前回の記事で、Yamapアプリとヤマレコアプリの比較を書きますと書きました。
alasixosaka.hatenablog.com
が、その前に、前回の記事に書いたようにヤマレコアプリだけでなく、GoogleMapでも現在地がおかしくなるという現象が発生しているので、現在使っているOPPO Reno 11AのGPS性能が気になったので、スマホのGPS性能ってそんなに違いがあるの? と思って調べてみました。
ちなみに、ヤマレコアプリについてはOPPOでは動作に不具合が起きることが判っていて、対処法も公表されています。ただ、自分の場合はそれではうまくいかなかったのでオフィシャルの対処法以外にフォーラムにいろいろと書かれていることを検証しています。それについては後日別に書く予定です。
また、始めにお断りしておきますが、今回の記事の機種比較は結構独断と偏見で書いていますので、自分はそうは思わないという方もおられるかもしれませんが、その辺はご容赦ください。どうしても言っておきたいことがあるという方は、コメント欄に書き込んでいただければと思います。
GPSの性能に関しては、スマートウォッチを検討したときに調べて記事にしています。
alasixosaka.hatenablog.com
繰り返しになりますが、GPSとはアメリカの衛星システムのことで、現在はロシア、ヨーロッパ、中国などの衛星システムも稼働しており、それぞれGLONASS、GALILEO、Beidouと呼ばれていて、総称してGNSSと呼ばれています。また、日本独自のみちびきというシステムも稼働しており、こちらは全世界で使えるわけでなく日本の周辺エリア限定でしか使えません。ですが、みちびきに対応していれば日本では高精度の位置情報が得られます。みちびきはQZSSと表記されてたりもします。また、同様のシステムとしてインドのNAVICというのもあります。ただ、NAVICはインド周辺でしか使えないので、登山で使うならヒマラヤ登山でもしない限り必要ないとも言えます。
つまり、衛星システムとしてはGPS、GLONASS、GALILEO、BeidouそしてQZSSに対応していれば高精度が期待できるということになります。
そして、GPS(ここではGNSSを一般的に用いられているGPSと表記します)の性能を左右するもう一つのポイントがデュアルバンド対応です。GPSのシグナルは単一の周波数だけでなく複数の周波数で発信されており、複数の周波数を受け取ることで精度を高めるという技術がデュアルバンド対応ということになります。デュアルバンド対応の何が良いかというと、ビルの谷間や山間部などで電波が届きにくいところなどではデュアルバンドの方が受信確率が高くより精度が期待できます。
デュアルバンドの効果がどうかはわかりませんが、GPSウォッチでは、以前所有していたガーミンのInstinctというモデルは、GPSのみ、シングルバンドの機種だったため、山の中で結構位置が飛んでしまうという事象が発生していました。現在所有しているForerunner255はマルチGNSSでデュアルバンド対応ですので今まで山間部でも位置情報が飛んでしまうということは起こっていません。
そこで、上記のような観点でスマホのGPSはどうなっているのかを調べてみました。対象は10万円以上の高級機は除いて、一応ミドルレンジということで絞っています。
メーカーによってはそういった詳細スペックを公表していないメーカーもありましたので、メーカーのHPに記載のあった機種について比較表を作ってみました。

エクセルの表がきれいに貼り付けられなかったので、画像ファイルにして貼り付けています。そのせいで文字が小さくて読みにくいですがご勘弁のほどを。
表を見るとたいていのスマホはGPS、GLONASS、GALILEO、Beidouに対応しています(GPSはすべての機種で対応しているので表からは省いています)。QZSSについてはXiomiのPOCPX7やMotoのedge60など非対応のものもあります。また、デュアルバンドについてはミドルレンジの中でも比較的高級機に位置付けられているものが対応している印象です。ミドルレンジの機種はどこにお金をかけるかでコンセプトが決まってきますので一概に値段が高いからと言ってデュアルバンドに対応しているというわけでもなさそうです。調べた限りではPixel、Xiaomi、Nothingがデュアルバンド対応です。
ちなみに、ソニーはスペック表には詳細な記述がありませんでした。また、iPhoneはマルチGNSS、デュアルバンド対応です。その辺はさすがですが、私の場合は自作のアプリが使えなくなるのでiPhoneは対象外です。
個人的にはSDカードが使えて、おサイフケータイも使いたいのですが、両方使えてデュアルバンドというのは調べた限りでは10万円以下の機種にはありませんでした。
Nothingは大きくて重いという以外はスペック、価格ともに優れているのですが、表にはないのですが防水のスペックがIPX4で生活防水レベルなのでアウトドアに使うにはちょっと辛いかなという気がします。なので、XiaomiのPOCOF7か15T、ないしPixel9aというのが現実的な選択肢かなというきがします。
Pixel9aの難点はメモリの容量が128GBであるということ。256GBモデルもあるのですが、お値段が結構跳ね上がるのでお財布的には厳しくなります。
ちなみに、ヤマレコ社長のYoutube動画では、Pixelを推奨していました。変なOSが入っていないというのが一番で、今回調べたようにGPSのスペックも良好ですのでヤマレコアプリがちゃんと動いて、位置情報も正確に得られるということです。
Xiaomiの15TもProになるとおサイフケータイ対応になりますが、こちらも値段が跳ね上がるので(それ以外にもカメラとかCPUとか良くなる点はあってそれが魅力なら選択肢になりうるとは思いますが)お財布には厳しいということになります。
ちなみに、表の一番下に載せておきましたが、現在使っているReno11AはなんであんなにGPSがおかしくなるのか不明です。OPPO独自のColoreOSとの相性なのではないかと思っています。少なくともヤマレコアプリがちゃんと動かないのはOSとの相性が悪いからみたいです。それに加えてGoogle Mapも現在位置を見失うというのが納得できない点です。自作のアプリではちゃんと現在地が表示されるのでGPSデータの取得方法が違うのではないかと思っています。
以前にアプリ開発の記事で書きましたが、私のアプリでは比較的レガシーな方法で位置データを取得しており、最新の推奨された方法を使っていません。理由は位置が変化したときに直ちに情報が更新されるためでそのぶんバッテリーの消費が多くなりますが、より正確な位置を取得するためにこうしています。
alasixosaka.hatenablog.com
他のアプリについては中身がわからないので、全くの推定ですが、おそらくGoogle推奨の方法で位置を取得しているのではないかと思います。それと、OPPO独自のOSの仕様と相まって位置がおかしくなるという現象が発生しているのではないかと推定してます。それにしても、ヤマレコの場合はとんでもないところに飛んで行ってしまうのでどうなっているんだという状況ですが、GoogleMapではそこまでひどくなくて、一応マップ内には収まっているものの、結構ずれているという感じでしょうか。まあ、どっちにしても使い物にならないことには変わりがないですが。ヤマレコアプリについては、対処法があるようなので、その辺の検証をしたうえでヤマップアプリとの比較をして記事にしてみたいと思っています。
まあ、どっちにしてもOPPOは手放して買い替える方針で考えています。