RayWayバックパックの製作 その3

久しぶりですが、RayWayバックパック製作の続きです。

前回、ショルダーベルトの片方まで作ったので今回はもう片方を作る。

 

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早速、またやらかす。

前回同様、肩ベルトとパッドを入れるための生地を縫い合わせる。ところが、この工程何箇所も縫い合わせる必要があり、その最後の最後になってまた糸が絡まった。少し絡まっているという感じがあったのを無理に続けてのでにっちもさっちも行かなくなり余計に傷口を広げてしまった。さっさと止めておけばよかった。

絡まった糸が原因で完全に動かなくなり、針が中途半端なところで止まって、手動で動かそうとしても動かない。仕方ないので、解体して取り出すことにした。まず、下糸のボビンを取り出す。当然下糸も絡まっているので、下糸を切る。そして、そのまわりのプラスチックのプレートを外す。これではまだワークが取れないので、更に、針がおりてきてワークを動かすところの金属の天板をねじを取って外す。外すと絡まった糸が出てきたので切る。しかし、まだ別に絡まった糸があるようだ。1本糸を切ったおかげで針が少し動くようになったので、無理やり上に上げて針を外す。そうしないと針で指を付きそうで危険。針を外して、中を懐中電灯で覗くと、ようやくもう1本絡まった糸を発見。この糸を切ってようやくワークを取り出すことができた。前回、リワーク中に生地を切ってしまって痛い目を見ているので、この部分はこのままにして、少し離れた部分を縫い直して終了とした。

そして、また、今度は勘違いからミス。

次は、もう一枚の生地を合わせて縫うところだが、生地同士がずれないように、仮縫いをした。専門用語でしつけというらしい。ところが、このしつけをするときに、よくマニュアルを読まずに、前回と同じだろうと思って、光沢面同士を合わせて仮縫いした。縫ってから、肩ベルトが生地の間に入っていないといけないのに、外に出ているので間違いに気づいた。ところが、何を勘違いしたのか生地の表裏はこれであっていて、生地の型が間違っていると思ってしまい、取り付けたベルトを外してやり直さないといけないと思ってしまった。合計で10箇所くらい縫い付けているところを全部外してやり直すのかと思って途方に暮れたが、とりあえずやらないと進まないので、地道に取り外すことにした。はじめの1箇所を外したところで、待てよと思って、もう一度マニュアルを読み直して、ようやく生地の表裏を間違っていた事に気づいた。全部外したあとでなくて良かった。マニュアルはしっかり読みましょう。しつけの糸の方を切って、生地の表裏をひっくり返して改めてしつけ縫いをやり直して正しく縫い付けた。

パッドの上の口は手縫い。

前回、パッドを入れたあと上の口までの余裕が1インチ必要なところが3/4インチしかないという状況だったが、今回作ったもう片方も結局同じサイズになってしまった。パッドの方をあと1/4削ればいいのだろうが、なんとかなるだろうと作業を続けた。しかし、口を閉じるところが狭く、ミシンがかけられないので、ここは手縫いで済ませることにした。これが後々どう影響するのかわからないが、なにわともあれショルダーベルトが2つ完成した。

それにしても、やらかしてばかりで今日も本当に進まなかった。結構大変。おとなしく既製品を買っておけばよかったと早くも後悔し始めている。この先どうなることやら。

牛乳パック解体機の製作(その1)駆動系のパーツについて

ステッピングモーターでごちゃごちゃ遊んでいましたが、目的な何かというと、タイトルの通り牛乳パックを自動で解体する装置を作ろうと思ったからです。
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なんせ、我が家の牛乳の消費量は夏場はほぼ1日に1Lという具合であっという間に空の牛乳パックがたまっていきます。これをリサイクルのゴミに出そうと思うとパックを解体して開いた状態で出す必要があり、手間がかかるのもありますが、カッターナイフとかで作業していると結構力もいるのでかなりの重労働になります。そんなもん機械に任せればよいだろうと思って、ネットで探してみたものの商品として売っているものはなく、あるのはカッターを少し改良したようなものばかり、試しに使った見たが普通にカッターを使うのと大して変わらない。機械っぽいので唯一見つかったのがこちら。
poli-studio.com
機械製作をされている会社のブログのようです。

