東海道浪漫歩行に参加して来ました。


10/6に開催された東海道浪漫歩行に参加しました。滋賀県の石部から土山まで旧東海道を30km歩くというイベントです。子供の学校で冬に50kmの夜間山行があるので、子供のトレーニングを兼ねて参加して見ました。この手のイベントは始めて参加したのですが、地元の方が補給ポイント以外でも水やスポーツドリンクを振る舞ってくれて、楽しく歩き通すことができました。

7時すぎの電車に乗り、草津乗り換えで石部に8時すぎに到着。シャトルバスで会場の石部宿場の里に到着。参加者は思ったより少なく30人くらい。中間点の水口から15kmの人たちがスタートするのでそっちの方が参加者が多いのかも知れない。受付でおにぎりとゼッケンをもらって準備。開会式のあと9時半頃にスタート。湖南市の市長さんが来てたのにはちょっと驚いた。スタートはちょっと時間より早かったけど、その辺りのぬるさはご愛嬌か? 何か全体的にぬるくて、途中の道案内も適当なところがあって、2度ほど迷ったが、まあ、大きなロスにならずにすんだし、がつがつしてるよりのんびりしてていいのかも。

だいたい、1km当たり12分弱のペースで子供のペースにあわせて少しゆっくりと歩く。序盤の石部宿のあたりはあまり旧街道らしさを感じなかった。スタートしたときはまだ少し肌寒さを感じるくらいだったが、好天で長袖にロングタイツではすぐに暑くなって来た。適度に給水ポイントがあったので、500mlのソフトフラスク1本で途中で補給することなくゴールまで行けた。

しばらく田園地帯を歩いて、11km地点の水口のコンビニが最初のチェックポイント。しばらく進むと水口の宿場に入る。水口宿のはずれの15km地点が第二チェックポイントだが、水口宿はイベントをやっていて、出店がたくさん出ている。参加賞でイベントで使える金券をもらっていたし、そろそろお腹も空いたのでお昼いたので途中の出店でスヤキを買って食べた。スヤキはこのあたりの名物で味のついてない焼きそばといった感じの食べ物。自分でソースと胡椒で味をつけて食べるようになっている。味の方は素朴な田舎の味といったところ。もともとあまり味の濃いのは好きではないし、運動中なので、薄味にして食べた。自分で味を調整できるのはよいところだ。


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スヤキの後は子供がかき氷を食べたいと言ったので、もうしばらく行ったところで食べた。丁度江州音頭をなま唄でやっていた。さすがは本場だ。高槻でも盆踊りのときに江州音頭もやるけど録音したのを流すだけなので、やっぱり本場とは違う。

ゆっくりお昼を食べたいところだが、13時を過ぎたので先を急ぐことにする。第三チェックポイントが23.3km地点で関門時間が15時半なので、あまりゆっくりもできない。

水口宿のはずれが15km地点の第二チェックポイント。ここまででやっと半分。ここではぶっかけうどんをもらった。ぶっかけうどんもこのあたりの名物なのだろうか?

宿場を抜けるところに大きな時計があった。

 

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水口宿は結構風情がある。

しばらく行くと松並木と地図に書かれたところに差し掛かった。松はあったが並木と言う程でもなかった。昔はずーっと松の木が立ち並んでいたのだろう。今は面影しかない。ちょっと前に問題になっていた松くい虫の影響もあるのかもしれない。

 

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ここからしばらくはまた、ただの田舎道になる。大きな道を歩道橋で渡ったところで道に迷った。歩道橋を渡ったところに表示がなく、大きな道沿いに行ったが、どうやらここで細い道に入るのが正解だったらしい。グーグルマップで確認するとそのうち本来の道に合流するのでそのまま進むことにする。それにしても、細い道に入るところには、わかりやすい表示が欲しい。

しばらく進むと本来の道に合流。更に進むと国道1号線に一瞬合流してすぐにまた旧街道らしい道に戻る。このあたりは昔、大野村と言ったらしい。53次には入ってないが、旅籠の跡がしばらく並んでいる。鈴鹿を越えて土山で泊まれなかった人はこのあたりで泊まったのだろうか?

