電子工作

PICerFTの制作(リベンジ編)

久々に電子工作ネタです。 トレランの今年最大のイベントと自分の中で位置づけていた弘法トレイルも無事終わり、中断していた電子工作を再開します。ちょっと間が開いてしまったのですが、PICをプログラムするPICKit3が壊れてしまい、新しく買うより自分で作…

タイマーIC555で発振回路

PICerFTの制作の時に、VPPを発生させる回路を市販のDC-DCコンバーターで済ませてしまったが、どうも納得がいかないので、昇圧回路について調べてみた。 PICerFTの昇圧回路の部分は、FT232RLから発生したパルス信号とチョッパ昇圧回路で構成されていると思わ…

PICプログラマーについて(その1、ラズパイでプログラム)

温湿度計の修理も無事終了し、さあ、疑似電波時計の制作を再開しようと思ったらまたトラブル発生。 alasixosaka.hatenablog.comPICをプログラムしようとしたら、PICKit3がエラーを吐いて全然動いてくれなくなった。もともと、アマゾンかAliExpressで買った安…

温湿度計の修理

今回は電子工作ネタです。 と書くと、疑似電波時計はどうなったのかと言われそうですが、いろいろとトラブルが発生していて、3歩進んで2歩下がるといった状態です。まず、PICの品番を16F19155から省電力の16LF19155に変更したところ、先方のミスでモノが届…

PCBWAYで基板発注

前回までで疑似電波時計のハード、ソフトのあらましは完成したので、いよいよ本番の制作に入ります。 alasixosaka.hatenablog.com 今回はセグメントLCDをディスプレイに使用するので配線数が多く、ユニバーサル基板では半田付け作業が大変になるので基板を起…

PICからのシリアル送信でTWELITEをスリープさせる

疑似電波時計の制作もようやく胸突き八丁を越えたという感じのところまでやってきました。不慣れなTWELITEのプログラムに取り組んだのでかなり長い道のりでした。 前回は、TWELITEからのシリアル通信で、スリープ中のPICを起こしてデータを送信するというこ…

TWELITEとPICでシリアル通信する

電子工作の疑似電波時計制作の続きです。 前回は、TWELITEの消費電流を測ってみました。 alasixosaka.hatenablog.comそして、DOZEモードに入らず、スリープしない限り結構な電力を消費していることがわかってしまいました。 そこで、TWELITEが時刻サーバーか…

TWELITEの消費電流を測定する

今回は電子工作の疑似電波時計制作の続きです。年内にはだいたいの所を完成させたいと考えていましたがちょっと遅れ気味です。まだ、年賀状も書いてないし、大掃除もあるしということで、年末の休みは電子工作に使える時間もあまりなさそうなのでちょっとあ…

時刻サーバーからのデータをTWELITEで受信する

前回は、RTC-8564NBからI2Cでデータを読み取って、TWELITEで無線送信するところまでやりました。 alasixosaka.hatenablog.com今回は、無線の受け側(親機)の話です。 まずは、簡単にプログラムするために、TWELITE STICKを使って受信することをやりました。…

ESP8266でNTPサーバーから時刻を取得し、RTCに書き込み、TWELITEで送信する

前回、ESP8266をスリープさせてTWELITEで起こすことをやりました。 alasixosaka.hatenablog.com前々回は、ESP8266をWiFiに繋いで、NTPサーバーから時刻を取得し、RTC-8564に書き込みました。 alasixosaka.hatenablog.com今回は、ESP8266が書き込んだ時刻をTW…

TWELITEでESP8266を起こす

前回はESP8266でNTPサーバーから時刻を取得し、RTC-8564NBに現在時刻を書き込むとこまでやりました。 alasixosaka.hatenablog.com今回は、RTC-8564のアラーム機能を使って、TWELITEからスリープ中のESP8266を起こしてみたいと思います。 何故そんな回りくど…

ESP8266でRTCを動かす

前回までの5回でようやくTWELITEでI2C通信を使って温湿度センサーのBME280を動かすことができ、I2Cで通信するめどが立ったので、今度はいよいよRTCを動かしてみることにしました。 alasixosaka.hatenablog.comといっても、いきなりTWELITEで動かすのは何と…

TWELITEをプログラムする(BME280を動かす その5)

TWELITEで温湿度センサーを動かすの五回目です。とうとう五回目まで来てしまいましたが、温湿度センサーの記事は今回が最後です。 前回は、BME280用のライブラリを使わず、I2CコマンドのみでBME280のIDを読むところまでやりました。 alasixosaka.hatenablog.…

TWELITEをプログラムする(BME280を動かす その4)

いつのまにかこのシリーズも4回目になってしまいましたが、前回は、子機側のプログラムをいじって、余分なデータを送信しないように修正しました。 なお、BMP280だと思っていたセンサーは実はBME280だということがわかりました。なので、今回からタイトルを…

TWELITEをプログラムする(BMP280を動かす その3)

TWELITEプログラムの続きです。 前回は、親機のプログラムの中を見て、子機からの通信に対応できてない部分を修正しました。 alasixosaka.hatenablog.com 今回は、子機のプログラムをどう修正したかを書くことにします。いささか、順序が逆になったきらいは…

