アルトラ PARADIGMとOn Cloudflyerのレビュー

自分の足に合う靴を探して、アルトラのPARADIGMとOnのCloudflyerの2つを購入。前回は買って実物を見てみたとこまで書きました。
alasixosaka.hatenablog.com
今回は、実際に履いて走ってみた感想です。

まずはアルトラのPARADIGMから

altrafootwear.jp
外観は見ての通り、お世辞にもスタイリッシュという感じではありません。どちらかというを無骨な感じ。重量は300gを越えてランニングシューズとしては重い部類に入ると思います。
足を入れた感じは、幅広で足先も余裕があり、かなりゆったりとした感じです。
走り始めは靴の重量でやや重く感じます。ゼロドロップというのはあまり感じません(あくまで個人の感想ですが)。クッションはそこそこという感じでしょうか。HOKAを履いているとどの靴もクッションは劣るように感じるのでそんなもんかなと思います。ドロップが低いというのはニュートンのシューズと同じコンセプトですが、ニュートンのように自然に足が前に出るという感じはありません。その分自分の足で走っているという実感が出てきます。
まだ坐骨神経痛が気になるのでロードを7㎞ほどしか走っていませんが、足先に関しては、このシューズが最もゆったりしていると思います。幅も広く、幅広の自分でも余裕を感じるくらいで、逆に幅の狭い人はゆとりがありすぎて履きにくいかもと思ってしまいました。かなり靴ひもをきつく締めてようやく丁度という感じでした。こんな靴は初めてです。
ただ、ゼロドロップのため、走り終わった後はふくらはぎに軽い張りを感じました。これは、ニュートンのシューズでも同じです。アルトラのHPには普段8㎞走る人はまず800mから始めてと書いてあります。ニュートンのシューズをちょこちょこ履いているので、私の場合はそこまで足にきませんでしたが、いきなり普通の靴からアルトラを履くと足にくるのではないかと思います。

次はOnのCloudflyer

www.sportsauthority.jp
買ったのは旧モデルの方です。安くなっているのでサイズが合えばお買い得かもしれません。
スタイルはこっちのほうが圧倒的にかっこいい。色も新モデルより旧モデルの青が個人的にはお気に入りです。
足を入れた感じは、PARADIGMよりもやや窮屈に感じるものの、それほどきついわけではないくらい。クッションについてもそこそこで、PARADIGMと同じくらいに感じました。固い路面でもそれほど衝撃を感じることはないです。普通のCloudを普段履きに使っていますが、Cloudだと結構足に衝撃を感じます。Cloudflyerはそれに比べるとショックは全く感じません。走り始めは、幅がややきつく感じました。自分の足は幅広なのでこういう感じがすることが結構多いです。たいていはしばらく走ると気にならなくなるので大きなトラブルになることはないです。今回もしばらく走ると気にならなくなりました。アッパーの素材が固くないので足になじんでくるのかもしれません。Cloudflyerでは9㎞ほど走りました。こちらもロードを走りました。走った感じは、ややニュートンのシューズに近く足が自然に前に出る感じがしました。ニュートンよりはその感じは弱めではありましたが。走りやすいのは走りやすいのかなと思いました。ちょっと調子に乗ると4㎞/㎞台にスピードが上がっていました。あまり早く走るつもりはなかったのですがついついスピードが出てしまう感じですね。そのへんはしつこいようですがニュートンのシューズに近い感じです。足先は距離が短いこともあって特に気にならなかったです。

総括

今回2つのシューズを履き比べてみて、どちらが長距離向けかというとPARADIGMの方かなという感じがしました。これは足にあうあわないというのを評価基準にしています。クッションとか走りやすさといった仕様で判断すると別の結果になると思います。あくまで、足先が当たらず、血豆にならないということを基準に考えています。ただし、ドロップがゼロという極端な低さなので、足(ふくらはぎ)をもう少し鍛えないと足の方が長い距離には耐えられないと思います。そしてもう一つ、今回の新しいシューズを眺めてみて、あることに気が付きました。そして手持ちのシューズをその観点で比較し、ますますその思いを強くし、今回2足を履き比べてほぼ確信に近い思いになりました。それは、ある方法で自分の足に合うシューズを見分けるというものですが、詳しくはまた次回にでも書いてみたいと思います。