大野村を進んで、第三チェックポイントの大野小学生を目指す。途中でお酒を振る舞うところがあった。このあたりは昔から酒作りが盛んだったのだろうか? 水口にもあったし、都合三ヶ所目だ。お酒は辞めてしまったので、お水をもらって進む。15時過ぎに大野小学生に到着。ここの関門を通過すれば、後6.7kmを2時間以内に歩けばよいのでかなり楽になった。大野小学生で茄子とおにぎりをもらった。

大野村を抜けるとまたしばらく田園風景が続く。そして、土山の宿場に入った。ここまで来ればゴールはもうすぐだ。旧土山宿も昔の町並が残る風景のある町並だ。本陣の跡もしっかり残っている。


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土山宿にも給水ポイントが二ヶ所あってゴールまであと少しと励ましてくれる。

こういった地元の方の暖かいおもてなしを受けると来て良かったと思う。そして、ようやく16時半頃、ゴールのあいの土山道の駅に着いた。ゴールでは忍者鍋なるものが振る舞われた。味噌仕立てのとん汁見たいな感じだった。夕暮れ時で気温も下がって来たので暖かい食べ物がありがたい。道の駅で忍者バームクーヘンを買って帰った。しっとりして美味しかった。


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約7時間の歩行で30kmを歩いた。フルマラソンの経験はあるが、一度に歩いた距離としてはおそらく最長の距離を歩いた。なによりも一緒に参加した子供が良く頑張ったと思う。翌日はあちこち筋肉痛とか言っていたけど。これで50kmの山行のいい練習になったと思うし、最後までやり遂げるということの大切さを少しは学んでくれたかなと思う。自分の方はもっとくたばるかと思っていたが、意外なくらい何ともなく、後で筋肉痛になるかと思ったが3日たった今も何ともない。足の親指の爪が少し青あざのようになって少し痛むくら。前々から思っていたが、同じ距離を進む場合に走って短い時間で済ますのと、歩いて長く時間がかかるのと、どっちが楽なのかなと。今回の結果を見る限り、歩いた方が楽なようだ。

とににもかくにも、30kmという、自分にとって消して短くない距離をこなせたので、トレランの方ももう少し距離を伸ばせそうだ。12月の妙見山パワートレイルあたりにチャレンジしてみようと思う。

 

追記

土山の道の駅で栗を売っていたので買って帰った。家でレシピを検索して栗きんとんを作った。栗を割って中身を出すのが大変だったがそれ以外は割りと簡単だった。お店で買うと高いけど、ほぼお店の味に近いのが出来て満足。


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大峯山

大峯山と聞くと何か神秘的な響きを感じる。自分は奈良出身なので勿論子供の頃から知ってはいる。女人禁制の山だとか、修験者の山だとか。しかし、まだ行ったことは無い。そういった重々しい感じや、中学生のとき同級生から聞いた、崖の上から縄で吊るされて落とされそうになるといった話などが自分の心をこの山から遠ざけていた様な気がする。

大峯山は奈良の吉野山の奥にある。子供の頃は吉野と言えば桜の名所で桜を見に行ったくらいの記憶しかない。

また、中学校は奈良盆地のはずれの高台にあり、晴れた日には吉野の山々が遠くに見えた。特に印象に残っているのは、嵐の様な雨の後、空気が洗われて、普段は見えない吉野山の奥の方まで綺麗に見えてとても感動したことを覚えている。だが、中学生の三年間であんなに綺麗に見えたのは一度だけだった。また見たいと思っていたがその思いはかなわなかった。

その後、吉野に対する思いが少し変わったのは、子供ができて、子供とキャンプに吉野の黒滝に行ったあたりからだと思う。また、自転車でグランフォンド吉野を走ったりもした。グランフォンド吉野は頭に山岳という文字がつけられる様にこれでもかというくらい登らされる厳しいコースが組まれている。何せ、Googleマップに載って無いような道を走らされるのだから。

吉野に対するイメージが変わっても大峯山には登ろうという思いは湧いてこなかった。やはり、子供の頃の近づき難いイメージのせいだろうか? しかし、今年になってトレランを始めて、トレランなどの、いろいろな人のブログを読むうちに、大峯山に奥駆道というトレイルがあるというのを知った。距離は100kmほど、しかし、果てしなくアップダウンを繰り返す鬼の様なコース。普通の縦走なら5泊6が標準。途中、食事のできる小屋は二ヶ所しかなく、後は食料も持参になるし、そうなると寝袋も必須装備だし、テントもあった方がいい、てなると普通の登山だし、第一そんなに長い休みは取れない。ならばやっぱりトレランで走るか? トレランの猛者は昼夜兼行で走り、丸1日くらいで走り切る人もいるらしい。

行って見たくなった。しかし、今の自分の走力では全部一気に走破するのはとても無理だ。ならば、何回かに分けて行くしかない。

とりあえず地図を買ってみた。情報はネットでも取れるが、細かいところはやはり印刷した地図が優る。

 

山上ヶ岳 (山と高原地図)
 

 

改めて見ると本当に山深い。分割するのも大変だ。一回に何㎞走るか?