仕方ないので自分で作ることに

無ければ作ってやれということで、この装置を参考に色々試行錯誤の末、ようやく完成のめどが立ってきたので、ブログで紹介していこうと思っています。おそらく長くなることが予想されますが、まあ、アンドロイドアプリほど長くはならないのではと思っています。
それでは、第一回目です。今回からしばらくは使用したパーツの紹介です。パーツは基本Aliexpressで購入しました。3Dプリンタのパーツがたっぷり売っているのでそのあたりをメインにチョイスしています。ですので完成した姿も3Dプリンタを彷彿とさせるようなものになっています。
Aliexpress以外では、ねじやアクリル板、アルミ板など比較的簡単に手に入るものはホームセンターやアマゾンなども利用しました。なんせ、Aliexpressは安いし送料も無料ないし格安なのは良いのですが、到着までに時間がかかるのが難点で、気長に待つ必要があります。特にコロナが流行した後は中国内の流通も滞ったりしているのか到着までにすごく時間がかかったり、期限までに来なかったりということもありました。Aliexpressを何度も利用するうちに比較的短時間に入手する方法がわかってきました。まず、欲しいものを見つけたら、そのサイトの商品到着までの日数を見ます。始めのうちはこんなんただの参考程度だろうと思っていましたが、いろいろ注文するうちに、同じ商品でも出店している店によって、日数が比較的短いものと、結構長いものがあることに気づきました。長いものでは60-90日くらいと書いてあるものあったりします。短めのものは7-21日とかあります。結構幅がありますが、こういった商品は割と早く到着するので(早ければ1週間くらい)、この表示もまあまああてになるものだと思いました。また、発送方法ですが、お店によっては送料を多めに払えば早い方法で送ってくれるお店もあります。私は試したことはありませんが急ぐときは試してみるのもありかもしれません。そして、発送方法もサイトに書いてあるので、できればAliexpress Standardを選べばよいような気がします。他の方法では一旦出荷の連絡が入ったものの、その後、荷物がキャンセルされましたという表示に変わることが往々にしてありました。Aliexpressでは注文して一定の日数出荷されないと自動的にキャンセルされる仕組みになっているので、おそらく実際には出荷していないのに出荷したことにして後でキャンセルということにしているように思います。あるいは、送料が格安なので、航空便に空きがあればその隙間に安く積んでくれるが、満杯だったら積んでくれないみたいなこともあるのかもしれません。また、商品到着までの日数が長いものはひょっとしたら船便で送っているのかもしれません。中国からなら船便でも1週間程度で到着するので、安く済ますために船便を使っている可能性もあります。
また、商品が実際に到着するまでの期限も設けられている商品が大半で、期限までに到着しないと返金される仕組みになっています。商品の状況はトラッキングされていてAliexpress側が把握しているので到着しているかどうかはわかっているようです。なので、期限までに到着しなかった場合は、返金を要求すれば返金されます。商品が来ないのは困ったものですが損はしない仕組みです。商品が到着したら到着したことをこちらから通知するとAliexpress側がお店に代金を支払う仕組みになっています。この辺はヤフオクと似たような仕組みになっています。売りと手してはすぐにお金が入ってこないので資金の回転としてはしんどい仕組みなのでしょうが、世界中に商品を売ることができるので小さい規模の会社でも手広く商売ができることができるのでこういうサイトに頼ることになるのでしょうか?
話が随分横道にそれてしまいましたが、本題のパーツの紹介に行きます。今回は駆動系のパーツの紹介です。
まずは、肝心要のステッピングモーター。今回はステッピングモーターを4つ使いました。
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モーター単体では動きませんのでドライバが必要です。ドライバはモーターの数だけ必要ですので4つ必要です。ちなみに、私は一つ破壊してしまい、買い直しています。それが日数のかかる商品を注文してしまって、結局もう一度別のお店で注文するということしてしまいました。
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必ずしも必要ではありませんが、CNCシールドはあると便利です。
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モータードライバとCNCシールドはAitendoさんにも売っています。値段もそんなに変わらないので在庫があれば送料がかかりますが早くて確実です。私は、電子パーツを買うときにはAitendoさんに結構お世話になっています。おそらく国内のパーツショップで価格でAitendoに対抗できそうなのは秋月電子くらいでしょう。どちらも送料がかかりますがお店に出向くと関西在住なので万円以上かかってしまうので素直に送料を払って買うことにしています。もちろんパーツショップでも一定以上の金額を購入すれば送料をサービスしていくれるお店もあります。マルツやシリコンハウスなんかは1点のパーツは割高ですが、うまくチョイスすれば送料が無料になってかえって安くなったりします。また、それぞれのお店でしか入手できない特徴のある商品もあります。マルツなんかはICの品ぞろえは格段に多いので秋月電子なんかにないICを買いたい時には重宝します。
また、話が横道にそれましたが、CNCシールドと一緒に動かすArduino Unoは、Aitendoで別に買ってあった「びんぼうでいいの」を使っています。すごいネーミングですがたしかに格安ですがちゃんと動きます。まあ、Arduino Unoのサードパーティ品は、Aliexpressやアマゾンでも簡単に入手できるので最近はあまりこういうのに頼る必要はないのかもしれませんが。ちなみに電子パーツもアマゾンでも結構売っていますが、抵抗1本とかコンデンサー1つといった細かい注文はできません。セット品が格安で入手できるので、よく使う抵抗やコンデンサーは買っておいて損はないかもしれません。ICを使った電子工作をすると意外に抵抗やコンデンサーを使うことがあります。そういったときにいちいち1本1本買うのはお店に行くならともかく、ネットショッピングではかえって送料とかが無駄になってしまいます。ただし、アマゾンの商品(Aliexpressでも一緒ですが)は、まとめて買うので安いというのもありますが、精度もそこそこでしかないので、自分のように動けばいいという電子工作にはうってつけですが、オーディオのような繊細なものには向いていません。そういう場合は国内産の高級品を買うのが無難だと思います。
それから、リミットスイッチも必要です。リミットスイッチは3軸(4つのモーターの内2つは同期させるので計3軸になる)のそれぞれの軸に2つ必要なので合計6つ必要です。
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モーターとCNCシールドを接続するケーブルはモーターにも付属していました(ただしコネクタはモーター側のみ、CNCシール後側のコネクタは自分で用意する必要がある)が、長さが短いので、もう少し長いのが必要でした。
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実は、別のお店でもっと長いケーブルを買ったのですが、こっちは何故かモーターが動きませんでした。ドライバーのチップがすごく加熱していたので配線が間違っていたのか短絡していたのかどちらかだと思います。この時は幸いドライバーは無事でしたが危うくまた破壊するところでした。
さて、とりあえず駆動系のパーツ(ステッピングモーターとその周辺機器)の紹介は以上です。
今回は横道の話を延々と書いてしまいましたが、次からはもう少し本題の話を中心に書いていこうと思います。次回は構造系のパーツの紹介です。

