アルコールストーブを作ってみた

記事のタイトルから検索で来られた方には申し訳ないですが、詳しい作り方は書いていません。

他人の記事を見て作ってみましたという話です。詳しい作り方は参考にしたサイトを見て下さい。

このところ体調がいまいちで、一昨日は会社を休んだ。別に寝込むほど辛いわけでもないが、どうもこの風邪は感染力が強いらしく、職場でも家でも回りの人にうつってしまうので、出社すると迷惑がかかると思って思いきって休んだ。というわけで、時間ができたのでネットでいろいろ検索していて、思い立ったというわけ。そもそも何故アルコールストーブなのかということだが、大峯山の奥駈道を縦走しようとすると、例え何回かに分けて日帰りで決行するにしても非常事態に備えて、非常食やバーナー等は持っておいた方が良いと思って、色々調べていた。トレランの一環なので、テントやらシュラフやら色々担いで行ったらそれこそ登山になるので、どうやって荷物を減らすかも工夫が必要になってくる。まだ結論は出てないが、今のところは非常用のシェルターかViViのようなエマージェンシーシートのようなものを持っていけば何とかなるかなと思っている。

で、本題のアルコールストーブについてですが、色々な記事を参考にしたが、中でも軽量化については、下記のサイトが参考になった。

toolgear-superior.info

特にバーナーのところは、ある意味目からうろこの内容だった。固形燃料やアルコールストーブにすれば大幅に軽量化ができるということだった。

家にもキャンピングガスのバーナーがある。正直これを持ってトレランを走る気には全くならない。最近のはもっと小型軽量化されているとはいえ、やはりそれなりの重量があるし、ガスボンベが結構かさばる。それをアルコールストーブや固形燃料にすれば持って走る気になるくらい軽くなりそうだ。では、どちらを選ぶか? あくまで非常用ということを考えると、固形燃料が軽さでは上回っている。だが、汎用性という点ではアルコールストーブが良さそうだ。色々調べるとアルコールストーブは自作もできるらしい。色々なサイトで紹介記事が乗っているので、家にある材料と道具で作れそうなのを2つ作ってみた。

1号機(コーヒー缶で製作)

ここのサイトを参考にした。

swordfish109.blog116.fc2.com

家にあった、コーヒー缶で作ったらとりあえず形はうまくできた。予想以上に簡単だった。アルコールが家にないので本当に使えるかのテストはこれから。外観は結構格好いい。

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コーヒー缶で作った1号機。初めてにしてはまずまずの出来。

2号機(失敗)

トルネード式というのが面白そうでトライしてみた。しかし結果は失敗。

参考サイトではエナジードリンクの缶で製作されていたが、ビール缶でも同じようにできるだろうと思ったが甘かった。

ksg2999.com

理由は、ビール缶は飲み口の部分の絞りが大きくなっていて、この部分の径が小さいので、参考サイトと同じように作ってしまうと缶の底の部分と合わせたとにガサガサになってうまくいかなかった。

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失敗作の2号機。写真のようにはめ込むとガサガサで固定できない。

ビール缶でも缶の底を2つ使って作るとできそうだ。材料が無くなったので次回にトライ。

3号機(ビール缶で製作)

ビール缶で作成するタイプ。材料は空き缶が2つ。

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3号機はビール缶2つで製作

 

pclv9161.blog84.fc2.com

ほかのサイトを検索すると空き缶1つで作る方法もあるようだ。

これは、まあまあうまくいった。

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3号機の外観。

ここまで作って材料が尽きたので本日はここで終了。家の山の神がたくさん消費するので家にはビール空缶在庫が普段はふんだんにあるのだが、たまたま資源ごみ回収後だったので在庫が少なくてすぐになくなってしまった。しかし、いつもの調子ならビール缶はすぐに補給されるはずですけど(笑)。

製作するにあたって気づいた点

ここまで作ってみて気づいた点を少し書いてみる。

穴をあける際は、電動式の工具が楽。

結構な数の穴をあける必要があるので、電動式が絶対楽。持ってなくて安く作りたい人は手で頑張って空けてもよいかもしれないが、何個も作ったら手がつかれる。

自分も、電動ドリルは持っていたが、1㎜の刃がなかったので、はじめは手動の穴あけを使ったが、電動用の1㎜の刃を買ってきたら作業がとてもはかどった。

それと、刃は100均でも買えるが、安物の刃はすぐダメになるので、ホームセンターなどでまっとうな刃を買ってきたほうが良いです。手動のやつはダイソーで買ってきたのですが、1号機の製作途中で刃がダメになってきて、2号機の製作でほぼ切れなくなりました。

缶を止めるときは安物のホッチキスは使えない。

3号機はアルミ缶から切り出したアルミの板を筒状にして止める工程がある。ブログの著者の方はアルミテープで固定されていたが、別のサイトではホッチキスで止める方法が紹介されていた。また、切込みを入れて固定する方法もあるそうだ。家にホッチキスがあるのでこの方法でやってみたが、家にあった100均のホッチキスでは刃が弱すぎて歯が立たなかった。家にアルミテープがなかったので、頑張って何度もトライして何とか固定できたが、素直に切込みを入れて固定すればよかったと思っている。

結局完成したのは2つで、アルコールがないのでテストがまだの状態。だが、失敗した2号機のトルネード式にも興味があるので作ってみてから、3つを比較してテストしてみようと思っている。