自分の走力と相談しないといけない。まずは北から攻めて、大峯山の中心、山上ヶ岳の手前まで小手調べして見て、その時のタイムとコースタイムを比較して、その後の計画を立てるのが良いかも知れない。

まずは、一回目のコースを考える。近鉄吉野の駅から吉野山までローブウェイがある。しかし、始発の時間を調べると桜の季節以外は9時代までなく、ロングトレイルのスタートには少し遅いのでローブウェイ案は却下。阿倍野橋から始発の特急に乗ると吉野着は8時20分。吉野駅を出発し、山上ヶ岳の手前の五番関から奥駆道をそれて洞川温泉に降りるとだいたい20km。これくらいなら何とかなりそうだ。洞川温泉発の下市口行きバスの最終は6時ちょっと前。休憩込みの行動可能時間は8時間半程。登山地図でコースタイムを調べると10時間以上ある。20kmで10時間とは、本当に厳しいんだな、まあ、でも何とかなるだろう。京北町のトレランのときは18kmを3時間10分くらいで走っているし、登りはもっときつそうだけど時間は倍以上かかっても大丈夫だし。

もう少し欲を出して、もっと奥まで行くことも考えたが、洞川温泉より南は帰りのアプローチが長くなるので、コースを組みにくい。それに、あまり始めから欲張らないでこれくらいにしておくのがいいだろう。

ということでだいたいのコースは決まった。あとはいつ決行するか? 10月はすでに予定が二つ入っているので11月の連休のどちらかにしようと思う。

トレッキングポールで練習

昨日、この間買った、トレッキングポールを使って少し歩く練習をしてみた。
alasixosaka.hatenablog.com
買ったときに感じたことと同じで、結構練習しないと使いこなせないなあという印象。
近所の今城塚古墳に行って、古墳の周りを二周してみたが、なかなかリズムよく歩くことができないし、どうもポール操作に意識がいってしまう。
足にかかる負担は減るのかもしれないが、余分なところに力が入っているらしく、腕の方が先に疲れてくる。
無意識に、リラックスして使えるようになるまで、しばらくは、時間を見て練習をしないといけないなと思った。

ところで、どうも体の調子が思わしくない。なんとなくだるいというか、しんどい感じがする。喘息の症状とはまた違った感じで、辛さがある。
今日は、天気予報も雨から曇りに変わったことだし、朝起きたら日が差していたので、本当はチャリトレに出るつもりだったのだが、静養に充てることにする。

Android Studio でプロジェクトをコピーする&GPSの不具合を修正(アンドロイド地図アプリの開発 その12) 

前回の記事で、実機で検証するとエミュレータでは発生しないエラーが発生し、原因はGPS周りの設定にありそうだと書きました。
alasixosaka.hatenablog.com
本当のところはよくわかっていないのですが、とりあえずエラーが出ないように対処しました。やったこと自体は大したことではなく、端末のGPSがOffになっているときに、GPSをOnにするように促すために、GPSの設定画面を表示するようにしただけです。あまり真面目に検証していないので、本当のこれがエラーの原因だったか定かでないですが、端末のGPSをOffの状態とOnの状態それぞれでエラーが出ないことを確認しました。
やったことは、OvarlayMapViewer.javaのcheckPermissionの処理の部分にIntentを発行して、GPS設定画面を表示させるようにしただけです。具体的には下記のリストのelse{ }の部分です。

    private void checkPermission() {
        if (locationManager != null && locationManager.isProviderEnabled(LocationManager.GPS_PROVIDER)) {
            Log.d("debug", "location manager Enabled");
        } else {
            // GPSを設定するように促す
            Intent settingsIntent =
                    new Intent(Settings.ACTION_LOCATION_SOURCE_SETTINGS);
            startActivity(settingsIntent);
            Log.d("debug", "not gpsEnable, startActivity");
        }


        if(ActivityCompat.checkSelfPermission(this, Manifest.permission.ACCESS_FINE_LOCATION) != PackageManager.PERMISSION_GRANTED){
            ActivityCompat.requestPermissions(this, new String[]{Manifest.permission.ACCESS_FINE_LOCATION},1001);
        }

