11/17にランニング講習会に参加してきました。
場所は私市にある、ソトアソというトレランショップに集合。このお店に行くのは2回目ですが、お店はそれほど広いというわけではないですが、トレラングッズがところ狭しと並んでいてすぐにお財布の紐が緩んでしまいそうな危険なお店です(笑)。講習会参加のおまけで10%オフのチケットをもらったので、結局色々買ってしまいました。
まずは、帽子。ランニング用の帽子は夏に買ったのですが、自分の頭には少し大きめなのか強い風が吹くと脱げそうになるので、新しいのが欲しかった。この間の大峰山でも尾根上で風に吹かれたときに何回も脱げそうになって、その度に手で押さえるのが結構ストレスだった。幸い、つばが小さめでしっかりかぶれるぴったりのがあったので購入。次は手袋、トレラン用の手袋というのは特に持っていなくて、自転車用のでもいいかとも思っていたが、やっぱり専用のが欲しいということで購入。あとは、緊急用のヴィヴィ。大峰山奥駈道の深いところに入っていくとなると、やっぱり緊急用に必要かと思って購入。思ったよりも小さくてビックリした。まあ、あくまで緊急用なので使わないに越したことはないのだけれども。
SOL(ソル) ヒートシート エマージェンシーウ゛ィウ゛ィ1人用 12133
- 出版社/メーカー: SOL(ソル)
- 発売日: 2012/04/05
- メディア: スポーツ用品
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ショックだったのは、ULTIMATE DIRECTIONのザックがとても安くなっていたこと。ちゃんと計算してないけれどもだいたい3割位は安くなっていた。冬に単独でロングの練習するときとか今のサロモンの12Lではちょっと足りない感じなので、もう少し大きいのが欲しくてRaidlightのResponsiv24をTrekkinn で買ったばかりだったので。もうちょっと我慢しておけば良かった。
さて、肝心の講習会の方ですが、普通に走ったりというのはあまりなかったけれども色々と体の使い方を教えてもらってすごく勉強になった。教えてもらったことを全部は書ききれないし、仮に全部書いたら商売の邪魔をするような感じになるので、自分なりに感じたポイントだけを備忘録として書き留めておきたいと思う。
一番印象に残ったのは
素人ほど自分の筋肉を全部使えていない
ということ。同じようなことはタレントで元10種競技の武井壮さんも言っていた。武井さん曰くトップアスリートはある動きをするのに3つの筋肉を使っているとすると、練習の時はあえて一つの筋肉しか動かさないようにして鍛えたりするそうだ。たしかに、色々な筋肉を使って動かせていると一つ一つの筋肉にかかる負担が減るわけで、楽に走れるし、故障するリスクも低くなる。
それから、次は
骨で走る
これは、要するになるべく体を立てた状態で走るということらしい。とくに膝を曲げないというのは自分の思っていたのと違って新鮮な驚きだった。話を聞けばなるほどと思うのだが。元々は着地するときに膝を曲げてクッションのようにして走るのが良いと思っていた。しかし、そうすると一度体が沈みこんでまた上に伸びあがるという余分な動作が入ってパワーロスになる。また、膝が曲がっていると、後ろの足を前に持ってくるときに地面に擦りそうになるので膝を外に回して前に持ってくるというような動作になりがちということだった。
とくに長い時間走ると、膝を少し捻ったような状態になり、靭帯に炎症をよく起こすのはこれが原因かもしれないと思った。
重心の移動を重視する
フォアフットのトレーニングでも重心移動で進むということが言われているが、改めて色々な動きをやってみて足で蹴るのでなく、重心移動で前に進むということを教わった。足で蹴ると蹴った足が後ろに残るのでその分ロスになるという話は非常に納得がいった。
歩きの延長がジョグ
歩くところからだんだんスピードをあげていってジョグになるまで同じ動きになるように教わった。これも自分の中ではすごく新鮮で、歩くのと走るのでは別物と思っていた。実際に、ただ歩くだけなら30kmウォークでも全く筋肉痛にならないのに、走ると10kmでも筋肉痛になる。この辺はもっともっと改善すべき点だと思った。
講習は約3時間で、ずっと体を動かしていた訳ではないのだが、講師の方の話では歩数だけだと20km位走ったことに相当するそう。翌日は色々なところが筋肉痛になった。特に両足のつけね、膝とふくらはぎの間位のところ。腹筋、それに両肩が痛かった。これらの筋肉は普段はあまり使ってないのだと思う。上にも書いたが30kmウォークの時は全く筋肉痛にならなかったので少なくともただなにも意識せず歩くと普段から使っている筋肉を使っているのだろう。ところが、大峰山に上ったときは所要時間はほぼ同じ7時間でも筋肉痛の度合いは全く違ってあっちこっちが痛かった。普段使わない筋肉を相当使っていることがわかる。結局のところ普段の練習もただ走るというのでなく、色々な筋肉を使うとことを意識することと、フォームでいうと重心の移動を意識して強く蹴りすぎないというのを実践してみたいと思う。また、練習メニューでは平地走以外にアップダウンの練習や、自転車なども混ぜて同じ動きに片寄らないトレーニングも有効なのだと改めて感じた。