩道は諦めてそのまま温泉街に戻ることにしました。温泉街を通り抜けて、再び横湯川を渡って宿に戻りました。

横湯川にかかる和合橋からの眺め
横湯川の対岸から見た渋温泉

宿に戻って朝食を済ませて、日課のストレッチをしてから、チェックアウトし、湯田中の駅に向かいました。雨も降っているし、足の状態も今一つなのでバスで向かうことにしました。
バス停は宿からすぐの渋湯橋を渡ったところにあります。雨が降っているので、バスが来るまで橋にある東屋で雨宿り。

渋湯橋にある渋温泉の提灯

湯田中の駅に10時前に到着。駅には特急ゆけむり号が止まっていましたが、これには乗らずに少し駅前を散策。

湯田中駅と特急ゆけむり号

湯田中駅は旧駅舎が今の駅舎の線路を挟んで向かい側に保存されていて、中を見学することができるようになっている。

湯田中駅の旧駅舎

また、その隣には日帰り入浴できる楓の湯もある。ちょうど10時から開くみたいで空くのを待っている地元の方が並んでおられた。
10時20分頃、普通列車信州中野に向かう。信州中野で長野行きに乗り換え、小布施で下車。小布施で少し観光して帰ることにした。小布施は葛飾北斎ゆかりの場所で、北斎館という記念館がある。また、栗を使ったスイーツが有名。駅の観光案内書で教えてもらった地元の和菓子屋さんに向かう。小布施の街もレトロな感じを残したいい街並みだった。和菓子屋さんは有名どころから個人経営のところまでたくさんあった。
教えてもらった個人経営の塩屋櫻井というお店と、有名どころの竹風堂で栗のお菓子を買って帰った。駅に戻る途中でお蕎麦屋さんによってそばを食べた。このお蕎麦屋さんも案内書で教えてもらったのだが、店主の方の体調の関係で今月で閉店するそうです。お店は地元の方で結構にぎわっていた。おそばは腰のあるお蕎麦で信州らしいお蕎麦という感じだった。
駅に戻ると、長野電鉄の昔の車両が展示してあった。

長野電鉄の古い車両が展示してあった。レトロな信号機もgood!

よく考えたら小布施ではこれしか写真を撮っていなかった。雨が降っていたということもあるが、渋温泉では撮っていたのにすっかり忘れていた。ブロガー失格ですね。
長野駅に戻って新幹線で敦賀に向かうと、途中で人身事故のため在来線が止まっているとのこと、しかも乗る予定にしていた特急サンダーバードはその影響で本日は運休とのこと。最後にえらいことになったと思いながら新幹線を降りて改札で駅の係員に聞くと、一つ前のサンダーバードがまだホームに止まっているのでとりあえずそれの空いた席に座ってくれということだったので、急いでホームに向かう。実はこいつもすぐには動かずにそんなに急ぐ必要はなかったのだが。座っていると、その席の指定券を持っている人がやってきたので、別の席に移動、するとまた指定券を持った人がやってきて、3度目の正直でやっと落ち着いて座れた。
それにしても発車時刻をとうに過ぎているのにのこのこと指定券を持った人がやってくるのはどういうことだろう。とりあえず、席を立ったら座れない可能性もあるのでそのまま座っていることにした。本当は敦賀でお弁当と飲み物を買う予定にしていたのだが、サンダーバードは車内販売もないので我慢するしかなさそう。結局、満席になることなく列車は出発。だが、案の定、途中の安曇川駅で前の列車が詰まっているということでストップ。その後もあまりスピードが上がらずしばらく走ってようやく普通に走り出した。ただ、また京都に近づくと東海道線からやってきた列車が合流するのでまたホームが混んでいるということで順番待ち。結局京都駅には列車自体は約80分の遅れ。当初の予定よりも50分ほど遅れてようやく到着。京都からは新快速がすぐにやってきてすぐに乗れたし、高槻でもすぐに乗り換えできてスムーズに進んだ。
まあ、最後にケチがついてしまったが、渋温泉も小布施もとてもいいところで充実した観光になった。渋温泉の外湯は今度じっくりと回ってみたいと思った。ちなみに足の方は温泉の効果か、帰ってみるとずいぶんよくなっていた。