タイベックでグランドシートを作る

キャンプ用品を少しずつ揃えていて、テントを購入しました。
alasixosaka.hatenablog.com
テントと一緒に使うものとしてグランドシートがあります。
グランドシートはテントの底の部分を保護するためのもので、絶対ないといけないというものでもないようですが、あった方が良いものになります。
モンベルのULモノフレームシェルターは専用のグランドシートがありませんので、作ることにしました。

ULモノフレームシェルターは長さが3m、幅が1.3mのダイヤモンド型をしています。長さ方向は、全長が3mで地面に接している部分は2.1mとなります。
ですので、幅が1.3m、長さが2.1mのダイヤモンド型のシートを作成します。
材料は、タイベックという透湿防水のシートです。タイベックはデュポンという会社の製品で、簡単にいうとポリエチレン製の不織布になります。
普通の不織布と違うのは非常に緻密にできていて、とても丈夫なことです。主に住宅などの壁の部分などに貼り付けて、水濡れから守るような使い方をされているようです。
素材が、透湿防水ですので、外からの水分の侵入は防ぎ、木材などが呼吸できるように透湿性を持たせています。

また、大会等のゼッケンなどに使われることもあります。水にぬれても大丈夫なうえに、簡単に破れないのでゼッケンにも向いています。ただ、値段が高いので、最近はあまり使われないようですが。
今回のグランドシートには、幅が1.3m以上のシートが必要です。タイベックで検索すると、アマゾンや、ヤフオク、メルカリなどで見つかりますが、いずれも幅が1mのものばかりで、幅が不足します。
今回は、MYOG用品をネット販売している、アウトドアマテリアルマートで購入しました。ここなら幅1.5mのものを販売しています。
outdoormaterialmart.jp
ハードとソフトの2種類がありますが、今回はソフトの方を選択。
まずは、広げてみるとこんな感じ。

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タイベックを広げたところ。

これを、ダイヤモンド型に切っていきます。長い物差しがあれば言うことないのですが、我が家にはないので、折り目をつけて定規で線を引く代わりにしました。

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折り目をつけて、折り目に沿って切る。

ダイヤモンドの長辺側の先端は不要なので切り落とします。切り落とすのは先端から45cm。これも折り目を付けてから切ります。

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先端部は不要なので切り落とす。写真は二つ折りにしたところ。

これで形はできたので、端を折り曲げてから縫って補強をします。タイベックはかなり丈夫なので本来補強は必要ないかもしれませんが、一応念のため。

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端を折り曲げて補強する。縫い代は1cmほど。

最後に短辺側の両サイドと、長辺側の両サイドにペグを打つための輪を付けます。輪をつけるために、まずは、タイベックを縫って輪を通すところを取り付けます。やり方はこちらのサイトを参考にさせてもらいました。
kametaroblog.com
参考サイトでは四角形のグランドシートを作成されているので、角度が90°のものを取り付けていますが、こちらはダイヤモンド型なので、少し角度を変えて製作。

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輪を通すところを作成。ダイヤモンドに合うように、角度を調整して線を引く。
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写真の上下のところをカットして、半分に折って縫う。
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グランドシートに縫い付けたところ

そして、長辺側は直線部分に取り付けるので、単純に四角い形のものを縫い付けた。

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長辺側は単純な四角形

あとはドローコードなんかに使うゴムをつければ完成。