    }

実機でGPSをOnにして、アプリのGPS設定もOnにすると、GPSが機能して、日本地図上に現在地が表示されました。
更に、以前やった方法と同じく、地磁気センサーと加速度センサーを使って方位と地図の方向を合わせるようにした。
alasixosaka.hatenablog.com

近所の公園でテストしたところ、うまく機能することを確認しました。

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近所の今城塚古墳で動かしてみた。現在地は青丸の位置

と、ここまででは短すぎて面白くないので、今回はAndroid Studioでプロジェクトをコピーする方法を備忘録を兼ねて書いておきます。
何故この機能がないのか不思議なのですが、Android Studio自身にはプロジェクトの複製を作る方法がありません。ですので、自分で何らかの方法でコピーを作る必要があるのですが、ちょっと複雑な操作を必要とします。
色々試してうまくいった方法を書いておきます。
Android StudioのVersionは3.4です。
今回は、GPSの不具合を修正したプロジェクトmpf_rotation2から新たにmpf_rotation3というプロジェクトを作ります。

まず、エクスプローラーでコピーしたいプロジェクトをフォルダごとコピーします。コピーしたら適当な名前にリネームします(今回の場合だとmpf_rotation3)。
Android Studioを起動し、コピーしたプロジェクト(mpf_rotation3)を開きます。
そして、Build -> Clean Project を実行
AndroidManifest.xmlを修正。
Package=”xxxx”のアプリケーション名を先ほどリネームした名前(mpf_rotation3)に変更。
次にBuild Gradleを修正。defaultConfigのApplicationIDをリネームした名前(mpf_rotation3)に変更。Sync Nowを実行。

左ペインのapp >> java >> com.example.XXXX(今回の場合はcom.example.mpf_rotation2)を右クリックし、Refactor->Renameを選択。
複数のディレクトリがあると警告が出る場合は、Rename Packageを選択。
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リネームする名前(mpf_rotation3)を入力してRefactorを選択する。
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下の方に何か表示が出るので、Do Refactorを選択する。
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最後に、Build ー> Rebuild Projectを実行する。

自分の場合はこれでうまくいきました。

参考にしたサイト
[Android] GPSで位置情報を取得するアプリを作る
Android Studioプロジェクトのコピーを作る話 | kunimiyasoft
android studio プロジェクト名の変更

トレッキングポールを購入しました。

お題の通りです。
モンベルの超軽量トレッキングポールULフォールディングポール113を購入しました。
webshop.montbell.jp

一応、モンベルショップで下見をして、軽くて持ちやすくて良いと思ってはいたのですが、使う機会があるのかどうかというとこで悩んでいました。
レースで使うならもっと長い距離を走れるようになってからでないと出番はないし、普段の練習や山登りで使うのかどうかもわからない中で、やっぱり最後は消費税の増税が決めてで、ポチってしまいました。
荷物にならない、軽い、そしてあまり高くないということで選んだ結果、モンベル製を購入することにしました。
オンラインショップで注文して、本日到着。


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使ってみないとわからないですが、一本あたり143gという最軽量の部類に入るので、耐久性はあまりないかと思われます。
ちょっと、家の中で試してみました。しかし、うまく使えない。なんか、右足と右手が同時に前に出てしまう。意識して、左右逆になるように歩き始めても、いつの間にか右手と右足が揃ってしまう。
ん~ん、改めて自分の不器用際に気づかされました。
使ってみて、調子よさそうなら、10/6の東海道浪漫歩行に持っていこうかと思ったのですが、ちょっと練習しないと使いこなせそうにないので、無理っぽいですね。

問題が発生したためアプリを終了します。(アンドロイド地図アプリの開発 その11)