CNCシールドで2つ以上のステッピングモーターを動かす

今回は、電子工作ネタです。
前回は、2つのステッピングモーターを同期して動かしてみました。
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今回は、同期せず、バラバラに2つのモーターを動かしてみようというものです。
CNCシールドでステッピングモーターを動かすには、STEPにつながっているピン(X軸の場合なら2番ピン)を周期的にHIGH、LOWにしてやるとモーターが動きます。モーターが一つだけの場合、HIGHとLOWの間にディレイを入れてやってモーターの回転速度を調整するのが普通です。しかし、ディレイ関数を使ってしまうとその間は他の操作ができなくなるので、2つのモーターを別々の速度でコントロールすることができなくなります。例えばモーターBとモーターAの2つのモーターがあり、モーターBをゆっくり、モーターAを早く動かそうとしたらどうするか。図に書くと下の図のようになります。

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モーターA,Bのコントロール用シグナル

上の図の場合、モーターA用のシグナルのディレイが2msだったとすると、モーターコントロール用のピン、CNCシールドのX軸だったら2番ピンをHIGH、LOWと変化させる間にdelay(2)あるいはdelaymicorosecond(2000)を入れておいて、そのループが3回回ったタイミングでモーターB用のシグナル(Y軸だったら3番ピン)の極性を反転させれば良いことになります。プログラムで書くとこのようになります。

boolean B = LOW;
while(1){
  for (i=0; i<3; i++){
    digitalWrite(2, HIGH);
    delayMicrosecond(2000);
    digitalWrite(2, LOW);
    delayMicrosecond(2000);
  }
  digitalWrite(3, B);
  B=!B;
}

2つのモーターの速度が決まっている場合はこれでもよいでしょうが、モーターの速度を変更したい場合、例えばモーターBの場合は、ループ関数の値を調整すれば比較的簡単です。しかし、モーターAの速度を変えようと思ってディレイ関数の値を調整してしまうと、モーターAの速度も変わってしまいます。もちろんそれに合わせてループ関数の値を調整すれば良いのでしょうが、いちいち両方をいじくるのは何かと面倒です。それぞれのモーターの速度を簡単に制御する方法はないのか? というのが今回のお題です。
やり方ですが、タイマー割込みというのを使います。Arduino Uno(Atmega328P)にはTimer0、Timer1、Timer2という3つのタイマーがあります。このうち、Timer0は、ディレイ関数などタイミングをとる操作に使われているのでこれを使ってしまうとこれらの操作ができなくなるので、Timer1かTimer2を使うことになります。
そして、Timer割込みを使うにはレジスタ操作をする必要があるようです(できなくもないようなのですが、思い通りに動かすにはレジスタ操作の方がやり易いような感じです)。
ちょっと初心者にはハードルが高いですが、今回はこれにチャレンジです。タイマーの細かい使い方を知りたい方は参考サイトを見ていただくとして、今回は、決まったタイミングでTimer割込みを発生させてそのたびごとにピンのHIGH、LOWを切り替えるだけなのでそんなに難しくはないです。よくあるLチカと基本的には同じです。

レジスタの設定値

Timer1を使ってタイマー割込みを行うために使うレジスタは、TCCR1A、TCCR1B、OCR1A、OCR1B、TIMSK1の5つです。このうちTCCR1A、TCCR1B、TIMSK1の各レジスタはそれぞれ8bitで構成されており、それぞれのビットを1にするか0にするかでタイマーの動作を決定します。今回使用するTimer1は16ビットモードのタイマーで、最大のカウント数が65535となります。Arduino Unoの内部クロックは16MHzで動いているので、単純にこのクロックを1つづつカウントしていけば、最大で4.096msまでカウントすることができます。さきほど単純にと書きましたが、もっと長い時間をカウントする場合は、分周比を設定してしてやればもっと長くすることができます。分周比はTCCR1Bのビット0-2の3ビットCS10、CS11、CS12で指定することができます。例えば、もっと長く8倍にしたい場合は、CS10=0、CS11=1、CS12=0とすれば、タイマーを8倍に伸ばすことができ、先ほどの4.096msの8倍、すなわち、32.774msとすることができます。この3ビットの指定で最大で1024倍までカウント数を伸ばすことができます。
Arduino IDEでの書き方は、TCCR1B = 0; としてまずTCCR1Bをクリアしておいて、 TCCR1B |= (1 << CS11); として、CS11を1に変更します。
次にモードを設定します。今回の目的は周期的に割込みをかけるのが目的ですから、CTCモードというのを使います。このモードは、タイマーのカウント数がOCR1Aに一致したときに割込みを発生させて、カウント数を0にしてまたカウントを繰り返すというモードになります。正確には、OCR1Bに一致したときも割込みを発生することができますが今回は使いませんので詳しい説明は省略します。
CTCモードに設定するには、TCCR1BにあるWGM12ビットを1にする必要がありますので、先ほどの操作でTCCR1B |= (1 << CS11); としていたところを、TCCR1B |= (1 << CS11) |(1 << WGM12); としてやります。
そうしておいて、例えば、4msおきに割込みを発生させようと思った場合、先ほどの設定で分周比を8にしておいたとして、カウント数を8000にすれば丁度4msで割込みがかかることになります。したがって、OCR1A=8000; とします。
最後に割込みの設定です。TIMSK1のOCIE1Aビットを1にすることでOCR1Aに一致したタイミングで割込みを発生することができるので、TIMSK1 |= (1 << OCIE1A) ; としてやります。
これらのレジスタの設定をまとめると、