TWELITEをプログラムする(BMP280を動かす その2)

前回、TWELITE用のサンプルプログラムをダウンロードしてそのまま動かすことをやりました、また、子機用のプログラムを見てだいたいの概略を書きました。 alasixosaka.hatenablog.com今回はその続きで、親機用のプログラムを見てみます。 親機用のプログラム…

TWELITEをプログラムする(BMP280を動かす その1)

疑似電波時計を作ろうと、時計用のサーバーと時計本体とのデータのやり取りにTWELITEを使おうと考えています。 alasixosaka.hatenablog.comTWELITEはモノワイヤレス社が販売している、無線チップで、ZigBeeと同じく2.4GHz帯の電波を使います。 mono-wireless…

疑似電波時計の全体の構成を考える

疑似電波時計(勝手に命名していますが)を作ろうと思い、電子ペーパーに始まり、セグメント液晶をPICで動かすことをやってきました。 alasixosaka.hatenablog.com alasixosaka.hatenablog.comどうやらセグメント液晶とPICの液晶ドライバ機能を使うことで、…

PIC16F19155でAliexpressのセグメント液晶を動かす

前回、Aliexpressで買ったセグメント液晶のピン配置を調べてみました。 alasixosaka.hatenablog.com 今回は、そのセグメント液晶を使って時計表示をさせてみます。 Aliexpressのセグメント液晶のうち、小さい方の6桁のやつ使います。 Aliexpressで買った6桁…

μアンペア・オシロを購入

また電子工作ネタですが、μアンペア・オシロなるものを購入しました。 bit-trade-one.co.jp 電子ペーパーの消費電流を測った時に、家にある中華製の安物テスターではまともに測ることができなかったので、もっとまっとうな電流計はないかと探していたところ…

Aliexpress で買ったセグメントLCDのピン配置を調べる

PIC16F19155の液晶ドライバを使ってAitendoのセグメントLCDを動かしてみましたが、今まではデータシートのあるAitendoの液晶を使って試していました。 alasixosaka.hatenablog.com alasixosaka.hatenablog.com今回は、ずいぶん前にAliexpressで買った手持ち…

PIC16F19155でAitendoのLCDを動かす(その1)

前回は電子ペーパーを動かして消費電流を測ったところ、思いのほか大きくて、電池駆動が不可能ということが分かった。 alasixosaka.hatenablog.com 電池で駆動するためにはLCDドライバのついたPICでセグメントタイプの液晶ディスプレイを駆動してやるしかな…

PIC16F19155で電子ペーパーを動かす(その1)

PICを使って電子ペーパーの時計を作ろうという企画です(うまくいかどうか?)。 まず、電子ペーパーの動作を確認するために、電子ペーパーのメーカーであるWaveShareのサンプルプログラムをArduinoで動かして、それを自分なりにアレンジして数字を書き換え…

PIC16F19155を使ってみる(その7)

前回は、RTCCの内容を読み取ってEUSARTに出力することをやりました。 alasixosaka.hatenablog.com今回は、SPIのテストです。 SPIの泥沼にはまる。 ところが、2日間ほど泥沼にはまって抜け出せずに苦戦してしまいました。 結論から書くと、PPSの設定ミスと、S…

PIC16F19155を使ってみる(その6)

前々回は、スリープモードとRTCCからの割り込みを使ったスリープからの復帰をテストしました。 alasixosaka.hatenablog.comそして前回は、EUARTを使ったシリアル通信を試してみました。 alasixosaka.hatenablog.com今回は、RTCCの値を読み込んで、シリアル通…

PIC16F19155を使ってみる(その5)

前回は、RTCCを使った割り込み処理でスリープからの復帰をテストしました。 alasixosaka.hatenablog.com今回は、EUSARTを使ったシリアル通信のテストを行います。 前回のブログで、シリアル通信は行わないと書いてしまったのに、その舌の根も乾かぬうちにと…

PIC16F19155を使ってみる(その4)

スリープモードを試す PICのシリーズが続きます。今回は、スリープをしてみてどのくらい電力消費するかの計測です。 前回はRTCCを使った10秒間隔の割り込みをテストしました。 alasixosaka.hatenablog.comこの時は、スリープを使ってないので、CPUは動作し続…

PIC16F19155を使ってみる(その3)

前回は、RTCCモジュールを動かしてみるところまでやりました。 alasixosaka.hatenablog.comしかし、RTCCモジュールが動いていることは確認できたのですが、アラーム機能が正しく動作しているかは確認できませんでした。 RTCCはのアラームが発報すると割り込…

PIC16F19155を使ってみる(その1)

今回はPICの記事です。 実は、電子ペーパーを動かす記事の続きなんですが、しばらくはPICを動かしてみることをやっていくのでタイトルを変えています。 前回の記事はこちら。 alasixosaka.hatenablog.comPICは久しぶりなので、まずは基本のLチカです。 選ん…

電子ペーパーを使ってみる(その4)

前回は、結局電子ペーパーを使わず、大きなフォントを作ったところで終わりました。 alasixosaka.hatenablog.com今回は、そのフォントを表示させてみます。 といってもあまり大きな変更点はありません。 フォントのデータが大きいのでちょっと長いですが、ス…