前回、ダイアログを出してファイルを選択することをやってみましたが、最終的に実機のSDカードのファイル選択がうまくいきませんでした。
alasixosaka.hatenablog.com
仕方がないので、ファイルマネージャーを使った方法に戻そうと、実機でプログラムを動かしていると、「問題が発生したためXXXXを終了します」というメッセージが表示されてアプリが落ちてしまう現象に遭遇してしまった。このプログラム、エミュレータでは全然何ともないのに、実機(XperiaZ4)で動かそうとすると何故だか止まってしまう。デバッガーを使って調べてみても今一原因がよくわからない(へぼいのでデバッガーのコメントに書いてあることが理解できないというのもある)。
そこで、プログラムを古いものに変えていって様子を見ると、タイル抜けを対策し、回転ができるようにしたシンプルなプログラムまで遡ると問題なく動くことが分かった。そのあとやったことは、GPSを使って現在地を取得することだったので、その辺が怪しそう。ただ、実機でGPSを使う場合は、マップを日本の地図にしてあげないと、単なる空白を表示することになるので、まずは、シンプルな回転表示のマップに日本地図を表示できるように、ファイルマネージャーを使ったファイル選択機能を実装することにした。
やり方はintentを発行して、ファイルマネージャーを起動する方法。
まず、メインアクティビティのレイアウトファイル(activity_main.xml)にボタンを一つ追加する。

    <Button
        android:id="@+id/btMapFileSelect"
        android:layout_width="214dp"
        android:layout_height="wrap_content"
        android:layout_alignParentStart="true"
        android:layout_alignParentLeft="true"
        android:layout_alignParentTop="true"
        android:layout_marginStart="105dp"
        android:layout_marginLeft="105dp"
        android:layout_marginTop="101dp"
        android:text="Map File Select" />

そして、メインアクティビティ本体のリスナーの部分に”Map File Select"ボタンをクリックしたときの処理を追記する。

    private class BtListener implements View.OnClickListener {
        @Override
        public void onClick(View view){
            int id = view.getId();
            switch (id) {
                case R.id.btRotationalView:
                    Intent RMV = new Intent(getApplicationContext(),RotateMapViewer.class);
                    startActivity(RMV);
                    break;
                //Map File Selectボタンをクリックしたときの処理
                case R.id.btMapFileSelect:
                    SharedPreferences preferences = getSharedPreferences("DATA", Context.MODE_PRIVATE);
                    MAP_FILE = preferences.getString(fillter, "berlin.map");
                    Path = preferences.getString("path", sdPath);
                    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_GET_CONTENT);
                    intent.setType("file/*");
                    startActivityForResult(intent, CHOSE_FILE_CODE);
                    break;
            }
        }
    }

ファイルマネージャーで選択したファイルの結果はonActivityResult()で受ける。中身は第三引数のdataに格納される。
ファイルマネージャーから持ってきたファイルパスは余分な部分が前についているので、”storage"より前の部分は切り取る。
一応拡張子をチェックして、"map"でないときは警告するようにしている。

    @Override
    protected void onActivityResult(int requestCode, int resultCode, Intent data){
        try {
            if (requestCode == CHOSE_FILE_CODE && resultCode == RESULT_OK){
                String filePath = data.getDataString();
                filePath = filePath.substring(filePath.indexOf("storage"));
                String decodefilePath = URLDecoder.decode(filePath, "utf-8");

                File file = new File(decodefilePath);
                String mapfile = (String) file.getName();
                String fpath = decodefilePath.substring(0,decodefilePath.indexOf(mapfile));

                String ext = mapfile.substring(mapfile.indexOf(".")+1);
                //拡張子をチェックし、"map"の場合は、SharedPreferenceにファイル名とパスを格納する。
                if (ext.equals("map")){
                    SharedPreferences preferences = getSharedPreferences("DATA", Context.MODE_PRIVATE);
                    SharedPreferences.Editor editor = preferences.edit();
                    editor.putString("map", mapfile);
                    editor.putString("path", fpath);
                    editor.apply();
                } else {   //"map"でない場合は、警告文をトーストする。
                    Toast.makeText(this, "not map file", Toast.LENGTH_SHORT).show();
                }
                //選択したファイル名をトースト表示する。
                Toast.makeText(MainActivity.this, mapfile, Toast.LENGTH_SHORT).show();
            }
        } catch (UnsupportedEncodingException e){
            e.printStackTrace();
        }
    }

選択したファイルを反映させるために、前回同様、SmplesBaseActivity.javaのマップファイル選択のところを書き換える。

   @Override
    protected String getMapFileName() {
        SharedPreferences preferences = getSharedPreferences("DATA", Context.MODE_PRIVATE);