TCCR1A = 0; // 初期化
TCCR1B = 0; // 初期化
OCR1A = 8000;
TCCR1B |= (1 << CS11) | (1 << WGM12); //Prescaler=8, CTC mode on
TIMSK1 |= (1 << OCIE1A); //enable OCR1A Interrupt

今回TCCR1Aレジスタについては何も設定していませんが、初期化のために0にしています。
こうすることで4ms毎に割込みが発生するので、そのタイミングでモーターAの制御ピン(2番ピン)の状態を反転してやれば、最初の図と同じシグナルが出力されます。そして、そのタイミングはタイマー割込みによって決まっているのでモーターBの制御は通常のループ関数内でディレイ関数の値を制御するだけでコントロールできるようになります。図に書くと下のようになります。

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モーターAをタイマー割込みでコントロールすることで、モーターBは独立にコントロールできる

図の矢印のタイミングで割込みが発生し、モーターA用のシグナルはそのタイミングで反転します。モーターBはそれに関係なくディレイ関数で速度をコントロールできます。図では、最初の図と同じタイミングになっていますが、モーターAと関係なく制御できるので、シグナル反転のタイミングをモーターAのシグナルがHIGHからLOWに変わるタイミングやその逆のタイミングでなく、HIGHの時とか、LOWの時など中途半端なタイミングでもOKです。
プログラムするとこんな感じになります。

#define PIN_EN 8
#define PIN_DIRZ 7
#define PIN_STEPZ 4
#define PIN_Zlimit 11
#define PIN_DIRY 6
#define PIN_STEPY 3
#define PIN_Ylimit 10

byte State = LOW;
byte DIR = LOW;
volatile int i;

void setup() {
  pinMode(PIN_EN, OUTPUT);
  pinMode(PIN_DIRZ, OUTPUT);
  pinMode(PIN_STEPZ, OUTPUT);
  pinMode(PIN_Zlimit, INPUT_PULLUP);
  pinMode(PIN_DIRY, OUTPUT);
  pinMode(PIN_STEPY, OUTPUT);
  pinMode(PIN_Ylimit, INPUT_PULLUP);

  //noInterrupts();
}

ISR (TIMER1_COMPA_vect) {
  State = !State;
  digitalWrite(PIN_STEPY, State);
  i++;
  if(i>2000){
    DIR = !DIR;
    digitalWrite(PIN_DIRY, DIR);
  }
}

void TimeStart(){
  TCCR1A  = 0;
  TCCR1B  = 0;
  OCR1A = 1200;
  TCCR1B |= (1 << WGM12) | (1 << CS11);  //CTCmode //prescaler to 8
  TIMSK1 |= (1 << OCIE1A); //enable OCR1A Interrupt
  digitalWrite(PIN_DIRY, DIR);
}

void loop() {
  // put your main code here, to run repeatedly:
  
  //interrupts();
  delay(2000);
  TimeStart();
  delay(2000);
  digitalWrite(PIN_DIRZ, HIGH);
  for (int j = 0; j<1000; j++){
    digitalWrite(PIN_STEPZ, HIGH);
    delayMicroseconds(50000);
    digitalWrite(PIN_STEPZ, LOW);
    delayMicroseconds(50000);
  }
  
  delay(2000);
  noInterrupts();
  while(1){
  }
}

始めの方はピンのアサインです。setupでデジタルピンをアウトプットに設定しています。ここで、リミットスイッチの入力をインプットに設定していますが今回のプログラムでは使っていません。
ISR (TIMER1_COMPA_vect) { 以下はタイマー割込みの処理ルーチンです。StateはSTEPに出力するための関数で割込みが発生するたびにHIGH⇔LOWを繰り返します。ループカウンタとしてiを設定しておいて、割込み処理ルーチンが呼び出されるたびに+1しています。ここではiが2000になったらDIRを反転して方向を変えてiをクリアしています。モーターの動く距離を調整する場合はここの2000を多くしたり、少なくしたりします。TimeStart()関数の中身は上の方で詳細に書いたので省略します。ここでは、STEPの間隔を0.6msとかなり早いタイミングにしています。
void loop() { 以下がメインルーチンでTimeStart();でタイマーをスタートします。ここからモーターB(Y軸)が動き始めます。2秒遅れてモーターA(Z軸)を動かします。モーターAのSTEP間隔は50msとゆっくり動かしています。モーターの動く距離はループ関数jで調整します。ここでは1000になっています。もちろん、ループ関数iやjを使う代わりにリミットスイッチを読み取って反転しても構いません。ただし、リミットスイッチは反転してすぐにクリアにならないので、リミットスイッチがクリアになるまでモーターを動かしてやる必要があるので少し手間がかかります(そうしないとリミットスイッチがONと判定されて反転を繰り返してモーターが動きません)。
割込み禁止、割込み許可のnointerrupt();、interrupts();は初めは使っていましたが、動作にはあまり関係ないようなのでコメントアウトしました。

