グランフォンド京都に参加

表題の通り、自転車のイベントであるグランフォンド京都を走って来ました。昨年は気づかないうちに申込みが終わっていてスルーしてしまいましたが、今年は会社の人に言われて申し込むことができました。昨年は大雨だったそうで、ある意味ラッキーだったのかなと思う。今年は曇りのち晴れでお天気はまずまず。朝方は気温が一桁で思ってもいない寒さで防寒の用意を全く持ってきてなかったので寒さを我慢しながらのスタートとなった。やっぱり、備えあれば憂いなしですね。

この大会はスタート方式が独特で、7時から8時の間に受付して準備の出来た人から順次スタートするということになっている。

7時過ぎに駐車場に到着。もうちょっと速く着きたかったが途中の京都縦貫道で遅い車に引っ掛かってちょっと遅れた。お陰で後ろから煽られてしまった。1車線区間なんだからどうしようもないのに何であんなことするのかね。事故でも起こしたらどうするつもりなのか。きっとああいう輩はそんなことは一切考えてないんだろうけど。朝から気分が悪くなった。

話を戻して。

受付を済ませて7時半少し前にスタート。独特のスタート方式のため単独走行だった。しばらく走って綾部市街を抜けると最初の登り、長宮峠を登る。距離は短いが超激坂で押している人を何人も見かけた。あまりの傾斜で前輪が時々浮き上がって怖い。自信がなければ押す方が無難かも知れない。とにかく自転車を降りることなく走破して、最初のエイドステーションに到着。ここまでで約10km 。このコースは登りの手前にエイドが設けられていてエイド間が長かったり短かったりする。スタートから近いこともあって水分とあめのシンプルな補給。また登りが続くので水を一杯飲んだあと、あめを一つ口に入れて出発。またまた登り。エイドで何人かかたまって出発したのでしばらく集団走行する。2つ目の峠(大簾峠)は最初より傾斜は緩いが距離は長い。はじめから峠2つで登りに弱い人は結構めげそうなコースだ。4月のトレランの効果かいつもより登りが楽に感じる。峠を下ってしばらく走って第二エイドに到着。ここでは食べ物があったのでバナナ、オレンジ、カップケーキをいただく。一息入れて出発。しばらく走って3つ目の峠、菅坂峠を登る。終わりが見えなくてだらだら登る嫌な峠だ。峠を降りると舞鶴市内に入り商工会議所が3つ目のエイド。ここが一番大きなエイドで食べ物も豊富にある。肉じゃが、おにぎり、バナナ、りんごをいただく。ロングコースはここから半島を回ってもう一度商工会議所に戻って来るコース。私はショートコースなので舞鶴市街を西に向かって進む。ここからはほぼ平坦なコースだが次のエイドまでが35kmくらいあって長い。商工会議所に沢山いたのに皆さんロングコースのようでまたまた単独走行が続く。時々かっ飛ばしている人に抜かれる。ロングで先頭の方を走っている人かな。いつも思うけどああいう人達は自分とは体の作りが違うのだろう。自転車でもマラソンでも速く走る人はいわゆるピンク筋が多いんだろうと思う。サブスリーは誰でもできることではないと思う。自分はほとんどが白筋みたいなのでサブスリーは無理ですね。同じように自転車で40km とかで巡航したりとか無理です。

また脱線してしまったが、話を戻して、

エイド間が長いので途中で休もうと思っていたが追い風で調子良く走れたので休むことなく最後のエイドに到着。ここまでくれば最後のサオリ峠を越えてゴールまで20km弱。ここのエイドの名物は手作りのこんにゃく。地元の人が芋から作ってくれるものでお店で買うのと全然違ってめちゃめちゃ美味しい。去年は大雨の中、ここのこんにゃくを食べるために大会には出ずにわざわざ車で来た人もいたとか。

元気をもらって最後の峠越えに向かう。ちっちゃい峠だがここまで100km 近く走って来て結構足に来ているのでつらい。ギアをおとしてとにかくゆっくり進む。なんとか登りきって峠で一休み。今日は峠では一度も止まらなかったがここではついに休んでしまった。峠を下って由良川沿いを進む。ここはいつも向かい風が強いが今日も向かい風で思うように進まない。もうちょっと、もうちょっとと自分を励ましてなんとか進む。なんとか走りきってゴール。タイムは約6時間でほぼ想定通り。途中は結構いけるかなと思ったが最後は疲れていつもと同じくらい疲れた。110km走るつもりで走るので最後はやっぱり同じように疲れるのかな。200km 走るつもりだともっとゆっくり走るので疲れは少ないだろうけど。

帰ってから心拍のデータを見ると最初の峠で180を越えてほぼマックスに達している。昔は軽々と200を越えていたが、最近はさすがに180後半がマックスだ。その後も各峠で170を越えている。たぶん無酸素運動の領域に入っているのでこれが足に来る原因だと思う。とは言っても自転車の場合、押して登るということでもしないと坂がきついとどんどん心拍があがってしまう。心拍数をどうコントロールするかはトレランでも現状の課題である。距離を伸ばしながら課題に取り組んで行こうと思っている。