        String mapfile = (MainActivity.launchUrl == null) ? null : MainActivity.launchUrl.getQueryParameter("mapfile");
        if (mapfile != null) {
            return mapfile;
        }
        //ベルリンマップの代わりにSharedPreferenceのマップファイル名を返す。
        return preferences.getString("map", "berlin.map");
        //return "berlin.map";
    }

ところが、これでSDカードのマップファイルを選択して、地図を表示させようとするとまたしても、「問題が発生したためXXXXを終了します」と表示されて止まってしまう。
よく考えれば、ファイル名を正しく返すようにしただけで、ファイルパスはそのままなので、本体の外部フォルダを見に行ってファイルがないというエラーになっている。
そこで、ファイルパスを返している部分を探すと、おなじSamplesBaseActivity.javaにgetMapfileDirectory()というのがあるのでそこを書き換える。

    @Override
    protected File getMapFileDirectory() {
        SharedPreferences preferences = getSharedPreferences("DATA", Context.MODE_PRIVATE);
        String mapdir = (MainActivity.launchUrl == null) ? null : MainActivity.launchUrl.getQueryParameter("mapdir");
        if (mapdir != null) {
            File file = new File(mapdir);
            if (file.exists() && file.isDirectory()) {
                return file;
            }
            throw new RuntimeException(file + " does not exist or is not a directory (configured in launch URI " + MainActivity.launchUrl + " )");
        }
        //SharedPreferenceのファイルパスを返す。
        return new File(preferences.getString("path", Environment.getExternalStorageDirectory().getPath()));
        //return super.getMapFileDirectory();
    }

これでエラーはなくなったが、地図のセンターがベルリンのままなので、地図が表示されない。
そこで、伊勢在住のプログラマーさんのプログラムを参考にOverlayMapViewer.javaのcreateMapvier()を書き換える。

    @Override
    protected void createMapViews() {
    ~省略~
    //initializePosition(mapView.getModel().mapViewPosition);
       mapView.setCenter(new LatLong(34.491297, 136.709685)); // 伊勢市駅

これで、日本地図が一応見れる形になった。
また、実機で検証しながら地道に機能を追加していくことにする。

参考にしたサイト
intentからファイラーアプリ起動でファイル選択: がらくた研究室
mapsforge でポップアップするマーカーを試す - プログラマーのメモ書き
SharedPreferencesをサクッと使う - Qiita

秋に向かって

台風17号は関西地方にはあまり影響なかったようで、今日も時々雨が降り少し風がありますが、どんより曇り空というところです。
昨日は、坂道ランでトレーニング。この時期、一人で山に入るのはスズメバチが恐ろしいので、やめておいて、基本ロードでのトレーニング。とはいえ、平地よりも坂があるほうがいいと思い、京大の地震研究所の近くまで行って、摂津峡を回って帰ってくる約12㎞の距離。しかし、行くたびに思うけど、かなり高いところまで家があって、走りに行くのにはトレーニングに良いところなんですが、住むのは大変だろうなと。特にお年を召された方だったらほんとにきつそう。
体の方は、あまり調子は良くなく、最後の1㎞くらいはちょっとくたびれた感じで本当はもうちょっと余裕で走りたかったところ。また、右の膝と左右の腸腰筋に若干の痛みが出た。膝は例によって、内側の靭帯部分。幸いにもフェルビナクのローションを塗って一晩寝たら、かなり痛みが引いたので大事には至らなそう。

ところで、先日、オリエンテーリング用品のことを少し書きましたが、
alasixosaka.hatenablog.com
オリエンテーリング用ウェアでは老舗といえる、Trimtexというノルウェーのメーカーが日本で商品展開しているようです。
ランニングやトレランに使えるような商品は、ちょっと特殊ですが、川口のランニングショップには置いてあるようです。
ギアレビュー:あきらめて書き直すTRIMTEX Trainer TXロングパンツレビュー記事 - うさぎのアジト
大阪で実店舗でおいてあるところがあるかどうかはちょっとわかりませんが。
オリエンテーリング用のTrimtexは防風性が全くといっていいほどないので、冬のトレランには使えないですが、ランニング用のは防風性もいいみたいなので、結構使えるような気がします。
一回実物を見てみたい気がします。