参考にしたサイト
Arduino Unoでタイマー割り込みを使う方法 | 理系大学院生の知識の森
ArduinoのTimerを初心者が1からなんとなくわかるためのメモ - Qiita

ヤフオクで東芝のDBR-W2008を購入

SeeQVault対応のHDDを購入した話の続きです。
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前回は、LotitecのSeeQVault対応のHDDとPC用のソフトPC TV Plusを使って、TV(東芝のレグザZ1)に接続したHDDに録画した番組をダビングしようとしたところまで書きました。
結果としてダビングができないことがわかり、SeeQVault対応のレコーダーを購入することにしました。
TVが東芝なので、レコーダーも東芝にした方が使い勝手良いことと、東芝のレコーダーはHDDを交換することで簡単に録画容量が増やすことができるので東芝製のレコーダーに狙いを定めてヤフオクで探しました。
最新機種はさすがに価格が高く、交換用のHDDを別途購入することを考えるとあまり多くの投資はできないので、SeeQVault対応でHDDの交換が簡単にできる機種で予算2万円以内ということで的を絞りました。
当然、なるべく新しい方が良いのですが、当然のことですが新しい機種の方は価格は高めです。でも、よく探すと、リモコンが無い、B-CASカードが無いとか言った、そのまますぐに使えないものは値段が安めのものもあり、結局1つ前の機種であるDBR-W2008を購入することができました。購入した品にはB-CASカードはついていましたが、リモコンや取説などはついてなく、ほぼ本体のみという状態でした。
リモコンは、家にはDBR-T1007があり、おそらくそのリモコンは使えるだろうと予測。娘が普段使っているので常用するわけにはいきませんが、初期設定くらいはできる。それ以外にも古い東芝のレコーダーのリモコンが余っているのでそれが使えるかもしれないと考えました。
もちろん、リモコン単体でも購入は可能ですが、値段を見ると4千円くらいと結構高い。アマゾンで探すと、中華製の互換品が半額以下で売っている。最悪はこれを買えばよいかと考えました(結局買いました)。

到着、早速HDDを交換

LotitecのHDDを買ってから結構日が立ってしまっていたので、ヤフオクで落札したレコーダーが来るのを心待ちにしていました。コメントにはリモコンが無く動作未確認と書いてあったので一抹の不安がありましたが、何事もなく起動し、T1007のリモコンも問題なく使えました。TVにつないでみると、前の所有者が録画したと思われる映画がHDDに残っていました。普通は初期化してから売るに出すと思っていたのでちょっとびっくりです。映画はジブリの映画がいっぱい入っていました。ジブリがお好きだったのでしょうか?
無事に動作することを確認したので、早速HDDの交換作業に入ります。HDDはウェスタンディジタルのWD60-EZAZを選びました。


交換作業はいたって簡単で、ねじを外して上蓋を外すと、すぐにHDDが見えるようになります。コネクタとねじを外して、HDDマウントを取り外したら、そこからHDDを外して新しいのに交換、元に戻すだけです。
ちなみに、中に入っていたのは同じウェスタンディジタルのWD20EURXというやつです。中はスカスカでとってもシンプルでした。これでも昔のレコーダーに比べたらとっても小型になっているのに。電子部品の進歩を感じますね。

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購入した東芝のDBR-W2008と交換用に用意したWesternDigtalのHDD

蓋を開けて中をいじってしまうと保証はきかなくなりますので、この記事を見てやってみようと思う人は自己責任でお願いします。自分の場合は、オークションで購入した中古品なのでもともと保証はないので開けても元々という感じでやっています。

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蓋を開けたところ。HDDが見える。
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HDDをマウントごと取り外す。
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外したHDDもWesternDigtal製

元に戻したら、再び電源を入れてTVと接続し、リモコンを使って、設定メニューからすべて初期化というのを実行します。内容がすべて消去されますといった警告が出ますが、気にせず実行すると終わりです。
HDDの録画時間を見ると、無事に6TB分認識されていることがわかります。

でもやっぱりSeeQVaultHDDに直接ダビングはできなかった。

レコーダーの取説の127ページには、レグザのTVからダビングするときに、ダビング先を内蔵HDDか外付けHDDか選択できるようなことが書いてあったのですが、実際にやっているとそんなことはなく内蔵HDDにしかダビングができませんでした。TVが古いせいかもしれないが、少なくとも我が家の環境では無理のようでした。仕方ないので、一旦内蔵のHDDにダビングして、それから改めてSeeQVaultのHDDにダビングすることにしました。
まあ、それでもTVのHDDに撮りだめした番組をとりあえず退避できることになったので一安心です。

竜王山に行ってきました。

久々のトレランネタです。
緊急事態宣言中で自粛要請が出されています。
本来なら、東海自然歩道の続きを行く計画を立ていましたが、近所でトレーニングすることにしました。
今回は、以前ふくらはぎを痛めていた時に行こうとして途中でふくらはぎが張ってしまって断念した竜王山に行くことにしました。
GWの前半はお天気が今一つで(唯一晴れた30日は仕事でした)。ようやく良い天気になった昨日5/3に行ってきました。
コース距離は約20㎞。本来ならもう少し短くしたかったのですが、竜王山まで行ってくるとどうしても20㎞を越えてしまうことになります。
坐骨神経痛の方は良くなってきましたが、その間長い距離を走っていないのでちょっと体がなまっているところで、結構しんどかったです。
まずは、建設中の安威川ダムの脇を走っていきます。すると、建設中の道を発見。どうやら新名神のインターにつながるようだ。

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新しく建設中の道。新名神のインター方面につながるみたい。

しばらく行くと車作の集落に向かう道の分岐に出ます。ここまでの道は交通量が多く、歩道は広いので危険なことはないのですが、あまり走っていて気持ちよいという道ではないです。だた、距離を短くするために今回はあえてこちらの道を行きました。前回は、交通量の少ない住宅街の中を抜けたのですがそうすると距離と登距離どちらも伸びてしまうのでなまった体にはきついかと思ってショートカットを選びました。
車作の集落を抜けて延々と登りを登って、忍頂寺に到着。途中で手術してない方の右膝が少し痛くなってきた。良い方の膝なのであまり神経を使うことなく走り続けることにした。
チャリダーというNHKの自転車番組で、階段の登りや自転車の登りで、お尻の筋肉を上手に使うと登りが楽になるというのをやっていたので、それを意識してやってみたら本当に楽に登れた。ただ、疲れてくるとフォームが乱れて足の筋肉を使ってしまうので、かなり意識してフォームを崩さずに登ることが大事たと思った。

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忍頂寺の入り口。ここを登って竜王山に向かう。

しばらくきつい山道を登る。さすがにここまでの登りで力を使ってきたので歩いてしまう。補給をしながらしばらく歩いて登ると、舗装道路に出た。以前、東海自然歩道を走った時もここを登ったのだが、こんな舗装道路があったことすら忘れている。スマホの地図を見て道路をたどっていく。GWだけあってこんな田舎道でも車が何台か通っているし、あちこちに路上駐車がされている。前回登った時は冬だったので、緊急事態宣言は出てなかったが全く人を見なかったが、今回は緊急事態宣言中にもかかわらず結構人がいた。
道路を登っていくと、神社に出た。地図で見ると八大竜王宮という神社らしい。ここの下まで車で来ることができる。ここでも何組かのハイカーが休憩していた。神社の脇を登っていくと山頂に出る。
山頂にも10人ほどの人がいた。

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竜王山山頂の展望台

竜王山の山頂は結構木が茂っているので展望台に登らないと全く眺望が望めない。展望台からの眺めは少し霞がかかっているもののまずまずというところ。

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山頂展望台からの眺め

人が結構いるのと、今日は家に帰ってから昼食をとる予定だったので、膝の痛みを考えてロキソニンを飲んだ。ロキソニンは医者にはあまり飲まないように言われている。どうも腎臓に負担がかかるようで、坐骨神経痛の時も1回/日に制限されてしまっていた。その時は、夜中にトイレが近くて結構困った。ロキソニンをやめるとトイレも問題なくなったのでやはりロキソニンのせいだったようだ。その頃はTVで宣伝しているノコギリヤシでも試そうかと真剣に思っていた。
それから補給に、チョコ羊羹を一つ食べて早々に下山開始。このチョコ羊羹はネットの広告に表示されたのを試しに買ってみたが普通の羊羹のようにくどくなくトレランの補給食に結構いけると思った。

降りるときに少し道を間違えそうになったが、スマホの地図を見てリカバリー。しばらく東海自然歩道沿い進む。

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反対側の登り口に降りてきたところ

東海自然歩道は車作大橋の方へ向かうので車作大橋の方へ看板が誘導している。自分は車作の集落を抜けて帰るつもりだったのが、車作大橋が車作集落のところにあると勘違いをしていて、少し遠回りをしてしまった。
結局20㎞ちょっとという机上計算で行ってみたが、道に迷ったこともあって22㎞くらいになった。
降りてきたところで、両足の股関節が痛くなってきた。元々右の股関節があまりよくなくて長く走ると痛むことがあったのだが左も痛くなるのはちょっと意外だった。幸いにして走れなくなるほどではなかったので(ロキソニンの効果もあったかもしれないが)最後まで完走することができた。やはり体力が落ちていたので22㎞は少し長かったみたいだ。15㎞くらいがちょうどよかったのかもしれない。また、ロキソニンでごまかしてあまり走っているときは右膝の痛みを感じていなかったが、帰ってから痛みが少し強くなった。こちらも歩行に支障をきたすほどでもないので、しばらく様子見をすることにする。どのみちGWで病院が閉まっているので痛くてどうしようもなくても何ともしようがないが。

地図は自宅の周辺を削除しているので距離が少し短くなっています。

SeeQVaultの外付けHDDを買ってみた

タイトルの通り、今回はSeeQVault対応の外付けHDDを買ってみたという話です。
買ったのはこちら。
www.pro.logitec.co.jp
ロジテックの3.5インチタイプ、2TBのもの。

SeeQVaultとは

そもそも、SeeQVaultとは何かというと、録画用HDDを個体縛りから解放するための規格です。
詳しくは下記のサイト見ていただくとして、
jp.seeqvault.com

最近のTVやレコーダーはUSB HDDを繋いでそこに録画したりすることができるのですが、一度つないでしまうとその機械専用のHDDになってしまって、別の機械では見れないのが普通です。たとえ、同じメーカーの同じ機種であろうが個体が異なれば見ることができません。SeeQVaultに対応したHDDであれば、同一メーカーという限定になりますが(後で詳しく書きますが必ずしもそうでない場合もあります)、別の機種で見ることができるようになるというものです。
今まで、この手のものとしては、IOデータなどのネットワーク対応HDD(REC-BOXというブランド名で販売されているもの)や、日立などが採用していたiVDR対応のHDDがあります。実は我が家には両方ともあります。では何故、今SeeQVaultに手を出したのかというと。

iVDRは将来性がない

iVDRは著作権保護に対応したHDDの規格で、iVDRのHDDに録画したものは別の機種でも見ることができます。カートリッジタイプになっていて取り外しも簡単にできるので個人的には結構気に入っていたのですが、日立はTV事業から撤退、レコーダーやHDDを販売していたマクセルも撤退ということで、新たに対応機器やHDDを入手することができない状況になってしまい、いくらiVDRのHDDに撮りだめしていても機械が壊れてしまううともう見れなくなるという状態になっています。我が家にはマクセルのレコーダーが2台あり、iVDRもいまだ現役で活躍していますが、これから撮りだめしていく気にならないというのが現状です。
ちなみに、IOデータ製やマクセル製のアダプターでPCに接続できるものもあります。

I-O DATA iVDR-S対応 PC用USBアダプター RHDM-US/EXP 【旧モデル】

I-O DATA iVDR-S対応 PC用USBアダプター RHDM-US/EXP 【旧モデル】

  • 発売日: 2013/04/30
  • メディア: Personal Computers
こいつとメディアサーバーというソフトを組み合わると、PCにつないだiVDR HDDにネットワーク経由でダビングが可能です。ただし、Windows10には対応してないようで、以前は不安定ながら、動くこともあったのですが、今はサーバー機能が正しく動作しません。アップデートで完全に対応しなくなったようです。Windows7なら問題ないのですが。

REC-BOXは使い勝手が良くない

REC-BOXはDCP-IPに対応した著作権保護機能を有するネットワークHDDです。NASのようなものですが、通常のNAS著作権保護機能に対応していないので、テレビやレコーダーで録画した番組をダビングすることができません。REC-BOXはダビングができるところが特徴です。また、今でも現役で新製品も投入されていて将来性という点では安心して使えるものになっています。
しかしながら、ダビングした場合、ダビングした順番にタイトルが並ぶので、タイトルが多いときはお目当ての番組を探すのが手間です。また、自分の持っている製品が古いせいなのかもしれませんが、転送速度が遅く使い勝手としては今一という感じです。
REC-BOXはもちろん通常のNASとして使うことも可能ですので、PCから任意のファイルを転送することもできます。例えば、自分で撮ったビデオカメラの動画をREC-BOXに入れとけばテレビで再生することができます。DIGAなどは、SDカードスロットがあって動画を再生することもできるのでそのような機器があればわざわざREC-BOXに入れる必要もないですが、個人的には著作権保護対象のコンテンツとそうでないものが混在できる(フォルダ分けは必要ですが)のはREC-BOXのメリットだと思っています。そして、著作権保護対象外のコンテンツであればPC上からフォルダを作成してフォルダ毎に整理して入れることができるのであまり不便さを感じなくても済みます。ただ、TVやレコーダーで録画した番組の退避先として考えるとちょっと微妙な部分です。
実は、SeeQVaultを見つけるまではREC-BOXをもう一つ買おうかと考えていました。ところがSeeQVaultというのがあることを知り、こっちのほうが良いのではないかと考えて今回購入することにしました。

SeeQVaultは完全な機器フリーではない。

SeeQVaultのことを色々調べていくうちに、対応している機種であればどんな機器にでもUSBでつなげば良いということにはなっていないということに気づきました。基本的には同じメーカーの製品でないと繋ぎ変えて使えないらしいのです。何故かというのは、もう少し調べてみてわかりました。パソコンに詳しい人なら、HDDのフォーマット形式がFAT32とかNTFSとかいくつかあることを知っているかもしれません。そして、レコーダーやテレビに録画するためにUSB-HDDを接続すると独自形式でフォーマットされてパソコンでは読み書きできなくなるのです。そして、そのフォーマット形式はメーカー毎に異なっています。これが、異なるメーカー間でSeeQVaultのHDDが使えない理由らしいのです。ちなみに、我が家で愛用している東芝だとXFSという形式でフォーマットされます。パナはExt4です。ところが、Ext4でフォーマットしておけばパナでも東芝でも見れるらしいのです。我が家にはパナ製のレコーダーがありませんので、検証することができませんが、東芝は身売りの話が出るなど足元の業績が悪く、レコーダー事業もいつなくなるか不安なところですので、せっかく買ったSeeQVault対応のHDDはExt4でフォーマットすることにしました。ちなみに、買ったままではNTFSでフォーマットされていました。
このフォーマットの話は下記のサイトを参考にしました。
readymade-net.com

SeeQVault対応機器無しでもなんとかなるか?

我が家のTVやレコーダーは古くてSeeQVaultに非対応(と思っていたが、本当はあった。詳細は後で下記)だが、SeeQVaultのHPを見に行くとPCソフトでダビングできるソフトがある。
一つは、デジオンのDiXiM SeeQVault Server、もう一つは、ソニーのPC TV Plus。こいつを使えばTVにつないだHDDからPCにつないだSeeQVaultのHDDにコピーできるのではと考えた。
結果から先に書くと我が家の環境ではTVから直接はダメだった。SeeQVault ServerもPC TV Plusもお試し期間があって使えるかどうか試すことができる。SeeQVault Serverの方は1年更新になっているので、仮に使えることがわかって購入したとしても1年後に更新しないといけないので、PC TV Plusの方をインストールしてみた。
インストールするとネットワークにつながっている機器の検索が始まり、リストが出てくる。REC-BOXやレコーダーは見つかるが肝心のTVはリストに出てこない。
我が家のTVは東芝のレグザZ1でかなり古い。当然SeeQVaultには非対応。ちなみにレコーダーの方は、マクセルのBIV-R1021(ネットワーク非対応、自分用)、東芝のBDR-Z150(家内用)、東芝のBDR-T1007(長女用)、マクセルのBIV‐WS500(長男用)となっている。このうちリストに表示されたのは、DBR-T1007とBIV-W500の2台。それとIOデータのREC-BOX(HVL-AV1.5)が表示された。ネットワーク非対応のBIV-R1021が表示されないのは当然として、BDR-Z150が表示されないのは何故かわからない。
TVが表示されないのは、こちらのHPを参考にすると
shigeorg.web.fc2.com
DLNAサーバー機能に対応していないためのようだ。しかし、DBR-Z150はサーバー機能があるのに表示されない。単に電源が入っていないだけなのかもしれないが。肝心なのはTVからのダビングなので深く追求しないことにした。
TVがダメならRC-BOX経由はどうかということで、REC-BOXからのダビングを試みたがこちらも対応していないという表示が出てダビングは不可であった。DBR-T1007やBIV-W500からならダビングができそうな気がする。特にDBR-T1007はよくよく調べたらSeeQVault対応だったし、おそらくダビングはできるのだろう。ただ、こいつらは子供たちが専用に使っているのであまり勝手にいじるのも悪いので検証はしていない。
ちょっとショックだったのがTVー>REC-BOXー>SeeQVault HDDというコピーができないこと。これで自分が自由に使える機器でTVのHDDからコピーする方法を考えないといけないことになった。
一番簡単なのはある程度の投資が必要だがSeeQVault対応のレコーダーを買ってそれにHDDを繋ぐこと。まあ、レコーダーも古くなって来ているので更新してもいいかも。と思いネットオークションで東芝のレコーダーを買った。
続きはまた今度。

自分の足に合うシューズを見つける意外な方法

HOKAの靴が足に合わないっぽいのでアルトラのParadigmとOnのCloudflyerを購入した。前回は実際に走ってみてのレビューを書いた。

 

 

alasixosaka.hatenablog.com

 

今回はその記事の最後で書いた、自分の足に合うシューズを見つける方法です。

自分的には目からウロコの方法なんですけど、やり方はというと実はインソールを見るという方法です。

 

靴と一緒にフォームソテックス(インソール)も購入し、どんな感じか靴のインソールを外して比べていたら、ある事に気づいた。

 

 

色々なサイトのシューズ選びの方法を読んだが、インソールを取り出してみるというのは、今まで読んだことのない。

下の写真は自分の持っているシューズのインソールを比べたもの。

 

f:id:alasixOsaka:20210425172807j:plain

インソールの比較(上から、フォームソテックス、On Cloudflyer、On CloudVenture、Hoka SpeedGoat、Nowton BocoAT4、Altra PARADIGM、自分の足型

一番上はフォームソテックス。一番下はワラーチを作る時に使った自分の足型。フォームソテックスは一見して幅が広いのがわかる。でも幅が広いからと言って切ってはいけないそうな。足先の長いところだけ切って合わせるらしい。長さは元のインソールより5mm位長いのが良いとの事。そして、持ってる靴のインソールと重ねてどう切るのか考えていたら、シューズによってインソールの形が全然違う事に気づいた。自分の足はワラーチ用の足型を見ればわかるように親指が長いエジプト型と言われるもの。日本人はこのエジプト型が一番多いのだそう。そして、自分は幅が広い。

で、インソールを比べて見るとワラーチ用の足型にほぼ近いのがアルトラのPARADIGM(下から2番目)。エジプト型になっているのはこれ1足だけだった。しかも横幅も広く自分の足型には一番合っている。

HOKAのSpeedGoat(上から4番目)はギリシャ型に近い形。ワイドタイプなので幅は広い。ただ、足先の広さはアルトラの方が広い。サイズは25.5だがアルトラの26とほぼ同じ。On(Cloudflyerが上から2番目、その下がCloudVenture)もギリシャ型で幅は少し狭め。ニュートンのBocoAT4(下から3番目)もギリシャ型で幅が狭め。

ただ、足を入れた時、実際に走った時の履き心地とインソールの形と自分の足型が近いこととは、必ずしも一致しない。アッパーの素材や硬さ、シューズ全体の形などトータルのフイット感が影響するのだと思う。Cloudflyerを履いて走ったときは幅が狭めのためか、足の甲の周りがきつく感じたが、同じく幅が狭めのニュートンのシューズではそれほどきつく感じなかった。ただ、インソールを見れば幅が広い靴は見分けがつくのは間違い無い。

そして、足先が当たりやすいかどうかと言う点では足型とシューズの形が合っているのがすごく重要な気がする。勿論、シューズのサイズ、靴紐の結び方等で工夫はできると思うし、形が合っていても、履き心地やクッションなどが自分の求めているものと合わなければ意味がないのだけれど。自分はしばらくアルトラのシューズと付き合って見ようと思う。